ふばばさんのレビュー一覧

キューピッドに落雷 追撃 コミック

鈴丸みんた 

落雷に感電したゾ

「キューピッドに落雷」の続編は丸々1冊の長編!
そして破壊力もマシマシでした。
何と言っても蒼生先輩の「キュンの風圧」が…!
もうほんとに、かっこよくて、かわいくて、そんでえっち?はまあまあだけど、なんか清潔感があるんだなぁ。
慎吾のワンコ感も相変わらず。慎吾はあんまり成長感なかったかな?いまだ好き好きで年相応っていう感じで、これはこれで可愛い。
本作では、3年生のモテ先輩・猛生という新…

2

ファイナルカット 小説

水壬楓子  水名瀬雅良 

ヒゲBL小説で勧められて。

小説トピにて「ヒゲ男(だん)が出るBL小説あるかな…」とつぶやいたところ、姐さんが挙げて下さった作品の一つです。
イラストが私の大好きな水名瀬雅良先生!表紙からすでにふてぶてしいヒゲオヤジ!
読んでみたら内容も非常に面白かった!
私は知らなかったんだけど、こちらいわゆる「俳優シリーズ」の一編なんですね。これからシリーズ作追っていく事決定です。

内容は、名家出身・東大卒キャリアで警察庁に…

3

不埒なファシネイション 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

インセンティブの裏話

「不埒なインセンティブ」の状況を、真幸側から、日比谷側から、未直側から描く短編連作集となっています。

「不埒なファシネイション」
「インセンティブ」で、日比谷にしつこくしつこく相談/愚痴を持ちかけて、日比谷x和典の仲を壊しかけた、真幸の抱えていた家族問題について。
結局は10年来ずっとくすぶっていた実家からの勘当がこじれている件です。
義姉が両親との仲を一生懸命に取り持ってくれるから、…

1

喰うか、喰われるか(2) コミック

水名瀬雅良 

抱かれる事も愛するかたち

2018年発表の「喰うか、喰われるか」の続編。
正直続編が出るとは思ってなかったので、水名瀬先生ファンの私にとって大変嬉しいサプライズプレゼントとなりました!
完全続編なので是非前作から読んで下さいね。

ざっと設定からいうと、元カリスマモデルと彼に憧れてモデルになった青年の恋。
クールなカリスマ・トウワは大人の魅力。
対して少々ワンコ的な新進モデル・蒼矢。
当然トウワx蒼矢なのです…

1

ハッピークソライフ 1 コミック

はらだ 

笑撃の怪作

突き抜けた面白さ。
タブーに挑戦って感じ?
本作の2人は全然Lしてなくて、ひたすらア○ルまたは前立腺の快感のみを追い求めて「リアちん」を求め、尻で咥えるわけで。
その身も蓋もないストーリー展開はさすがにぶっ飛んでる。
左遷はともかく、左遷の理由を言いふらされる屈辱感。
田舎の、なんでも筒抜けの恐怖。
知らずに家族全員とヤっていたという人間関係の狭さ。
あーおそろしい。
でもそこには…

2

彼と彼の後遺症 コミック

ZACK 

それぞれの哲学

電子限定作品。
私は新装版で5巻になった体裁のもので読みました。かなりのボリュームです。

内容は、あるマンション(シェア系?)の1階にあるカフェに集う住民たちのあれこれ。
メイン主人公はマンションオーナーで大家の凌平。若いけど相続の財産で不労生活。
カフェ常連の翻訳家の聖人(まさと)。彼は住人ではありません。
カフェ店員の玲央と和葵(かずき)。2人はルームシェアしている。和葵はゲイ。…

2

ポルノBL コミック

全体に明るめの仕上がり

AV・ゲイビ業界特化のアンソロジーです。
以下、収録順にざっと。(作者様敬称略)

ぺそ太郎「絶対イかせる男VS絶対イきたくない男」
タチ専のAV男優・蘭が、半ば騙される形で新進タチ男優・椿の相手役として初ウケ撮影に!
蘭は頑なに感じまいとこらえるんだけど、乳首責め、ローター、前立腺責めでもう決壊寸前、いや最後はドライも潮吹きもしちゃうんだけど、カラダはともかく本気で嫌がっていたので私的…

2

グッバイ・フライデー コミック

岡本K宗澄 

絵柄素晴らしい、お話もうひと頑張り

ちるちるのインタビュー記事で絵柄の美麗さに驚き速攻購入。
読んでみると、絵は想像以上に美麗、綺麗、とにかくキャラ達が麗しく描かれて、かっこいい〜素敵〜と思いながら読み進めました。
エロシーンも、こんな美形の2人があんなことこんなこと…ヒヒヒ。と目へのご馳走でしたが。
「目の保養」を越えてこない。内容が薄いと思います。
主人公2人の造形の掘り下げというか、そういうのが見えてこない。特に攻めの…

4

ラブレター 神様も知らない(3) 小説

高遠琉加  高階佑 

約束は佐季とだけ。さよならは聞かない

「神様も知らない」完結巻。
つまり、佐季と司2人の秘密が暴かれ、追い詰められる巻。

前作で現れた中根は司にまとわりつき、店のガラスや植木鉢などを壊す。
それを見て心配した慧介が中根を調べ、中根の母親が佐季の父親に殺された(事になっている)ことを知る。
遂に慧介が司と佐季の接点を見つけてしまう。
だが慧介はそれを流に話すことができない…
一方、佐季も中根が司にしている嫌がらせを知り、…

1

楽園の蛇 神様も知らない(2) 小説

高遠琉加  高階佑 

過去はどこまでも追いかけてくる

「神様も知らない」の2巻目。
大きく言えば過去編、となっています。
佐季と司の出会い。
一番最初の犯罪。
そして、その捜査を担当した若き日の流(ながれ)。

丘の上のお屋敷の王子様。薔薇色の頬の幸せな子どもとしての司は。
優しいママが死に、今祖父も病に倒れ、おかしなおばさんが家に入り込んでいる。そして勝手にママの指輪を嵌めている。
仕事をしない父と、父が連れてくる女たち、お金がなく…

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