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表題作ただいま、おかえり

藤吉弘,エリートサラリーマン,受の夫,α
藤吉真生,専業主夫,Ω

その他の収録作品

  • お久しぶりです、また会う日まで(描き下ろし)
  • あとがき
  • カバー下:漫画「4話の夜」

あらすじ

あたたかくて、癒される
ハートフル・ホームドラマBL

家族命のスパダリ攻×劣等感を持った美人受

======================

イケメン旦那とキュートすぎる子供に囲まれた
ほんわか主夫ライフ

藤吉 真生(ふじよし まさき)は自分に自信が持てない専業主夫。
エリートサラリーマンの夫・弘(ひろむ)ともうすぐ2歳になる息子・輝(ひかり)に支えられ
何気なくも大切な日常の中で少しずつ自分を受け入れていく。

喜びや悲しみを乗り越えて、昨日よりもっと"家族"になる。
あなたに優しい気持ちを運ぶ、藤吉家の団欒へようこそ。

作品情報

作品名
ただいま、おかえり
著者
いちかわ壱 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ふゅーじょんぷろだくと
レーベル
POEBACKS THE OMEGAVERSE PROJECT COMICS
シリーズ
ただいま、おかえり
発売日
ISBN
9784865892000
4.1

(459)

(278)

萌々

(77)

(43)

中立

(23)

趣味じゃない

(38)

レビュー数
60
得点
1850
評価数
459
平均
4.1 / 5
神率
60.6%

レビュー投稿数60

再読です

最新刊が発売されたので再読しました。発売当時は評価ボタンしか押しておらず、レビューもしてなかったのですが再読しても最初の評価通りに神評価でした。こちらは私が初めて読んだいちかわ壱先生の作品になります。

唐突に始まる暖かい家族の情景から、彼等が抱える異種間結婚という問題が垣間見えて来るのですが、彼等の日常に織り交ぜて明かされるので決して悲壮感はありません。

そして、真生と1人息子の輝を溺愛する弘の姿にクスッとするんです。また脇を固める弘の友人の松尾や隣家の祐樹も実に魅力的なキャラで、彼等が自然と藤吉ファミリーの為に動いているのも好感が持てました。

オメガという性に劣等感を抱いていた真生と、ガチガチの固定観念に縛られて一時は真生を排除しようとした弘の父親と弘の和解は輝なくしては成り立たず、この辺りがしっかり描かれている点が良いのです。

この巻では輝の妹の陽の誕生まで描かれています。
過去に辛い目にあったと思われる真生ですが、こちらの巻では幸せそうな様子しか描かれていません。

私も久しぶりに再読したのですが印象深いシーンは覚えていて、たぶんだろうけど初めて読んだオメガバがこちらの作品で良かったとつくづく感じました。

0

No Title

この作品でオメガバースに目覚めた

0

ハートフルな家族のお話

新刊が出たと知り、実は読んだことがなかったこちらのシリーズ第1巻、読んでみました。

義理の実家との確執等はありつつも、全体的にハートフルな家族のお話。主役カプの話よりも、ちびっこメインかな。
ほんわか、ほっこり…そんな言葉がぴったりの、優しいオメガバースの世界でした。

萌えや恋愛のドキドキという点を求めていると、ちょっと正直物足りないかなと。
他の方もおっしゃっているとおり、確たる「家族」の形になってからのお話なので…
大学のOB講演会で運命の出会いを果たした…なんて馴れ初めがちょろっと出てきていましたが、そのへんをやっぱり掘り下げて深く知りたかったかなあ。

受け様が風邪とヒートで倒れている時に、旦那さんがうどんの作り方もよく分からず…っていうのが個人的にちょっと引っかかり、ほのぼの♡と萌えていた気持ちが一瞬でスン…となってしまった。。些細なことなんですけど、、ごめんなさい。

アルファが無理やりオメガを襲うとか、そういう乱暴な展開のないオメガバースや、優しい家族のお話が好きな方にきっと特に響くお話だと思いました。

0

こーゆーお話だったんだ

アニメ化ということで読んでみました。
ずっとタイトルと表紙は知ってたけど、読まず嫌いしてた。何故なら表紙にちびっ子が居てるから。
ファミリーものって昔から読む気が起こらなかった。
この作品も2人が出会って結ばれるまでのお話は省略され、すでに子持ち家族になった状態でお話が始まる。BLとしては、珍しい。ってか、恋愛モノの醍醐味がバッサリカットですよ。

この世界ではΩは差別されていて、属性を超えたカップルは特殊なんだって。α×α、β×β、Ω×Ωで結婚するのが主流。
えぇー!?運命の番がドラマティックなのが、オメガバースだと思ってたのに。
なので、エリートαの弘とΩの真生は歓迎されないカップル。同性婚自体への差別はないけど、Ωに対しての風当たりが強い。
10人中1人の割合でΩいる世界ってΩそこまでレアじゃないのにそんな差別されるんかと驚いた。

恋愛モノ読みたい時に読む作品ではなかったな。家族愛とかほっこりしたい時用。
ちびっ子の話し言葉が読みづらかった…。

2人の恋愛から始まって子どもが生まれるパターンの子育てBLは嫌いじゃないし微笑ましく読めるんだけど、まだ何の思い入れもない家族のお話は特に感情が揺さぶられる事もなく読み終わりました。
悪くはないけど、好きでもない読後感。続き買うか迷うな。取り敢えずアニメ見てみます。

DMMブックスで購入
修正のいるようなシーンは無し

2

過去をもっと知りたい

発売から8年経ってようやく読みました。

8年前の私は、オメガバース=Ωがやたら虐げられていて不憫な目にあってる世界 みたいな先入観が強すぎて読めなかった。

8年前ちるちるのランキング上位にこの作品が入ってたの覚えてるし、(BLアワード7位にランクインしているくらいなので)すごく評判がいいのは知っていたけれど、完全にスルーしていました。

それが8年の間に色々なオメガバースを読むようになり、オメガバースへの抵抗もなくなり、ようやくここへ。

愛に満ちてるわ、2歳児の輝がかわいいわ、で癒された。
(でも当時のわたしは、リアル2歳児抱えて消耗してたから、けっ!!子供ってこんなかわいーだけの生き物じゃねーわ!!みたいなひねくれた感想を抱いたかもしれない。そう考えると読むタイミングってあるんだなと)

ただ弘と真生が乗り越えてきたであろう苦難の道があんまり描かれていなかったり、弘父とのやりとりもさらっと描かれているので、もしかしてこれは続編の3巻目くらいに相当するのか?このシリーズの一巻ってあるんだろうか?それとも何かのスピンオフなのか?とか思ってしまって、しばし有りもしない一巻を探してしまいました……。

ドラマチックかつ苦難に満ちた恋路を乗り越えてたどり着いた平安の地を一巻から描いた作品ってあんまり見ない気がします。

なので、この二人の過去をもっと知りたいわ。

3

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