無愛想だけど温かい最愛の人  ノンケ保育士×ゲイ会社員ラブ

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激甘カレシは仏頂面してやってくる

gekiama kareshi ha bucchozura shite yattekuru

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表題作激甘カレシは仏頂面してやってくる

加持豊、保育士
由良彰人、会社員

その他の収録作品

  • 花婿は仏頂面してやってくる(描き下ろし)
  • カバー下表紙、あとがき(描き下ろし)

あらすじ

会社員の由良は、無愛想保育士・加持と同棲している。
たった一泊の出張すらも寂しくて
我慢できないくらい甘い日々を過ごしていた。
ある日、由良の部署に異動してきたのは、
以前、由良に迫り加持に撃退された男・滑川だった。
二人を逆恨みする滑川は、
「男同士の恋愛は相手の将来を潰している」と揺さぶりをかけてきた。
気にする必要はないと思う半面、
子供好きな加持に自分では与えられない幸せがあることに気づいてしまって…。
恋人のこと、将来のこと、悩みながらも
心と体で愛を確かめあう胸が疼くラブストーリー♥
描き下ろし付き。

作品情報

作品名
激甘カレシは仏頂面してやってくる
著者
来栖ハイジ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
シリーズ
狼パパは羊ヅラしてやってくる
発売日
電子発売日
ISBN
9784832292246
4.6

(63)

(46)

萌々

(10)

(7)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
10
得点
291
評価数
63
平均
4.6 / 5
神率
73%

レビュー投稿数10

圧倒的彼氏

おおー!3巻もラブラブ度高し。

あまーいベッドシーンももちろんいっぱいです。
加持は表情筋をあまり働かせない代わりに、ベッド上では顔から下の筋肉をフル稼働。由良を翻弄するのはお馴染みの光景です。

加持の愛情の深さには、毎度毎度ドキドキキュンキュンさせられますが、今巻もさく裂です♪
「仏頂面」の単語ってネガティブな印象がありますけど、この作品に関してはポジティブな意味になっています。この仏頂面と溺愛のねじれギャップがすんごく良い。

加持の糖度高めの言動は、由良だけじゃなく多く私のハートも鷲掴みです。一途で真っ直ぐで、彼の気持ちが1ミリもブレない姿が心地よいです。


無敵カップルに思える加持と由良に、3巻で持ち上がったのが将来のことについて。頭にチラつくのは「結婚」の2文字だけど、内容としてはなかなかスパイシーなテイストです。

というのは、2人の仲を引っ掻き回す滑川という男が登場します。イケすかねぇ由良の同僚で、偶然にも子どもが同じ保育園。
(近場にはこの保育園しかないの?)
そうなると、発動するのが由良のマイナス思考。毎巻恒例の…といっても良いんじゃないんでしょうか。

問題となったのは滑川の発言。
子ども好きな加持に子どもを作ってあげられないだの何だの言って、由良を精神的に追い詰めます。

嫌いな男の言うことなんだから無視すれば良いのに、その発言を鵜呑みにしちゃうの意味分からんです。
悪意丸出しの言葉を間に受けて、加持と話し合わず1人で勝手に結論出すのは良くないっちゅーのに、まんまと罠にハマる由良…。加持の怒りもごもっとも。

ていうかね。
1巻から通して、由良の勘違いで拗れるパターンまたなの。って感じでした。こんなにも甘く大事に愛されても揺らぐのかー…
性格的なものとは言え、もうちょっと加持を信頼して相談しようよ。突然別れを切り出される辛さを知ってるのに、同じことしちゃうのダメでしょ。


すれ違ってグズグズするシーンもあるけど、何だかんだでちょっとずつステップアップしている2人。未来について話し合えたことは大きな前進でした。

彼らなりの居心地の良い場所。一緒にいて落ち着けるパートナー。…そもそも結婚という形をとらなくても、彼らの今の状況ってほぼ理想の夫婦だと思うので自信持って欲しいです。
結婚していても妻子がいても、不倫しようとする滑川が健全な結婚で理想の夫婦なのか?って言われたらそうじゃないしね。


子どものことや結婚のことを話し合って、また2人の絆がグッと深くなった3巻でした。
「圧倒的彼氏」の存在感、たくさん楽しませてもらいました♪

5

とにかく激甘!

加持×由良

仏頂面保育士ーー加持のギャップ萌3巻。
今回は激甘!? その名の通りーー胸焼けを起こしちゃうほど激しい甘さです!
主原料は砂糖だけの溺愛をすべて見せてくれますよ!

同棲している加持と由良。
とにかく萌えてしまう激甘シチュエーション連発!

由良が出張に行くことに。
毎日一緒にいるから一泊でも我慢できないのです!
激甘その1ーー出張前夜にムラムラスイッチオン!

由良が出張先に出会ったのは、
何かしら不安を感じさせるタイプのメガネ男・滑川。
そこで
激甘その2ーー加持が現地に突然現れ、
「圧倒的彼氏だから」と誇らしげな顔で宣言し!
ドキッとする表情を見せる由良。
2人が肩を抱き寄せるシーンを見せる!

