Sakura0904さんのレビュー一覧

Wet Sand 2 コミック

DOYAK 

TJのギャップに惹かれる

 世界観はとても好きなのですが、さらさらと流れるようなタッチのせいか、個人的には世界観の割にあっさりしているなぁという読後感でした。濡れ場も汁気が少なくてプレイが健全ですね。TJの執着度もまだまだ凄みが足らないので、これからに期待しています。描き込みは多ければ多いほど良いと思っているわけではなく、疲れている時はむしろこれくらいさっぱりしている方が頭に入ってきやすいのですが、表情、動きの乏しさに慣れ…

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Wet Sand 1 コミック

DOYAK 

TJの執着に期待大

 表紙の雰囲気から結構ダークな雰囲気なのかと想像していましたが、少なくとも1巻はライトに読めました。DOYAK先生の特徴なのか、韓国漫画の特徴なのか分かりませんが、無駄なものを削ぎ落としたさらさらとした描き方のおかげで非常に読みやすい一方で、深みや余韻を感じにくいなという印象も受けました。裏社会ものや腐れ縁と新しい出会いの間で揺れる男は大好物なので、2巻以降の展開に期待しています。こういう三角関係…

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5分後に孵るのを待ってる コミック

チ点日子 

自分の傍にいてほしいから、で十分だよ

 ラフなタッチではあるのですが、とても印象的な瞳の描き方と間の取り方で物語にぐっと引き込まれました。ナルコレプシー的な症状を持つ沙世への刷り込みの結果を、孵化に例えるのがユニークでもあり、ちょっぴり切なくもあり。こんな特殊な条件が揃っていなければ、ありえない関係性だったかもしれない。でも、そういう運も含めて人生なのだと思っています。きっかけとか、意味とかを考えてはいけないわけではないけれど、お互い…

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きみ色に汚されたい コミック

さがのひを 

安心して読める

 長らくすれ違っているけれど両片想いなのはすぐ分かる、という王道再会もの。さがのひを先生作品なので、攻めのハクが桜海をどれほど気にかけているかというのも予想がつきますし、再会すればやはり桜海を甘やかしてくれるので、これといった新鮮味や不安を覚える展開などはありません。桜海が泣き虫キャラかつハクの存在感に気後れしがちな性格なので、もう少し強い要素がある受けだとよかったなと思いました。王道の溺愛攻めを…

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秘密の森の魔術師はのどかを願う 下 コミック

蔓沢つた子 

読み応え抜群

 下巻は山奥で完結していた暮らしから外へ出て、開放的な雰囲気でした。家族である王族たちの前でもシャガールへの好意をまったく隠そうとしないフィオは、さすが若いというか、ワンコ系攻めというか。濡れ場ではシャガールを散々鳴かせますが、普段はまだまだ子供のような表情を見せる彼に、このままずっと可愛らしい攻めでいてほしいなと思いました。シャガールの枷も窮屈だなぁと思っていたので、解かれてよかったです。私はや…

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秘密の森の魔術師はのどかを願う 上 コミック

蔓沢つた子 

城壊した時の陰なシャガールも素敵

 これはまた複雑な三角関係で……。いや、とっても分かりやすい関係性ではあるんですが、読者の心情としては複雑なものが、という意味です(笑)。最初、シャガールをあり余る体力のまま犯しさっさと旅立つルソーに、嵐のような奴だったなぁと思い、次に現れるフィオがそれはそれは天使というかもはや赤ん坊に見えて、母性本能をくすぐられるのですが。フィオとシャガールの穏やかな教育の日々に慣れた頃、ルソーが戻ってくるんで…

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お父さんは性的コンテンツ Season2 コミック

池玲文 

こんな現場なら毎日楽しいだろうなぁ

 せっかく芸能界、演劇界という魅力的な世界が舞台の作品ですから、受けが攻めを崇拝しているばかりじゃなくて、もっと成長面も見たいなぁと思っていたので、この巻でようやく司之介が脚本家として、作品を皆で創り上げるプロとして、香以外の仲間にも目を向けて向上心を高めるところを見れたのは嬉しかったです。香との甘くて濃い生活は安定感があり、濡れ場も相変わらず色気汁気たっぷりなので、そちら方面も満足度は高いままで…

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お父さんは性的コンテンツ 上 コミック

池玲文 

性的コンテンツ以外の何者でもなかった

 池先生らしい、ギャグとシリアスとエロがバランスよく詰まった作品でした。芸能界は癖の強い人がまだまだ多いでしょうけれど、今はいろんなことに敏感になっているので、特に俳優は当たり障りのないことを言う方が多いように思います。一方この作品は、現代の芸能界でありながら皆好き勝手発言しているところが面白くて好感を持てますね(笑)。香のぶっ飛んだ色気や、司之介のまったく隠すことのない香への称賛っぷりには笑って…

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月はみちかけケモノの恋 コミック

野白ぐり 

一瞬が永遠に

 田舎暮らし、寂れた神社を舞台に描かれる切なく一心な愛情がとても素敵だったので、もう少し長く楽しみたかったなぁと思い、この評価に落ち着きました。主である神様にも、対となる存在の吽形にも去られ、1人孤独に妖となりかけていた狛の痛々しい独白には胸を打たれました。人間ではありませんから、気が遠くなるほど長い時間を共に過ごせる存在は、私たちの考えが及ばないくらい大切なものでしょう。そういう意味では普通の人…

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少年は神の花嫁になる 小説

夜光花  奈良千春 

予想がつかない展開はお見事

 以前知人に薦めてもらったのを思い出し、初めて夜光先生の作品を読みました。文体はとても軽くて読みやすいですね。受けが籠絡してこようとする攻めに対して反抗的なのは好みなのですが、物語の途中まで樹里はあらゆる状況で、あらゆる周りの人に対して突っかかるようなキャラで、言い回しも幼いので彼に魅力を感じるようになるまで時間がかかりました。異世界に少しずつ慣れて、アーサーとも知り合い、徐々に落ち着いて周りを見…

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