ふばばさんのレビュー一覧

非合法純愛(2) コミック

不破慎理 

ヒロインなんてなりたくないっ幸せになりたい!by蒲生

2巻目。
……は波乱巻!
高校時代に付き合っていたけれど親に引き裂かれた相手・滝本が、『もう一度付き合わないか』と言ってきて!
雨宮をなんとか諦めようとする蒲生はグラグラと揺れ動く。
そんな時、蒲生が担当した離婚訴訟で逆恨みした男に腕を刺され、雨宮がお節介にも蒲生のマンションに泊まり込んでのお世話。勿論蒲生は辛くてしかたない。
優柔不断に過ごしている蒲生に、滝本は返事を迫ってくるし。

1

非合法純愛(1) コミック

不破慎理 

切なさいっぱい

3冊ものシリーズの1作目。
キーワードは、社会人、片想い、錯綜する人間関係。
と言ってもシリアス一辺倒ではなく、程よくユーモラスな抜け感もあります。
主人公は、弁護士の蒲生、ゲイ。
蒲生は、司法研修所で出会った雨宮(ノンケ)に一目惚れし、それから5年間、親友として側にいながらの切ない日々を送っています。
雨宮の方は検事になって一度は福岡勤務、そして最短で本庁に戻ってきたエリート。でも気さ…

1

闇の花 小説

夜光花  水名瀬雅良 

ラスボス戦。コワッ!

「堕ちる花」「姦淫の花」に続いての完結編です。

序章が父親の独白スタイルで、この物語の真の恐ろしさ、「薫」という女の存在がくっきりと浮かび上がります。
「姦淫の花」のラストで登場した尚吾の母親・薫が、遂に尚吾と誠に近付いてきます。
薫と対面した尚吾は何とか誠を守ろうとするのだけれど、詳しい事を何も教えずに1人で抱え込んでいるため、薫が誠のバイト先のオーナーに収まって素知らぬ顔で近付いてき…

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姦淫の花 小説

夜光花  水名瀬雅良 

エロが凄いんだけど、ちゃんとサスペンス

「堕ちる花」続編。

兄・尚吾が人を狂わせる沼の秘密・鬼喰い草の栽培地を焼き払い、一応村絡みの事件の真相は明かされあとは禁断ながら甘い2人の生活が始まるのか、と思いきや、本作では……!
鬼喰い草の花が送られてきたり。
父親が車の事故にあって重傷を負ったり。
誠が同じ村出身の男に拉致されて殺されそうになったり。
自殺したという尚吾の母親の真実ー淫乱な殺人鬼ーを知ったり。
そんなサスペン…

1

堕ちる花 小説

夜光花  水名瀬雅良 

悪夢+秘密+禁断愛

きました!夜光花節。
つまりはエロとホラーの融合的な。
まず表紙から妖しいケシの花。
近寄ってはいけないという伝承のある「鬼喰い沼」。
そして禁断の「兄x弟」の関係…!(私は近親は基本苦手なのですが、異母兄弟なので一応OKです)

人気俳優の兄・尚吾と東京で同居する誠。
誠は、故郷の四国の村で子供の頃「神隠し」に遭ってそれきり行方不明の友達・健太が沼に浮いている悪夢を時々見ていた…

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獅子戸さんのモフな秘密 小説

鳩村衣杏  水名瀬雅良 

二人だけの秘密

いわゆる「誠覧社シリーズ」の1編。
主人公は、誠覧社が業界初で出店した、自社本のみを扱い全社員が交代で書店員を務める「誠覧堂書店」の書店部員・向後一音(こうごかずね)。
ある日、書店を訪れたお客さんで笑顔が魅力的な男性に猫が何匹も付いて歩くのを目撃し……。
それから何度か書店に来てくれるその男性・獅子戸は近くのバーのバーテンダー。少しづつ親しくなる獅子戸と一音ですが、獅子戸と猫の関係が気にな…

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官能小説家のオモチャ コミック

宇田マキ 

Mゴコロ、開花。

3作品収録です。

「官能小説家のオモチャ」
偏屈で俺様な官能小説家・村木の担当になった新人編集者の那岐。
村木の顔も知らずに屋敷までやってきた那岐に当然不機嫌の村木。ヤル気なくしたと怒ってる。
泣きの那岐にコーヒー淹れろ洗濯掃除しろと命令、挙句にズラリと並んだコスプレ服を着ろ、と。
雄ッパイ丸出しのメイドコス、コルセット+Tバックバニーコスをさせていじりまくる……
イヤイヤする割に…

1

青色蜘蛛 小説

吉田珠姫  金ひかる 

尻嬲り

「眼帯キャラ」の紹介という事でトピで教えていただいた作品です。
内容は3部構成。

「青色蜘蛛」blue spider
昭和初期、モダニズム系雑誌の「新青年」ぽい世界観。江戸川乱歩、横溝正史、夢野久作などの雰囲気!そして1作目の「青色蜘蛛」のテーマは「衛生博覧会」です。
…と言われてもわからない人の方が多いと思うな。私でさえ伝聞でしか知りませんが、人体の模型、内臓、病変の患部というマジメ…

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妖しの剣 小説

剛しいら  槇えびし 

「紅」誕生譚

「古都の紅」の、血を好む妖刀「紅(くれない)」の誕生の物語。
あの呪われた刀がどうやって創り出されたのか、大変美しく凄惨な表紙に惹かれます。
ですが、内容は想像以上に硬質で、エロでもグロでもなく、数奇な運命を持って生まれた一人の美少年の一生の話となっています。
時は戦国時代の始まりの頃。
領主八薙(はちなぎ)に次男が誕生したが、名付けに呼ばれた陰陽博士に『色難と殺の気…魔に魅入られる』、親…

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古都の紫陽花 小説

剛しいら  石原理 

守り刀に興味がわきました

「古都の紅」の続編。
続編のこちらは、前作の耽美性は薄れ、より現実の人間の狂気が起こす犯罪、という色合いが濃いように思えます。
そしてそこに幽霊が見える京介の特殊能力が加わって、という感じです。
また、京介と博雪の関係もますます深まっています。エロシーンはしっとりと、信頼は深く、冗談を言って笑い合うような明るさも。
ただ、今回の連続殺人事件の真相、動機などは幽霊と絡めすぎて?ちょっと整合性…

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