ふばばさんのレビュー一覧

ベイビー カム ヒア コミック

吉池マスコ 

カルペ・ディエム

……はラテン語で「この日をつかめ」= 「今この瞬間を大切に」の意味。

本作は、自分が今日死ぬのなら。大切な人が今日死ぬのなら。何を伝えたい?と突きつける物語。
ちみっこの死神2人組が、死ぬ予定の人に「やり残したことはないですか?24時間あげますよ」と猶予をくれる。
とは言ってもそんな難しく考えず、エロ重視でも、ギャグ寄りでも楽しく読める快作ですよ!

「ベイビー カム ヒア」
ソー…

5

デリケートにキスして コミック

吉池マスコ 

ヤンキー達の純情と性欲

マスコ先生のデビューコミックス!

「デリケートにキスして」「もっとデリケートにキスして」
表紙の右、コワい顔の方が攻めの犬崎、左のかわいこちゃんが受けの孫崎太一(そんくん)。
孫くんはヤンキー高校普通科の転校生。普通科の天敵機械科のボス龍正(たつまさ)に目をつけられて…孫くんを巡って犬崎と龍正がケンカ!でも孫くんは優しい犬崎が大好きなのだ。
エロと純情の二重奏!

「僕の先生は」

5

カンゴク69 コミック

阿仁谷ユイジ 

恋は脳に快楽を刻む

「ナイチンゲールは夜に啼く」
お母さんの入院費のためにウリ専をやっている愛仁。お客の望むシチュを完璧に演じつつ自分も楽しんで仕事に励んでいた。しかし、母のいる病院で看護士の衛太郎に出会って全てが変わってしまう。
恋。花が咲き乱れて。
仕事のことを知られ、それでも誇りをもって続けていたけどお客の「愛し方」がわからなくなってウリを辞めて。毎日行ってた母のお見舞いも行けなくなって。
そんな時に衛…

3

パパがあいしてる コミック

吉池マスコ 

一線を越える時

絵柄が苦手かも…という方、あなたがエロ描写重視の方でしたら絶対!読むべし!
しかしながら、決してエロだけじゃない。人間の情と優しさも溢れているんです。

「兄バカ」「兄バトル」
禁断の兄x弟。弟はずっとお兄ちゃんが好きで…。初Hで想いを告げる弟くんと受け止める兄の、一線を越えるその時。切羽詰まったような激しい描写に息を飲みます。
「兄バトル」ではこの兄弟の過去のいきさつ、血が繋がってない…

7

青年14歳(文庫) 小説

山田ユギ 

BLというよりLB

LBとはなんぞや。「ラブリーボーイズ」の事ですよ!

表題作「青年14歳」は、小4(11歳)で知り合って、14歳、14.5歳、15歳、18歳と綴られるBLクロニクル。
こちらは正統ボーイズラブで、仲良し→キス→触りっこ→おクチで→15歳とうとう合体、との流れ。
一度別れるのですが、18歳で再会し…
そしてお互いの気持ちを再確認する流れがすごくいい。黒髪男前系の伊東が攻め、美形の町田が受け…

3

俺とセックスしてください コミック

恋煩シビト 

もっと読みたい寸止め感

シビト先生大好きです!
本作は、読み切り短編集です。色々なアンソロジーからの収録作となっています。

「俺とセックスしてください」「俺と愛し合ってください」
初出は「トラウマBL」。子供の頃の性的虐待から、見返りのない愛情を知らない成瀬。自分を好きだ、という初めての関係に戸惑う…
爛れまくった自分でも、ただのキスがこんなに怖い。この2人が普通の恋人になれますように。

「what a…

6

てくてく コミック

ツトム 

王道、2種

高校のハイキング部での2組の恋模様。しかもそれぞれ堂々の王道設定。

その1、高3の及谷先輩 x 高1の明央。
カッコよくて女子からもモテモテの人気者の及谷は、地味でちょっと根暗な明央が気になってちょっかいをかける。明央は気後れして逃げるけど、キスされたり優しく声をかけてくれる及谷の事で頭も心も一杯になって…
及谷は決して明央をからかっていたのではなく本当に好きだったのです、という実にハー…

6

濡れて藪蛇 コミック

タクミユウ 

不安定なセクシーさに惹かれる

タクミユウさんは大好きで、コンプリートしてます…
本作も雰囲気のある短編が詰まっています。「そしてダメになる」の関連作が2編入っていますので、ぜひそちらも合わせて!

「濡れて藪蛇」
ヤクザ西田組の情報で手配犯を逮捕した刑事の赤星。当然借りを返せと要求するヤクザの仙波だが、戯れに一晩の相手はと口にしたところ、それをのんだ赤星。
甘さは全くなく、黙っていいように犯られる赤星が痛々しい。同時…

8

グッドナイト コミック

鳥人ヒロミ 

なんとなくノスタルジック

おすすめを受けて読みました。読み応えのある短編集です。

「グッドナイト」
友達のタツローがゲイだった。タツローがカレと喧嘩して、恋人同士で行くはずだった旅行になぜか慰め役で行く事になったキクは……という展開。
友達がゲイという衝撃も冷めやらぬまま、あれよあれよと旅館にて並んだ布団を見つめて冷や汗のキクだけど、ノンケ男が偏見や誤解や思い込みやそんなものを一気に脳内に溢れさせ、グルグルし、最…

4

「ある執事の話」王様と二人の料理人の話 初回特典書き下ろしペーパー 特典

滅びを知り、それでも喜びは終わらぬ

少年時代の志重と、男爵家の執事五十嵐のエピソード。
五十嵐は成績も良く先代男爵の援助も得て中学に通えたはずなのに、家の中の仕事に専念することを選び、傷の応急手当からボタン付けまでも器用にこなしている。
その選択を『自尊心のため』とこともなげに言う五十嵐に、職を好きに選べるからこそ生半可な気持ちでは選べない、と心の内を吐露する志重。
五十嵐の矜恃に影響されたのか否か、医師になることを決めた少年…

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