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木下けい子
kurinn
ネタバレ
前巻のモヤモヤは段々と晴れて来たけれど、まだまだ明かされて無いことは多いと思いました。 でもそれ以上に誠志郎の母親が面白くて、党の婦人会の面々にホッコリさせて貰いました。 この中で頑張る尊の姿はずっと読んでいたい程面白かったです。 それにしても尊の元妻の動きとか、何を考えているか分からない朝倉議員がいまいち不穏ですね。段々と尊と誠志郎の仲が本物になって来てるのに、その事だけが不安要素…
中村明日美子
「blanc」を読んだ時も興奮しましたが、まさか2人が一緒に暮らすまでを読めるとは思いませんでした。オムニバス作品集ならではの良さがあります。ありがとうございました。 相変わらず賑々しい利人の学友との交流とか、2人で暮らす部屋を1人で決める光との様子が、一見対照的でありながら過去のシーンで交わるところがお見事でした。 利人に恋愛対象としては意識されてないのに、思わず妄想してしまう宮村さ…
鳥舟あや サマミヤアカザ
鳥舟あや先生の作品の中でもこの「つがいシリーズ」が1番好きです。 前作の「つがいは庭先で愛を拾う」がシリーズ1番だと思っていましたが、こちらはそれを超えて来ました。神以上の評価が無いのが悔しいです。 メインCPのキャラも良かったけど、オリエの兄姉たちのキャラと家業が面白かったです。 そしてこのシリーズの魅力である攻めの溺愛ぶりに萌えました。攻めの感情豊かな尻尾って素敵ですよね。 も…
こちらの初回限定版小冊子ですが、時系列的には本編後のお話になります。 両親の家から戻り改まってダートにプロポーズするジュダが素敵でした。また、プロポーズの言葉に感動するダートにも感動しました。このシーンが凄く良いです! ジルに出会ってディエゴが変わったように、ダートに出会うことによってまたジュダも変われたのだと思いました。 1番感動したのはダートのトネリアについての考えでした。ダ…
羽純ハナ
とうとう完結してしまいました〜(TT) やっぱり妊娠が分かった時点で終了してて、出産と子育て編は「プチミニョン」を読めってことなんでしょうか? ウィルの件は綺麗に片が付いたけど、フリオとの関係は何だか予想外の展開となっていました。ウィルは次はフリオの関心を引く努力をしなければならないでしょう。 そしてずっと気になっていたジュダの両親ですが、ここでやっと登場してました。「ガーランド」を…
レムナントがシリアス寄りでダートが苦難を耐えるシーンが多いので、レムナントよりちょっと先のこちらのお話を読むことによって、彼等の未来が明るいのだと知り何度も励まされたものです。 そして一巻で気になっていた赤ちゃんがやはりカイとルアードの子どもだと知り、その可愛さにホッコリしました。私はルアードより断然ジュダが好きなのですが、ルアードが子どもが産まれてからもカイを大事にしてる様子が読めて凄く良…
小綱実波 一夜人見
凄く気になっていたヨセフの恋の行方のお話でした。 既刊のシリーズの裏側から見たお話でとても興味深くて、ヨセフ視点で語られるディルクとルーカスの素顔が知れて、2人のファンには堪らないお話だったと思いました。 こちらのお話はディルクとルーカスのどちらが好きかによって、結末に対する印象が違って来ると思うんです。でも巻末の「この魂が尽きる日まで」を読むと、この結末しか有り得なかったと考えるよう…
本間アキラ
終わって悲しいですがこのご時世でひとつの物語を最後までを読めるって幸せな事だと思うんです! 予期せぬ出版社都合とか、作者さまが執筆出来なくなったり、あるいは読み手が読めない状況に陥ったりと…私もBBAなので日々の体調不安を抱えているので、こうしてこの作品の結末を読むことが出来て幸せです。途中何度もの発売延期に諦めかけていましたから…。 さてさて内容ですが4巻で想像した通りあの方が会長の…
遠野春日 笠井あゆみ
こういった入れ替わりもの作品は書き手によっては内容が混沌としてしまうんですが、構成力といい文章力までお見事としか言いようがない出来栄えでした。流石はベテラン作家さまです。 夜中にちょっとだけ読むはずが面白くて、朝方まで掛かって最後まで読んでいました。 遠野春日先生にとっては久しぶりの高校生同士の恋のお話でしたが、攻めの藤木がこれまた遠野作品ならではの良い男でして、家庭環境から来る高校生…
四ノ宮慶 奈良千春
2人は既に前作で番になってるし多賀谷の性格とかも分かり切っているので、純粋にお話を楽しむことが出来ました。 今回は多賀谷をパパと呼ぶレイという子どもが現れるんですが、お互いに子どもの存在に嫉妬しながらもちゃんと幼子に向き合う姿が凄く良かったです。 母親からの影響でアルファ至上主義が見え隠れするレイの言動を、ただ叱りつけるではなく根気よく話して聞かせる實森の姿に感動さえしました。 そし…