kurinnさんのレビュー一覧

朝は幸せのかおりとやってくる コミック

三池ろむこ 

タイトルが上手い!

「ノイズキャンセラー」を読んでから、こちらの作品が気になったので電子で購入してみました。

こちらの攻めの佐伯は純情で真面目で、あちらの作品の金春とは正反対のようなタイプでした。年齢の割に幼く見える睦生も芯が強くて可愛いタイプで、「ノイズキャンセラー」のCPより個人的に好きでした。

それに町のパン屋を舞台にしてるので、読者にもお話が分かりやすいのではないでしょうか?
私は佐伯のようにパ…

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ノイズキャンセラー コミック

三池ろむこ 

雰囲気は素敵

失礼ながら三池ろむこ先生は小説の挿絵のイメージが強くて、漫画を読むのは初めてでした。

確かな画力と魅力的な登場人物に一気にお話の世界に引き込まれていました。

ただ読んでいて思ったの作品全体が薄味な感じがして、ちょっと時間を置いたら内容を忘れてしまうのではと思ってしまいました。

丁寧な口調で柔らかな雰囲気の律生と、享楽的で軽妙な金春のやり取りが面白くて、彼等の日常を見てるのが楽しか…

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最強アルファは家政夫の歌に酔いしれる 小説

榛名悠  小禄 

出会うべくして出会った2人

榛名悠先生の作品を初めて読んだのは「黒狼とスイーツ子育てしませんか」で、凄く良かったので他のもの読んでみたいと思っていました。
何作か時間が空きましたが、こちらの作品が2作目となります。

今回も予想に違わず凄く面白かったです。
正直言って家政夫とか実子じゃない親子とかは使い古された感もありました。

それでも獅子堂が甥を引き取る事になったアルファ史上主義の実家の話や、晴輝の過去が明ら…

3

いのち短し恋せよオメガ‐大正オメガバース コミック

MT 

大物になりそうな予感

まだ2作しかないので何とも言えませんが、一度でも読んだら忘れられない作家さまで大物になりそうな予感がします。

未読ですが「戀という字をほどいてみれば」も時代ものらしく、時代ものの作品が好きな作家さまなのかもしれません。

流行りの絵とは一線を画しているので、成る程時代ものに合った特徴を持っていると思います。

最初はわざと下手に描いているのかと思いながら読んでいましたが、たまに身体の…

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幼馴染じゃ我慢できない 3 コミック

百瀬あん 

凄く楽しみにしてたけど…

2人の社会人編を読みたかったので、発売を凄く楽しみにしていました。
だけど読んでみて何か違ったというのが正直な感想でした。

社会人になって交友関係が広がると、恋人同士になっても不安や疑念は付き纏うのは理解出来ました。

でも、身近なゲイCPである樹里や光一郎に相談するのは分かるけど、個人的には隣人はないかなぁと諒太が気の毒になりました。

後半に喧嘩して蒼衣が実家に帰ってから、自分…

2

偏愛獅子と、蜜檻のオメガ ~カースト底辺は獣人御曹司に囚われる~ 小説

伽野せり  北沢きょう 

攻めが健気

コミカライズ版を見つけて、原作に興味を持って電子で購入してみました。
『第一回 fujossy 小説大賞・春』大賞受賞作ということで、こちらの続編以外の作品はまだ無いようです。

御曹司で俺様なアルファの獅旺と、あくまでもオメガとして自立を目指す夕侑のすれ違いを楽しむお話でした。
構成とかストーリー運びは凄く面白かったんですが、いかんせん夕侑のガチガチに固まった考え方に共感が持てませんでし…

3

「体感予報」アニメイト限定特典小冊子 特典

やっぱり好きだわ

本編では万さんへの嫉妬からガムテで葉を拘束してしまった瑞貴でしたが、お互いに気持ちを確認し合ってからは甘々なセックスで堪能させて貰いました。

そしてこちらはその後の出来事らしいです。尿意をもよおした葉に対して嗜虐心が芽吹いてしまう瑞貴でしたが、葉のマットレスを買い替えたく無いの一言で手は拘束したままトイレに連れて行ってました。www

思えばシーツが一枚しか無いと言う葉の一言から、晴れる…

3

兄さんはΩのオレと番になりたい コミック

芽生 

義兄弟オメガバ

芽生先生の人生初のコミックスだそうです。デビューおめでとうございます♪優しいタッチの絵で凄く好感の持てる作品でした。

お話はだいたいあらすじに書いてある通りでした。オメガバですがDK同士の爽やかな運命の番のお話でした。
義兄の柊くんがとても優しくて一途なアルファでした。そしてそんな柊くんに大事にされるうちに、過去からアルファが怖かった杏里くんもトラウマを克服して行くのです。
柊くんが杏里…

5

他人のフリして同僚に抱かれています コミック

藤埜 

ギャップが面白い

藤埜先生の作品を読むのは初めてになります。紙でのコミックスは2冊目なので、デビューしたばかりの作家さまでしょうか?
絵は綺麗で凄く好みでした。

お話を読んでからタイトルを見るとクスッと笑ってしまい、なるほどそう付けたかと感心してしまいました。

仕事をそつなくこなす夕貴が実は天然で凄く可愛くて、最初は罠に嵌めようとした凌匠が絆されて行くのがとても理解出来ました。

お互いに過去にト…

4

死にぞこないは愛に啼く 2 コミック

磯野フナ 

もっと続くと思ってたのに…

前巻のレビューに「どうしてドレイクがレイを購入しようと思ったのか?ドレイクの従者が何故レイを害しようとしたのか?ドレイクと幼い双子の弟の距離感は何故あるのか?」と書いたのですが、伏線は綺麗に回収されてたと思いました。

特にドレイクが小さな時の虚弱で家に篭り切りだったお話がありましたので、彼が大事にしていた人形の秘密とかとても興味深く感じました。
そしてドレイクが一生懸命に領主として頑張って…

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