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本郷地下
ふばば
ネタバレ
愛か、運命か。 オレか、オレ以外か。 …ってまた書いてしまった。 ケド、オメガバースの「運命」を考えるとどうしてもこのフレーズがチラついてしまう。 そして本作は正に「愛か、運命か。」を考えさせる作品だと思う。 主人公は、βの東馬。 出会ったのはΩのまほろ。 まほろは幼い頃に出会った名も知れぬ「運命の相手」を探している。 東馬はまほろに恋する。 まほろだって東馬に好意を抱いてる…
朝田ねむい
下巻。 私は切なかったよ! ナニがって。私ご贔屓の「中本」の純情が! もちろん「中本」の執心は愛だの恋だのだけで構成されてるわけじゃなくて、まーくんのハッキングの才能と自分の才覚があれば世界を支配できる!っていう高揚感あってのものではあるけれど。 取り戻したくてキスを誘う「中本」がエロ哀しい。(「永遠にお前の側に〜」のあと、2人はヤったと思います!私基準で!) なのになのに。 …
表紙絵がなんか怖くて手を出せなかったんだけど。 なんかフランシス・ベーコンの恐怖の表情、絶叫の口みたいじゃありません? 内容は… さすがの個性派。 うぶい受けの巻き込まれ型BL、と言えば言えると思うんだけど、設定の妙というか。 いじめられっ子で言いたいことも言えない弱気な仁。 そんな仁の元に犯罪者のニオイをプンプンさせて救世主?神様?いやランプの魔人・まーくんが現れる… 仁がただ怯え…
座裏屋蘭丸
座裏屋先生による麗しき名作。 当時雑誌で1話だけ読んでて、今頃ですが今回はじめて最後まで読みました。 はじめの八つ当たり行為が酷いからこの後どうなるんだろう?と思ってたけど… ホッとしました。 読めば読むほど、マキの心の傷がやりきれない。 レンは酷い。恋ゆえの残酷さだとは思うけれど。 だから、いきさつを知っていてアラタを託すローウェンも酷い。荒療治すぎだと思う。 なぜヒューマノイ…
柳瀬せの
吸血鬼BL! と聞くと、やっぱりソワソワと読みたくなります。 舞台は、近未来(2096年)の日本。 アパレル店員の陽(はる)が、一人の男性の後を尾ける不審者に声をかけたら自分が襲われてしまい、重傷を負った場面から始まります。 ところが、目覚めると体のどこにも傷が無く。 助けてくれた男性・秋人が「吸血鬼」で、致命傷で死にかけた陽に生命力を分けるために噛んで助けたのだ、と言う。 陽はこれか…
寿たらこ
(10)から4年?ですか… おさらいせず勢いで一気読みしちゃったんですけど、思った通り(?)ハテナの連続… でもこれ少なくとも(10)とは繋がってないし、ここに来るまでストーリー飛び飛びというか新CP出たり新概念出たりで難解になってたから、おさらいあってもなくても同じかもしれない。 本作のメインは「国政xノリ夫」! でも喜んではいられない。 なんと国政は最初からノリ夫を洗脳していたと…
水名瀬雅良
水名瀬雅良先生ファンですので新作嬉しい! 本作も美麗祭りです。 いつものクール美形と可愛い系美形のミナセボーイズがLOVEします。 主人公は入社4年目の会社員・仲谷。 仕事キッチリ、物腰柔らか、人格優しい、etc…非の打ちどころ無く皆から好かれる。あだ名は「王子様」。 しかしその実態は…!って感じで、本当はキツめの性格で口も悪い。子供の頃にゲイを自覚してからは普通を装わなければと意識…
華藤えれな 加東セツコ
電子短編。挿絵の加東セツコ先生推し。 著者は華麗なヨーロッパやスペインなどのイメージがある華藤えれな先生ですが、本作はしっとりと京都の華道家元の物語です。 若くして伝統ある流派の家元になった怜史。 子供の頃から「家」と「花」の事ばかり、家元になってからは尚更無理やりに笑顔を作り人々に穏やかに接するが心の中は… そんな時、TVで見たのが新進気鋭の華道家・水嶋。 自由奔放な明るく楽しくカ…
さとう蜂子
作家買いプラスちるちるの記事も後押し。 カップリングは、限りなく裏社会的な一応カタギの金融業者とウリ専ボーイ。 借金、裏金、追い込み、といったヤクザっぽい世界観の中で花開いていく愛情…?みたいな? 連帯保証人の偽造までして、ウリの太客である実業家の裏情報を探れ、と言ってきて。ついでに味見、みたいな感じでちょっかいを出してくる。 そうして始まった恩田とジュン(純也)の関係。 はじめ…
水戸泉 名取いさと
電子短編。 年若い少年を喘がせる中年男性・島崎。 少年は、島崎の同級生の息子だ。 そして、島崎は少年が女の胎内に仕込まれた瞬間に立ち会っていた… …とは一体どういう関係性なのか。 少年・出流(いずる)の父親は出雲。 出雲は政治家の妾の子で、島崎は代々医者の家の子。2人は名門校の同級生。 物語は2人のゆがんだ関係性を炙り出していく。 出雲は島崎がゲイである事を脅して、自分が女…