みざきさんのレビュー一覧

吸血鬼と愉快な仲間たち 6 小説

木原音瀬 

最終巻

吸血鬼と愉快な仲間たち。
こちらの作品に出会い、アルと愉快な仲間たちが繰り広げる奇妙で愛おしい日々にすっかり魅了されてしまってからいったい何年経ったのでしょう。
ずっと待ち焦がれていた続編が最終巻と聞いて、早く彼らの行く末を見届けたいような、まだどこかへ大切にしまってとっておきたいような…
そんな複雑な気持ちでいっぱいになりながら手に取った最終巻。

すごく、すごく良かったです。余韻がす…

12

泡沫の声を聴いて コミック

炬太郎 

雰囲気のある素敵なお話

むかしむかしあるところに…から始まりそうな、誰もが知っている人魚姫というお伽話を、舞台を現代にした転生ものにこう上手く織り交ぜて持ってくるのかと心惹かれるばかりでした。
このなんともいえない味のある世界観はきっとお好きな方も少なくないのではないかなと思います。
自然なタッチでさらりと描かれているのだけれど、構図やコマ割りも凝っていて1ページ目から魅せられました。

うつくしい声と引き換えに…

1

ディアローレライ コミック

ミナヅキアキラ 

なんてこった、すごい良作に出会ってしまった

ああ、これはたまらないなあ…!
冒頭の数ページで一気に読み手を惹きつけ、そのまま中弛みすることなく最後まで飽きさせずに楽しませてくれる本に出会えた時の気持ちの良さったら!
こちらの評価以外が思いつかなかったほど、題材・ストーリーともに最高に面白かったです。
好きなシーンと好きなセリフが多すぎてレビューを書く前に3周してしまったのですが、何度噛んでもおいしさが続くうれしい良作でした。

ま…

10

蛍火艶夜 下 コミック

amase 

あの蛍火と夜に

待ちに待った下巻を手に、もう何周したでしょうか。
正直なことを言えば、私は上巻と下巻のどちらが好みだったのかと考えると、上巻だったなと思うのです。
しかしながら、何度も読み返したくなるのは下巻でした。

少々受け止めるには重い内容です。
とても簡単に受け止めきれる内容ではありませんでした。
何度も読んで、こちらの作品に込められたメッセージと、激動のあの昭和の時代を生きた彼らの結末をしっ…

1

光が死んだ夏 6 コミック

モクモクれん 

間の取り方の絶妙さ

新刊が出るたびに手に取るのが楽しみな作品のひとつです。
今巻も目が離せない展開ばかりで、夢中になって読みふけり今にいたります。
毎巻毎巻どうしようもなく惹きつけられるといいますか…
ゾッとするようなホラー要素に加えて、謎解き要素やヒカルとよしきの関係性など、本当に読み応えのある作品だと思うんですよね。

前巻から引き続き、物語が大きく動き出した6巻目。
すごかった。なんておもしろいのか…

2

パーマネントイエローディープ コミック

綿レイニ 

泣かせたくなる顔

本当はとびきりの甘えたなのに、どう甘えたらいいのかも、そもそも自分が甘えたいのかどうかもわからない人。
そのうえ、自分に自信がなく自己肯定感も低い七都生という青年のギャップにことごとくやられた一冊でした。
作中で七都生が涙を流すたびにざわざわするというか、思わず泣かせたくなる顔というか…
なんだか読んでいてすごく変な気持ちにさせられるんですよね。
泣き顔と甘えん坊な一面が最高にかわいらしか…

2

ハレルヤベイビー 7 コミック

仔縞楽々 

今後が楽しみな展開

ハレルヤベイビーもついに7巻目。
キラキラとしたかわいらしい絵柄とは真逆のシリアスな展開が続きますが、個人的には6巻よりも読み応えありの濃さでした。
いわゆる裏組織が何組も複雑に絡み合っている状態なので、新刊が出るたびに「ちょっとここは読み返さないと思い出せないなあ…」なんて思っていたのですけれど、今巻からは相関図が掲載されていて非常にわかりやすくなっています。
中国読みのルビがあるのもうれ…

1

恋でとけるギルド・ザ・リリー コミック

いとうぎりこ 

新感覚ホストもの

ふとした時に相手のことを思い浮かべてしまうなんて、それはもう恋なんだよ…なんて思いつつ。
ギスギスもバチバチもしていないホストものって、あまり読んだことがないかもしれないなと新鮮でした。
彼らが身を置いている夜の世界は、派手か地味かでいえば派手なもののはずなのだけれど、作品全体の雰囲気はなぜかあたたかみがあって不思議な感覚になります。

ホストとしてのお仕事描写もきちんとありつつ、2人の恋…

3

吸血鬼と愉快な仲間たち 5 小説

木原音瀬 

新装版5作目

新装版もついに5作目。
物語に大きな動きが見られる、なかなかに読み応えのある巻です。
Holly Novels版の旧5巻本編に、過去に発表されていた同人誌やペーパーの内容を加えて再構成されているとのことで、盛りだくさんの1冊となっています。
いやはや…どこからどこまでが同人誌の内容なのかがわからないほど、エピソードの織り交ぜ方と繋ぎが自然で驚きました。
過去新装版同様、下村先生の挿画も美し…

2

火花 コミック

中村明日美子 

女性に惹かれてやまないBL作

カテゴライズ的にはBLなのだけれど、どうしようもなく女性キャラクターに惹かれる作品でした。
はたして、こんなにも存在感のある素敵な傍観者はいたでしょうか。

とても正直なことを言えば、男性キャラクター2人には惹かれるものがなかったのです。
作中で彼らの不安定な関係がたびたび描かれていきますが、それが魅力的だったのかと考えると否でした。
もう勝手に2人でやってろとすら思う。
けれどこちら…

3
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