ふばばさんのレビュー一覧

デュオ・ラブ 上 コミック

町屋はとこ 

大ボリュームで読み応えありの音楽BL、上巻

新作かと思いきや、元は2014〜15年頃に雑誌に掲載された作品に描き下ろしを加えて、上下巻の大ボリュームで電子で発表された作品です。

内容は。
2人の音大生が主人公。
受けは金銭的な目的で、アイドル的オーディションに応募する真面目系の眞木要。
攻めは、昔要がコンクールで賞を獲った時から要の隠れファンだったキラキラと明るい狩野明慶(あきちか)。
オーディションに合格し、要と明慶が「ピア…

6

ロマンティックマリッジ コミック

由元千子 

甘いLOVEは実は骨太

オールハッピーな同性婚もの。

同性婚が可能になっている未来が舞台。
「街コン」でも同性愛/異性愛が普通に混じって行われている。
そんな街コンに参加したゲイの菱川初季(うぶき)は一人の男性に一目惚れし、いきなりプロポーズする…
…という冒頭。

告白された側の泰生(やすお)は、自認はノンケだったけど初季の勢いに押されて交際することになる。
しかしこの物語はノンケの葛藤とか想いが成就…

7

奪う男 コミック

西田ヒガシ 

これがデビュー作

西田ヒガシ先生のデビューコミックス。
8作品収録の短編集。
そして、デビューからすでに他の誰の作品とも全く違う個性がある。

「奪う男」
何もかも自分より優れている後輩が、また自分と同じ部署にやってきた。
そして以前のように、何もかもを追い抜かれ、何もかもを奪われ。
だがその男は泣きながら言うのだ。コートを返せ、と。
この辺りから物語の色が一変し、男たちの言えなかった恋情がほとばし…

1

夏の果 ~私が殺した男~ 小説

英田サキ  高嶋上総 

夏。満たされない自分に降ってきた美しく逞しい男との夢

電子での短編小説。
書き手はアノ「英田サキ」先生!
短いページ数でのこの緩急のつけ方が、さすが。
体裁は、1人の男のモノローグ…

主人公は大学の若き教授・津々木。
今は、女性の学生から告発されたセクハラ事案で休職中。
だが、津々木はゲイで。女性とのトラブルなど起こるはずもない。
自分の指導教授に全てを捧げていた津々木。
だがセクハラ騒動でも先生は何も助けてはくれなかった…「恋人…

3

ドラマティックスパダリドリーム コミック

野萩あき 

遊び人卒業の攻めxど天然素直受け

野萩あき先生の新作は、ちょっとコミカルな溺愛系。
1冊まるごとの長編です。

主人公は、レストラン勤務の遠野。
ルックスもガタイもなかなかのイケメン。だからよく声もかけられてモテるのだが、Hとなると何故か失敗続きで実は一度も最後まで行った事が無い。
そこでソノ道の有名人、泣く子も黙る最強タチ、誰もが虜のスーパー攻め様、憧れの「月城賢(まさる)」に弟子入りするんだー!そして月城のような攻め…

13

メロンの味 下 コミック

絵津鼓 

長くなってるのは、言いたいのに言いづらいから。

下巻。

相変わらず木内は思わせぶりというか考え無しというか、ゲイを翻弄する距離感で振る舞う。
ただし、ナカジョーは木内をある意味見切っていて、そう易々と絆されはしない。
木内の言わなかった真実を知ったから、なんだけど。
なのに木内は連絡もなしに外泊する。
動揺するナカジョー。
知らず、関係性は変わってしまっている。
だって木内はナカジョーの心を弄んでるじゃないか。ゲイだと知って戯…

5

吉池マスコ短編集(2)あばずれとろくでなし コミック

吉池マスコ 

読めば読むほど沁みるエロと情

出ました!「吉池マスコ短編集」の第2弾‼︎
こちらの内容は、格闘系オネエと一見優男のヤクザのあれこれ、とお懐かしや!神さまとブラザーズ降臨ですよ!


「あばずれとろくでなし」
長髪をリーゼントっぽく結わえた、一見ロケンローラー、口調はもろオネエのしまちゃん。
友人ひろしのスナック?の開店祝いに向かうが、店内に嫌がらせのヤクザがいて。
彼らをボッコボコにするしまちゃん。
そう、しま…

3

旭光に抱かれて眠れ 小説

水原とほる  兼守美行 

愛は「居場所」。護国の鬼としての場所で…

自衛隊内の特殊部隊のお話。
だから、ある意味ハードボイルドで硬派で、甘さよりももっと生に直結した欲求のような行為。

主人公は元特殊部隊員で、ある事故により負傷し後方支援に退いた秋元。
特殊部隊においての後方支援とはすなわち、より地下に潜る事。
「秋元」というのは偽名。
もはや元の名、生まれた時の自分は葬られている、ということ。
秋元が担当しているのは、特殊班のメンバーのスカウトと、…

2

渇欲スキャンダル コミック

倉橋蝶子 

ストロングラブストーリー

イヤ、想像以上期待以上に良かった…!大変失礼ですが。
オメガバースってもうお腹いっぱいで、オメガバース?なら読まんでもいいや。みたいな?
しかし、ちるちるの試し読みで絵柄の綺麗さに惹かれ。
読んでみたらすごく良かったですよ〜。

設定的には、オメガは虐げられている、オメガには人生の選択肢は無い…などなど、基本的に「オメガは可哀想」的な世界観。
主人公の沙里は、本当はオメガなのにベータと…

3

コヨーテ IV コミック

座裏屋蘭丸 

決戦前夜、なのか

作家インタビューでのご自身でのお言葉通り「嵐の前の静けさ」の巻だったと思います。
私は3巻読了後、ついに殺戮が始まってしまう…っ、という感想を抱きましたが、まあ確かにガーランドからヴァラヴォルフへの襲撃は実際始まったわけで。
しかも、それは見境なく一般人も巻き込み多数の人間が襲われ、逆にそれ故に一般の傷害事件に紛れてる。
それはガーランドトップである老人の暴走した復讐心。
彼は「狩れ、人狼…

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