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ふゆの仁子 奈良千春
ふばば
ネタバレ
ウェルネスシリーズ香港編、「龍の後継者」の続編。カップリングは、ティエンx高柳です。 前作「龍の後継者」のレビューで『肝の座った高柳が見たい』と書きましたが、本作はそれに反して輪をかけて甘々というか愛されオーラというか、とにかくそれほど厚くもない一冊の冒頭部から40ページほどお2人の甘アツなHシーンが続きます。 前作では待ち合わせに遅れた高柳をお仕置きレイプしたくらいの俺様ティエンでしたが…
久我有加 志水ゆき
落語シリーズ3作目。現代が舞台です。 2作目のCPと同じ一門同士のCPですが、直接関係はなく、単独で読んでも大丈夫です。 テーマは「恋とコンプレックス」と言ってもいいのかな、同じ「噺家」という職業だけど、その活躍の舞台が片やTVのバラエティ番組やラジオで、片や本格派の古典落語を追求していて。 お互いが自分にない才能や煌めき、芸の華を羨んで、憧れて、初めは反発するんだけど引力のように惹かれ…
中陸なか
先生が気になってる生徒。2人だけの補習授業にもう1人の生徒が…。しかも先生に好意を持っていることを見抜いてる! はじめは「生徒①x先生+当て馬生徒②」、と思ってたけど、読み進めていくとこの物語は正に王道的な高校生の曇りのない友情からの特別感の芽生え。 高校生同士のたどたどしくも微笑ましい交流。それを端から眺めるしかない過去に囚われた先生。 でも、彼らを見ているうちに、自分の哀しい過去、断ち切…
内田カヲル
萌えというより、読んでて身悶えしました……ヤバイ。 細かい設定など、気になる点もあります。康平くんの家族は?とか康平くんの喋り方とか。 でも正三さんのデレからの、自分の正直な欲望を自覚して引こうとするところ、ぐいぐい来る康平くん、可愛い可愛い康平くん、葛藤のちゆっくりやっていこうと決めて実行する正三さん… いつものガチ系肉体描写はなくとも正三さんと康平くんの体格差描写が萌えるし、理性を総動員…
日高ショーコ
「リスタート」同様こちらも旧版はすでに手元に無く、加筆修正部分の読み比べ無しのレビューとなります。 赤い花の飾りや血色の良い肌の表紙だった「リスタート」に対し、ブルー系と白っぽい肌の「知らない顔」。対の印象です。 「知らない顔」「見えない顔」「消えない顔」 私はこの話は旧版当時萌え所がよくわからなかったのです。今読み直してみて、萌え所というよりも掴み所がないのかも、と思い始めています。 …
鳩村衣杏 笹生コーイチ
「エレベーターで君のとこまで。」 素性を隠して超人気少女漫画家になった同級生との再会愛。 主人公は新興IT企業で働く修里(しゅり)。会社が大きくなってきて社屋のお引っ越し。そのビルの5Fに入っていたのが、超人気漫画「ラブ❤︎バレ」を描く漫画家の事務所。 その主が、高校卒業と共に絶交した友人能島平(のじまたいら)、ペンネーム「たいら真以」だった! 絶交の原因は誤解で、平の思いがけない恋の告白…
円陣闇丸
第2巻では、突然(のように見える)のBL展開に戸惑います。 いや、BL読者的には嬉しいんですよ。萌え補給にもなるし。 でも、1巻の終わりで他人に興味ない、なんて言ってた成澤の豹変ぶりにアレレ?まだ中学生の振一郎に後ろから抱きついたり、抱き枕にして眠ったり。犯罪だ。 普通のネコになっちゃったアフトを心配してた振一郎だけど、夢に出てきたアフトに、捨てられたのに、みたいな酷い言葉を投げてしまう…
鳩村衣杏 乃一ミクロ
ワンランク上の仕事、親友、その上恋人を得る幸運男? 「両手に美男」。何とも浮ついたタイトルではありませんか。 しかし読み進めてみると、これがどうして切なさがある! 主人公はゲイの後藤。モテるけれど1人の愛する人を欲している。今はフリー。 片手の美男は、彼の初恋の男で今は親友の榊原。(ノンケ) もう片方の手の美男は、榊原から仕事絡みで紹介された榊原の後輩、弓削。(ノンケ) 決まった相手の…
久我有加 佐々木久美子
本作は「頰にしたたる恋の雨」の関連作、というか前日譚の位置付けですが、「頰に〜」に出てくる真寿市師匠がまだ駆け出しの頃の、真寿市(当時は真太)の兄弟子真吾の恋模様です。 より昔(明治中期)の時代で、言葉も柔らか。今のTVで見る芸人さん達の使う言葉とは色々と違います。 見た目は地味だけれどじっくりと噺を聞かせる上手い真吾と、華やかで明るい芸風、出てくるだけで目を引くような椿丸、そんな個人の持って…
おげれつたなか
おげれつ先生のコミックは一応全て読んでいますが、高い画力と、例えばDV、例えばハチャメチャなエロ部活、といった一癖ある設定が魅力ですね。 で、この「エスケープジャーニー2」。 ものすごく正統的だと感じました。 一癖も二癖も何もなく、若いカップルが普遍的に遭遇するつまずきのはじまりを正面から描いておられる。 お互い好き合ってるのにかみ合わず、話をしても想いは行き違う。 多分太一が重すぎる……