加持がわざわざ車で2時間会いに来てくれるのはが嬉しいですね。
寂しさを一気に紛らわせる。
激甘その3ーービジホでは普段と違う雰囲気が出るから楽しい、新しい快感に目覚めるかも!
壁が薄いですけど・・・まぁ、隣の部屋にいる人(滑川)に○○な声を聞かせるには最適です。

一応滑川を撃退したが・・・

ーーなんと
由良の部署に異動してきたのはーー滑川です。
加持が働いている保育園に転入してきた子のパパはーー滑川です。
そもそもどういう嫌がらせ?
・・・
不快にさせるの上に、滑川によって掴みとるのは、
同性でパートナーがいても子供は持たないという深刻な問題です。
加持にこじらせる由良が苦しむと。
がきっかけ
激甘その4ーー加持が由良を独り占めしたいという欲求の爆発!
愛情をより注いであげて関係を確保したい、
「俺のことだけ考えててよ・・・」と
めいっぱい激甘執着展開にギュンッ!

一方、
将来的に子供が欲しい加持の人生を潰してしまうと思い込んむ由良が葛藤に引き起こされる。
激甘その5ーー自分の子供が欲しいとは思っていない、家に帰ったら大切な人とゆっくり時間を過ごすのは心地いいと本心を述べる加持。
加持にとって由良はつまで唯一で常に一番に愛する人です。
あたたかさを感じ胸がいっぱいになります。

激甘その6ーーブライダルフォトを撮ろう!
どう考えてもプロポーズではないでしょうか!?
素晴らしい!
ドキドキしちゃうのは仕方がないです!

お似合いの2人なので、いつまでもお幸せにーー!


相手のことや将来のことを悩みながらも
2人の絆が深くなると思います。

子供を持つ、持たない選択肢は誰にでも平等で、結婚して子供を持たないと選択にしている男女の夫婦もいます。
人生における幸福につながるのは子供を持つかではない。
幸せになれるかどうかはその人の次第です。

今回は高校生の奏太と律が登場していないです。
幼馴染で恋人の2人も気になるので、少し残念です。

想像したように激甘過ぎて胸焼けを起こしちゃいました!
心に沁みるふんわりとする作品でした。

3

大好きカップル

ついに同棲を始めたふたりの日々が描かれた"仏頂面"シリーズ3作目。めちゃくちゃ甘くて最高でした…!

今作はふたりの気持ちを掻き乱すだけの悪者キャラ・滑川が登場。
軽い気持ちで由良に声をかけるも相手にされず、出張先に駆け付けた加持に目で殺され(笑)
当て馬にもなり切れずにただただイヤな奴で終わってしまった滑川でしたが。彼のおかげでより仲が深まったところはあったと思うので、必要な存在だったのかなと思います。

仏頂面ではなくなるほどの由良への大きな愛と「圧倒的彼氏」力にめちゃくちゃ萌えて、由良の笑顔と涙にキュンとして…
このカップルほんと好きだなーと、改めて思いました。

加持と由良の絆は巻を追うごとに強くなっているので、ふたりから感じられる幸せいっぱいな空気感にとても満たされた気持ちになれる作品でした!

0

加持好きだ〜

加持が好き過ぎてもはや加持を愛でる為だけに購入してます。
局部のアップの誤魔化し方、由良のお尻にピッタリくっ付いた加持の腹筋と、由良に叩き付けるような尻の筋肉のラインが見事でした。

そんな加持を敵対視する奏汰くんもメチャクチャ可愛かったけど、加持に張り合ってる場合じゃないよ!律くん取られたらどうするのと心配になってしまいました。番外編なかったですしね。www

でも、丸々一冊が加持✖️由良のお話だったので大満足でした。
由良の勝手に自己完結する悪い癖を知ってて、見守る加持は今回も良い男で流石「圧倒的彼氏」なだけありました。

ちゃんと不安なことは加持に話さなきゃダメだよと由良に対してイラっとしてしまいました。それでも大分甘えられるようになって来てはいました。

実は加持が友人の結婚式に出るとあったので、てっきり二次会とかで加持に群がる女子を想像していたんですが、まさかあんなのが当て馬になるとは思いませんでした。加持ファンの自分には加持の良さが更に引き立つので良かったですが、滑川の性格の悪さだけ出てあれで終わりなの?って思ってしまいました。

続編辺りで滑川の奥さんに仕返しして貰いたいですね。かなりラブラブになって来ましたが、まだまだ由良が臆病なので更に加持に頑張って貰って両家公認になって欲しいです。

0

悪役さん、お見事でした。

前作が大好きだったので、続編が読めると知って楽しみにしていました。加えて、恋人になったその後の2人の話が大好きなので、仏頂面のあの人の溺愛ぶりを期待大にして臨んだのです。

冒頭の甥っ子との可愛い取り合いや、出張先にまで駆け付けてくれる仏頂面彼氏の行動力と深い愛情に、既に大満足でホッコリしました。

ですが、その後に凄い悪役さんが控えていたのです。妻子持ちのくせに由良さんにチョッカイを掛けてきて、アッサリと撃退されたと安心していたら余計な言葉で2人を惑わせて。

その悪役さんが苦手過ぎて読み進めるのが苦痛だったのですが、その後のご褒美のような2人のイチャイチャ甘々が最高で、一大イベントまで見れて感無量でした。と考えると…悪役さんの働きは褒められるぐらいで、仏頂面彼氏の無表情と溺愛のギャップは萌えれるのだと実感したのです。

もっと読みたい!と名残惜しく、それが満足な読後感でした。

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