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89/202(合計:2011件)
夜光花 奈良千春
ふばば
ネタバレ
不穏なモルドレッドの呪詛から始まる6作目。 またもガルダの暗躍。 この冒頭で、今度はモルガンがモルドレッドを使って仕掛けてくるであろうことがわかる。 そして現代のリアルな「アーサー王物語」では、モルドレッドがアーサーを殺す事になっているわけで、これが最終決戦か?というズキズキ感。 樹里が見る若きモルガンの夢、 味方となったケルト族のお告げ、 妖精王の元から戻らないランスロット、 大き…
タイトルがもはや余りにも直球。 4作目「裏切る」のラストにて、樹里につわりの症状が…?だったけれど、これで確定しそのままそこを重点とした展開に?と思いきや。 冒頭のツカミは、ガルダの独白。 ガルダの、呪われた人生。恐ろしい魔女だけど、お母さんだから恋しい、愛して欲しい、だがそれは叶わずただの駒として扱われるガルダ。再びモルガンの命令を受け… そして元の世界・日本に戻った樹里とお母さ…
3作目の「生贄になる」の、アーサーvsランスロット戦の最中にジュリが突然現れた事件を、アーサー側から見た展開としてスタートするこの4作目。 なるほど、本物の神の子もとい魔女の子・ジュリが現れた混乱を両面から知る事で物語世界が立体的に立ち現れる! 妖精王を見て逃げ帰ったジュリだけれど、王都で妖術の使い放題、ユーサー王もモルドレッドも操って… …と、ジュリの恐ろしさ邪悪さが描かれます。 しかし…
3作目のツカミは、マーリンの独白から。 ここでマーリンの行動の意味やジュリとは何か、が明かされ始める。 本作はすごく動きのある巻で、まるでジェットコースターみたいに。 民たちは奇跡を起こす樹里を慕い、崇め。 ランスロットは、王軍の騎士ながら樹里の護衛になって片時も離れず。 そんな中でアーサーにどんどん惹かれていく樹里はなんとなく身体も変化していくような感覚。アーサーに抱かれると濡れて開き…
のっけから樹里のお父さんの疑惑をぶっ込んで。 ツカミの力がすごい。 さっすが夜光花先生という感じ! で、2作目です。 樹里が引き込まれた世界では、今度「馬上槍大会」が行われる。 …という大きな設定があって、本作ではランスロットの存在感が大きくクローズアップしてきます。 樹里は当初の喧嘩の強い男子、という設定は薄らいで、アーサーによろめき、ランスロットを惑わせ、更に妖精の声を聞き、魔…
うり
単話で連載の時は「女体化ねぇ……」って感覚があってスルーしてたんだけど、「推しの美容系配信者が〜」でうり先生の面白さ注目って感じで読んでみました。 結果。 すごく面白かった〜。 元々女体化絶対ダメってわけでもないのですらすら読めました。 で、なんで女体化?っていうと、催眠術なんです。 だから絵面では女の子になってるけど、実際はカラダは男のまま。 だけど自分は女になっちゃった!と…
買ってから結構長く積んでるシリーズ。 というのも私はファンタジー苦手人間。 夜光花先生だし、読めば絶対面白いというのは信じられるんだけど、なんか怖気付いてた。 でもついに読むよ! …というわけで1作目。「花嫁になる」です。 きますね〜。 湖に落ちた樹里が異世界に運ばれて〜という展開に思わず身構える私。 大丈夫か?私にファンタジーが読めるか? ここは樹里本人が異世界設定に抵抗…
すごくテンポが良くて、あれよという間にサラサラ〜っと読んでしまいました。 率直に言って、面白かったです。 正直「推し」っていう概念あんまり自分に引き寄せて感じられなくて。 俳優にもアイドルにも特別に好きな存在がいないので、自分の時間も感情もお金も注ぎ込む全て!みたいなのめり込み方がよくわかんない。 でも本作を読んでみたら「推し」といってもまあまあ「ファン」とそんなに変わんないかな、とい…
山藍紫姫子 座裏屋蘭丸
イヤ〜…凄かった… 粗筋や内容は省略して感想だけ書きます。 正直、中盤までは。 山藍先生にしては随分普通だと思ったし、振り切ってない感を感じてた。 美少年、芸術、肉体の美、欲望の醜悪さ。 一般人にも連想できる範囲の舞台装置に感じてしまった。 十分面白くはあるけど、アノ耽美の女王・山藍紫姫子作品、と思うと物足りなさを感じていた。 しかし! (ネタバレ注意↓↓↓↓) …
オオタコマメ
Dom/Subユニバースは注目ジャンル。 こちらは作者様のデビューコミックスとの事。完成度は高く、非常に面白かったです。 高校生同士。 ちょいヤンキー設定の倉科はDom。 優秀で隙の無い生徒会長・一色はSub。 倉科は誤解で一色につっけんどんな態度を取っていたが、ある日体調不良で倒れている一色を見つけ… 一色がSubと知った倉科がDomパートナーとなって…とストーリーは展開しま…