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占地
銀次郎
ネタバレ
占地先生の絵柄は、あまりにも色気に溢れていて、立ち姿もどことなく耽美な雰囲気を醸し出しています。けれど美しすぎるが故に冷たい、なんてことはなくて温度を感じられる。 画面から伝わってくる色気の圧が、今作はより強かったなと思いました。 花魁の設定が絵柄に似合いすぎる。 お話としては、”身体を捧げずに花魁になった”という部分をもっと見たかった!というのが正直なところ。 人物背景を深堀すると1…
渡辺馨
既にカップルな2人の、想いのすれ違いから始まるラブです。 表紙の目が魅力的で手に取ったのですが、中の絵も瞳がきらきらと印象的で、キャラの心情を雄弁に語ってくれました。 自分に手を出してくれない攻めにしびれを切らし、受けがぐいぐい頑張る話です。 お互いに言葉が少なかったがために起こったすれ違いは、しっかりと意識のすり合わせをすることにより解決します。 個人的に好きなのは、攻めが受けの…
七瀬
4巻までは正直なところ別のカップルが好みだったのですが、5巻を読んでやはり最高な2人だなと思いました。 お互いに想い合っていて、生活において思いやりに溢れている。 それでいて弱く柔らかい部分を、少しずつでも明け渡している関係性。 相性の良い最高のカップルだと思いました。 相手の様子を伺いながら、許されるところを探っていくようだった一。 洋一が当たり前のように受け入れていて、嬉しそ…
平喜多ゆや
どちらかというとページ数が少なめかと思うのですが、それを感じさせない圧倒的な満足感がありました。 とくに心理描写が丁寧で、オメガバースの設定をしっかりと活かした物語になっています。 最初の攻めはαらしい思考が見え隠れし、傲慢な感じかな...と思っていましたが。 しっかりと受けを想って、理性的に確実に距離を縮めていきます。 受けの子どもに対しても、しっかりと愛情を向けていて癒されました。…
砂尾
あんまりにも逃げる攻めだったので、終始受けを応援してしまいました。 言動の可愛い受けなのに、ちゃんと向き合わずに逃げる攻めにムカついてしまう... この攻めの逃げようが謎でした。行動原理はなんだったのでしょう。 好きだと自覚するのが怖いにしても、周りに迷惑をかけちゃうのはだめですね。 相手のことを多少なりとも傷つけているので、最後はしっかりと向き合ってくれて良かったです。 内容は…
会川フゥ
行き過ぎた兄弟愛の延長なのか、恋という言葉があまりに似合わないこのお話。 物語の落としどころが、臭い物に蓋をする原理のように感じました。ただし、決して否定的な意味ではなく、この作品はこの結末が良い味を出していると思います。 泥沼にはまってしまった2人が今後どのような未来を進むのか。 中盤までは良い雰囲気だったはずなのに、綻んでしまった関係は、修復できたように見えても以前と全く同じもの…
古川ふみ
優しい絵柄で描かれる物語は、どこか切なさを含んでいました。こういう雰囲気が古川ふみ先生の作品の特徴だと思っていて、作者買いしている理由です。 今回もそれが味わえて良かったです。 心があることが、良いことにも悪いことにも繋がってしまうなんて。 心があり感情の存在する人間と、心がなく感情がないホムンクルスの対比がしっかりと描かれていて、彼らに対する人間の言動には辛くなりました。 個人的…
来栖ハイジ
溺愛激甘なシチュエーションが大好きな私にとって、この作品は求めている要素が全て詰め込まれた宝箱のような作品です。 正直なところ1巻の展開は急すぎて驚きだったのですが、その後の受け溺愛っぷりが大変美味しくて...この作品の魅力にはまりました。 甘々がデフォルトではあるのですが、2人の関係性を強固にするための衝突もしっかりと描かれていて読みごたえがあります。 受けに対しての理解度が高い攻…
国原
今までの全読み切りが収録されている今作。 個人的に求めていたのは、表題作でした。 獣人×人にオメガバースまで加わってお子までいるなんて!好きな要素がこれでもかと盛り込まれていて、読むのをとても楽しみにしていました。 読んだらもう好きのオンパレード。 体格差にもふもふ。マズルや長い舌を使った愛し方などなど...受けがこれでもかと愛されていたので、萌えまくりました。 作者さんのツ…
時羽兼成
漫才の物語として面白く読んでいて楽しかったです。心理描写が丁寧だったので、話に厚みを持たせてくれるように感じました。 ただ恋に対する攻め側の感情だけは、どうしても理解することができませんでした。 受けの気持ちを利用するだけだった立場から、急に恋愛感情になるものなんでしょうか。受けの自慰シーンを目撃して、知らないふりをするくらいだったのに。 受けが自分の手元からいなくなってしまいそうに…