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遠野春日 春牛
kurinn
ネタバレ
遠野春日先生の作品が大好きなので欠かさず購入しています。今回はオメガバですがアルファ同士で、しかもファンタジーなのでとても楽しみにしていました。皆さんにお勧めしたい作品です。 遠野先生の抑制された美しい言葉遣いや、優れた文章力と構成力で今作も一気にお話の世界に引き込まれていました。キャラも凄く魅力的です。 人物だけでなく翼竜の書き方も魅力的で、遠野先生の新たな魅力的を発見した思いです。…
滝沢晴 木村タケトキ
2月に発売された「前世で婚約者だったオメガが、異世界でアルファ王子となって俺を囲う気です」は捻りを効かせたお話でしたが、今巻は定番の異世界転生ものだったと思います。 凄く今の私の好みにピッタリで「そうそうこういうお話が読みたかったの!」と思いながら読んでいました。そして信頼のある滝沢晴先生なので、もちろん凄く面白かったです。 プロローグからしてセオドアのサミュエルに対しての執着と、その…
火崎勇 稲荷家房之介
最近、異世界転生ものを好んで書いていらっしゃるようですが、今回の作品は異世界転移ものでした。 タイトルに溺愛と入ってるしそれが誰なのかも一目瞭然なので安心して読めました。 ただ、リッカが異世界に転移したキッカケと彼が経験した出来事はとても悲惨で、テレビ画面でしか山津波の映像を見たことない私でも想像出来るくらい描写は秀逸でした。 転移したリッカを発見して治療して保護者となった稀代の魔法…
西本ろう
私の中でとても上手い作家さまが何人かいらっしゃるのですが、その中でも西本ろう先生は群を抜いていらっしゃると思っています。ただ綺麗なだけじゃないです。 1巻でセフレから両思いになった2人ですが、学校という狭い枠の中でお互いの気持ちに寄り添うように関係を深めて行く様子が良かったです。 ですがおばちゃんは心配性なので誰かに見つかって、その誰かが悪意を持っていたらと読んでて気が気じゃありません…
広里かな
最初の本が出たのが2019年でたつるは4コマ漫画の「Tつる」のイメージが強くなってしまってるので、こちらの本を読んだ後にその1冊目を読み返してみました。 当時はまだシリーズが続くと書いていたので様子を見て萌にしていたのですが、今なら間違いなく神にしていたと思います。2頭身キャラにはなってませんが、たつるの前向きで明るいキャラは始まった時からで凄く共感が持てました。 そして三者面談で現れ…
紺色ルナ
「love nest 」の最後でお子ちゃまたちが爆誕してたのですが、天星のお兄さんとの関係がちょっとだけ唐突に感じられたのですが、こちらのお話はそれを補っていました。双子ちゃん凄く可愛いくて天使ちゃんでした。 面白かったのが育児休暇を取ってるレイには懐くのに、父親の天星には人見知りをする双子ちゃんの様子でした。可愛がりたいのに出来ない天星が気の毒で面白いです。www 双子ちゃんたちがい…
冒頭からイチャイチャ感満載で戸惑ってしまい、前巻を読み直してから再び読み進めました。 ハネムーンでの幸せ一杯な2人の様子を見て安心したんですよ。過去あれだけすれ違っていたからやっと落ち着いたのかと…。 ですが私の読みは甘かったです。再びのレイのベータ化なんて、神様はまたしても試練を与えるのかと。 でもですね、天星には信頼感があるので何の心配もしてませんでした。彼のレイに対する並々なら…
伊勢原ささら 麻々原絵里依
実は伊勢原ささら先生の作品を読むのは、昨年発売された「ピノと、彼の初戀」が久しぶりでした。そしてその作品が素晴らしかったので今作も購入する事にしたんです。今作もとても素敵な作品でした。 今作の特徴としては読んでいてとても安心感のあるところなんです。良いワクワクはあっても嫌なドキドキは無いという、私の身体にも精神的にも元気を貰える作品でした。 それはひとえにエリオというキャラクターのおか…
藤峰式
じつはここ最近の藤峰式先生の作品は合わなくて、暫く購入していませんでした。 ですが今回は試し読みでビビッと来るものがあり、電子で購入したのですが結果大正解でした。 今作は藤峰式先生お得意のオメガバですが、オメガは「魔女」と呼ばれて森に住んでいます。蔑みの対象であるために彼等は老後の心配をするという世知辛い世界観でもあります。 魔女たちは協力関係にあり「魔女集会」で情報交換や親睦を深め…
豊田悠
両思いになって同棲までして、それでも他作品に比べるとBLらしさは希薄だと思ってました。 でも、14巻目にしてとてもBL色が強くなったように感じました。黒沢ではなく安達に目を付けた取引き相手が登場してたからです。 でも考えてみればゲイにモテそうなのは安達なんですよね。恋愛経験の無い安達が黒沢に誠実であろうと、当て馬に隙を見せまいとする様子に激萌でした。そして酔った安達を迎えに来てからの流れが…