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ふばば
ネタバレ
「リバBL」。 こう聞いたら……リバ好きとしては読むしかないでしょ! でも…私は「こういうリバが読みたい!」っていうのがはっきりしてるんで、なかなか理想の展開が無い。でもリバものってホント少ないんで、理想とは違ってても『リバを描いてくれてありがとうありがとう…』と涙しつつ読んでいます。 さて、本作は8作収録です。(作者様敬称略です、あしからず) 「幼なじみ」天河藍 1作目から結構…
宮本佳野
ふわふわの甘い恋、熱いエロ描写、萌え萌え〜、それらを求めている方は回れ右。 静けさと切なさの宮本佳野ワールドに浸れる2編収録。 「彼の眠る場所」 読みようによってはかなり暗い物語。 主人公は、ゲイでフラフラと浮ついたような甲斐。 そんな表の顔の裏で、甲斐は不眠に苦しみ精神が不安定になっていく。 その根底には13才の時、両親と弟が一度に死んでしまった自宅の火災事故とそこにまつわる辛い…
タクミユウ
「恋っていうのは」の祐仁と、彼の最初の男・手塚の過去。 傲慢で俺様なフォトグラファー・手塚が、雨の日に男の子を拾った… …と始まるこの物語。 あれこれ女を連れ込んでもあくまで仕事(写真)優先だった手塚が、祐仁と出会って、何もかも支配的に振舞いつつ、祐仁の透明な従順性に絡めとられる様が描かれる。 いつでも手塚に従い、手塚しか見ていない祐仁を理不尽に「淫売」と罵り、誰かの目に止まる事さえも…
「恋っていうのは」の写真家・祐仁が通っているバーのオーナー・カンが主人公のスピンオフ。 元々手に入らない相手にばかり恋をして、破れたら行きずりの発散だけをしている完。 バーのシェフ・曜平が本気で完を求めているのに、完は彼の手を取ろうとしない。 ……2人のもどかしい恋の行方はなかなか興味深いけれど、完治の意地っ張り具合があまりにも、あまりにも、なので、読みながら「いいかげん素直になりなよ……
タクミユウさんのこの作品、やっぱりイイね……余韻がある。 その上私は「刺青」ものが大大大好きなので、それも2割マシでイイ! 本作は、一言でいうと「彫師xヤクザの跡取りの幼馴染・再会愛」。 高校の時、嵐の日にお互い何かに突き動かされるように身体を重ねた2人。 その後は気まずくなり交友は途絶えたけれど、薫がヤクザの跡目を継ぐのでスミを入れるために彫師を継いでいる百景を訪れる。 そこから、…
私、タクミユウさん大好きなんです。 どこか曖昧な、どこかウェットな、どこか残り香のような作風が好き。 本作は、「煙草」がキーとなる6作が収録された短編集。 「我慢できない」 探偵事務所の火野。バツイチ。 事務所の社長・鬼嶋とは腐れ縁。 2人はかつて関係があって、だが男同士の関係を恥じていた火野は見合いで結婚し、その後も仕事では距離を保ってきた。だが… やめられない煙草の悪癖の…
野萩あき
白玉もちクリーム様のレビュー1行目、「リバ」の文字を目にして速攻購入しましたよ。 リバリバ…リバに飢えている私。 私の中で、こんなリバ読みたい〜!という理想があって、なかなかそれに出会えないのです。 この作品はどうかな〜? 結論から言うと… 私の理想形ではなかった。でもこの2人の関係性はとても良かった! さて本作のリバ・パターンは。 タチがノンケをずっと想っていて、いざ想いが叶う時ノ…
樹生かなめ 槇えびし
答姐にておすすめされて読みました。 かなり!衝撃的……! 「黄昏に花」 冒頭、美中年の岩井課長が女性部下のフ○ラを受け、全く変化しない。そう、岩井はイ○ポ。 かつて出世街道を走っていたエリート銀行員の岩井は、過労で倒れた後リストラで子会社に出向、勃たなくなり離婚、出世欲も性欲も食欲も失って、見た目の涼やかさはそのままに、45才にして何もかも枯れてしまった… ならば岩井の悲哀物語かと思…
みつこ
2作品収録。 「夢のつづきをおしえて」 高校生x高校生。そして特進クラスvs格下クラスというカースト的設定も入ってきます。 特進クラスの錦壮介は生徒会長で、皆が慕う高校の頂点的存在。 一方格下クラスの深草千尋は、来たくもなかった金持ちの進学校で、心は投げやり、目立たないようやり過ごすだけの毎日。 そんな2人が偶然出会って、なぜか壮介は千尋にしつこくて、いつしか一緒にお昼を食べ、時には…
久我有加 山田ユギ
「何でやねん!」の高校時代の2人から、若手漫才コンビのホープ「バンデージ」の2人になった土屋と相川の物語。 「どないやねん!」 ルックスのいい2人。漫才師以外にもお互いドラマ出演などしてぐんぐん人気が上がってくる。 大阪と東京と行ったり来たり、色んな仕事の掛け持ち、ネタを練るのも稽古も睡眠時間もどれも中途半端で、意地悪な先輩芸人、わがままな若手女優、いつも優しすぎる土屋…そんなあれこれが…