Sakura0904さんのレビュー一覧

恋するインテリジェンス 3(表題作 数式は鷹に恋をする 2 前後編) コミック

丹下道 

詩人土門が様になり過ぎている

◆Call me PAPA / 数式は鷹に恋をする 2
 土門×志山。志山と彼を溺愛している養父である次官との過去から始まります。幼い志山を引き取った次官は、彼と打ち解けるまでに相当苦労したんですね。この頃から既に聡い志山には、次官に本当の子供ができれば自分は捨てられるかもしれないという不安があり、それが2人の間の壁となっていました。しかし、ある件がきっかけで次官はその気持ちを理解し、志山も次官…

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よるとあさの歌 Ec コミック

はらだ 

朝一の魅力が大幅UP

 ハピエンではあるものの不穏な雰囲気も濃厚だった前巻とは打って変わって、先生が小話集感覚と仰っているように、最後まで安心して読める明るい雰囲気の続編でした。前巻でいおりと朝一の痛々しいシーンを受け入れられなかったという方でも、こちらでは朝一とヨルの甘い関係を存分に味わうことができると思います。何より、朝一が前巻に比べてかなり落ち着いた性格になっているので、彼の魅力を再認識することができました。スト…

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いとしの猫っ毛番外篇 コミック

雲田はるこ 

ハル達の隣でイく恵一と、受ける火野がエロ過ぎた

 脇役に焦点を当てたスピンオフ編といっても、最初と最後はしっかりメインカプで締めてくれていました。最初は遠恋時代に美三郎が必死に稼いだお金で恵一に会いに行く話です。美三郎は大学の先輩である蛭間に声をかけられてから、あれよあれよと言う間に火野と知り合い、風俗体験させられ、ポンちゃんとも知り合ったんですね。今のまたたび荘の原点となるそれぞれとの出会いが面白かったなぁ。初めて風俗体験ルポを書いた報酬で、…

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いとしの猫っ毛 5 初回限定版 コミック

雲田はるこ 

たくさん乗り越えた2人の先に訪れた春

 冬から春にかけて季節が移り変わっていく描写が印象的な巻でした。美三郎の変態加減は冒頭から相変わらずです。美三郎が攻めの方がやはり多いようですが、今回は一度恵一も攻めになります。美三郎も自然に受けになれるようになってきましたね。エッチな2人も大好物ですが、何気に好きなのが「大雪らぷそでぃ」。小樽基準で考えて東京での大雪を楽観視している恵一を、咎めた美三郎が朝から世話を焼きまくります。結局恵一は会社…

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いとしの猫っ毛 3 コミック

雲田はるこ 

唯一美三郎の庇護欲をかき立てる恵一が守りたいのが美三郎

 舞台は小樽から再びまたたび荘での日常に戻り、相変わらずほわんとした柔らかい空気の中で穏やかに時を紡ぐ2人を見守ることができました。「まいごの恵ちゃん」が特にお気に入りです。美三郎がいなくなった恵一を探すと、彼は空き部屋の日向で微睡んでいました。暖かい光に包まれて眠る恵一に私もすっかり心奪われてしまいました。他にも、美三郎が夢で母や清水を想って泣いている夜は、恵一がそっと守るように抱き締めてあげた…

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いとしの猫っ毛 小樽篇 コミック

雲田はるこ 

恵一が何よりも美三郎を大事に想っていること、それだけで十分

 2人の幼少期の出会いや恋人に至るまでの過程、小樽と東京で離れて暮らすようになってから恵一が東京行きを決心することになる経緯が描かれていました。小樽の豪雪の情景も相俟って、1、2巻とは打って変わってどこか静謐さを含む空気感が漂っています。あとがきには「1、2巻で描いた小樽時代のネタに苦しめられ、無視したネタもある」とありますが、どのシーンもとても自然で、特に気になった箇所はありませんでした。またた…

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いとしの猫っ毛 2 コミック

雲田はるこ 

小さいことでくよくよしない恵一のおかげかな

 恵一が1巻よりもずっと積極的になっており、男前な言動や好奇心旺盛な性格が目立つようになってきましたね。2人の馴れ初めはまだ読んでないはずなのに、ノンケの彼がここまで美三郎に対する好意をだだ漏れにするようになるなんて…と、なぜか感激しています。一方の美三郎はそんな恵一とは逆に、まだどこかノンケの彼に対して気遣っているのか、遠慮癖やいざという時のヘタレ感が抜けません。

 最後の最後で一歩引い…

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いとしの猫っ毛 コミック

雲田はるこ 

モエの嵐

 何ですかこのカップルは。可愛い。可愛過ぎる。冒頭のカラーページでもう心を掴まれ、これはきっと自分の性癖に刺さりそうだと予感しましたが、それを上回る萌えと可愛さの洪水でした。雲田先生の柔らかい絵のタッチと、メイン2人の纏う優しくて笑えてほわほわした雰囲気がとてもマッチしていました。

 付き合ってからすぐ遠恋になった幼馴染の美三郎と恵一。6年の遠恋を経て、北海道に住んでいた恵一が美三郎の持つ…

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カンチガイラバー コミック

木下けい子 

妄想と想像の結んだ恋

 仕事のデキる上司でありながら実は日々妄想逞しく部下にときめいている白鳥が、本当に可愛かったです。きゅうううん、という擬音がとても似合います。そんな白鳥に恋されている部下の佐伯は、職場で「勘違い製造機」という異名を得ています。どんな時でも紳士的で、ぱっと気の利いた受け答えもできるので、彼とやり取りすると皆が「佐伯は私のことが好きなのかも」と勘違いしてしまいそうになるからです。白鳥は初対面の時点で既…

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したがりな俺たちの、きのう今日あした コミック

松本ノダ 

無人島の夢なんてロマンチック

 肉感的な受けのゆうまがとってもエロ可愛かったです。体型的にはちょいポチャぐらいですかね。松本先生は普通な子フェチということで、攻めも受けも特別イケメンだったり美人だったりということはありません。逆に、そんなどこにでもいそうな男子2人の濡れ場が、リアルで印象的でした。攻めの瑞樹が我慢できなくなってゆうまに迫ることが多いんですが、その分ゆうまは敏感な反応で返してくれますし、2人が同じ熱量を持って付き…

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