Sakura0904![]()
こういう3人の関係性、好きだなぁ。ゲイじゃないけど同性の後輩・斉藤のことが好きだった永井。斉藤が結婚してしまい傷心の時に、新婦側の同僚・本田に慰められるところから2人の関係が始まります。とにかく2人ともイイ男! 2010年以降にデビューされたBL漫画家さんではもう拝めないであろう、彫深なタッチ。ぱっと見た時少しレトロに感じるかもしれませんが、若い方にも是非読んでみてもらいたい、私は大好きなタッチ…
◆明日、起きたら君は(表題作)
なぜ帯のキャッチコピーをこれにしたんだろう…と思うくらい、心が癒される温かい作品でした。確かにインパクトはあるし、商業BLファンの中でエロ重視の人の割合がとても多いなら仕方ないけれど、この作品の醍醐味はけっして睡眠姦なんかではありません。それだけは念頭に置いて読んで欲しい。
私がこの作品ですごく萌えたのは、やはり年下攻めの健斗の包容力。年下攻めってヘタレ…
前巻はさらさらと読み終えてしまい、山場がないように感じそこまでハマらなかったのですが、2巻はぐっと濃くなった2人の関係が描かれていて、萌えが詰まっていました。とにかく安定感がありますね。やはり誠治が40歳であることがいろいろな場面でネックになってくるのだけど、晋の誠治に対する想いが一切揺るがないことは分かりきっているし、誠治も結局そんな晋に絆されて自分を受け入れ、最終的には笑いへと昇華させてしま…
桃子先生の描く表情の素晴らしさが溢れていた作品でした。要となるシーンがいくつかあるのですが、どこをとっても、心がぐっと掴まれるような臨場感を与えてくれる表情なんですよね。想いが堪えきれない切実な表情だったり、ぱっと華やぐような笑顔だったり。BLとファンタジーを絡めた難しい題材を描く中で、作品の魅力を作り上げる1つの大きな要素になっていたと思います。時々見かける入れ替わりネタだけど、こんなに心に訴…
◆めくるめくハイライト(表題作)
これは攻めの遥介と共に、専務たまらん!と受けの魅力に夢中になってしまった作品でした。遥介より年上で且つ、背も高くイケメン、社員からの人望も厚い専務が、遥介の下でだけ見せるあられもない姿、少し弱々しい表情。展開だけ切り取るならそう珍しくはないはずなのに、どうしてこんなに萌えるんだろうと不思議なくらいでした。キャラ設定の絶妙さと、もちろんミナヅキ先生のタッチも1つ…
◆ほっぺにひまわり(表題作)
表紙の期待を裏切らない、ぽっちゃりと硬派な野球少年の物語でした。とにかくヨネちゃんのむちむち具合が可愛い、これに尽きます。タイトルにもなっているほっぺはもちろん、たっぷりとした胸やお腹、揉みがいのありそうなお尻、これは触りたくなって当然。環境が異なればいじめの対象にもなりうるかもしれませんが、この作品ではクラスの皆もとても気の良い子達ばかりで、攻めのアライ君も誠実…
穂積が今までしてきた、同性カップル達に仲を裂くきっかけを与えるという悪事。その結果が巡り巡って自分のところへ返ってきます。上巻でどんなにまともな人物として描かれようと、好きな人への健気さが見えようと、過去のノンケとの恋が辛いものであろうと、他人を傷付けていい理由には一切なり得ません。それは穂積本人もよく自覚していたんですね。穂積がやってきたことは特に掘り返さず進んでいくのかと思っていたので、ここ…
中盤までは自然豊かな田舎で青春している2人に、ほのぼのしてて癒されるなぁくらいの感覚だったんですが、中盤を過ぎた辺りから2人の関係性の魅力がぐっと深まり、一気に引き込まれました。やんちゃで孝司に好き好きと言うのをまったく憚らない筒二と、ちょっとツンで控えめな孝司。田舎ならではの狭い世界ではあるけれど、その分1人ひとりとの縁が濃く、周りの子供や大人と接する度に何かを学んだり新たな気持ちが芽生えたり…
久し振りにお気に入りの順位が付けられないほど、どのカップルも同じくらい魅力的!という作品に出会いました。エロの濃さは十分でありながら、ストーリーの方もテンポ良くそれぞれ面白さがあって、大満足でした。
◆落とし穴にハメられて
自分が抱かれる側になるなど想像もしたことのなかったヤリチンのヒロト。女たらしやタチ専がハメられてしまう展開はそう珍しくないですが、そういう作品の受けっておバカな感じ…
