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88/92(合計:911件)
山田酉子
フランク
ネタバレ
何となく全体を通して仄暗いんですよね。でも萌えは随所に点在している。 攻め受けのどちらかがユルくて奔放で、どちらかが健気で一途、しかしその一筋さが捻りが効いてて・・みたいな展開が多かったです。 引きこもりの腐男子との恋を描いた【さんさんと茜射す】、体の関係からさらにその先うまくいきそうだったのに、途中で片方の魔法が解けて醒めてしまった【ポスティング】などちょっとかわった題材も多くて、全体通して…
蛇龍どくろ
これは読み手を選ぶといいますか、登場人物ような恋をしている人にとってはあまりにも生々しくて劇薬のように心に沁みてえぐり取ると思います。 私がもし報われない恋をしている、いくら思いを伝えても振り向いてくれない片思いをしている最中にこの本を読んだら、きっと打ちのめされてボロボロボロボロボロボロボロボロひたすら泣いて崩れ落ちちゃったと思う。 そのくらいこの作品には、甘い感傷を伴う「切なさ」ではなく、…
煙川時々
短編二冊の本でこちらがその二冊目。 【ウチの嫁が言う事には】→【ウチの旦那が言う事には】の順で読みます。 校内でついたあだ名は白髪鬼やら狂牛のヤンキー姫原。(前世は公爵令嬢のマリー) 武田(前世はマリーの夫のジャック)の嫁認定となった姫原は良妻になるべく日々努力しちゃってます。 武田と手を繋ぎたくてフルフルしちゃったり、武田の好きなアニメのキャラ弁をお箸プルプルさせながら作る日々。 …
短編二冊の本でこちらがその一冊目。 【ウチの嫁が言う事には】→【ウチの旦那が言う事には】の順で読みます。 前世の記憶が時々蘇る武田。 前世ではジャックという地方貴族で、マリーという可愛らしい公爵家の令嬢の妻がいたが、身分差を良しとしない彼女の親族で毒殺されてしまう。来世でもまた会えるだろうか・・という思いをのこしたまま死んでしまったらしい。 マリーも生まれ変わってたら、夫婦とはいかない…
akabeko
竹書房のキャンペーンで半額だったので、以前ランキング内で目についていたこともあり何となく購入。 ところが・・・肝心の、どMが開花・・・の受けがあまり好みではなく、うわっ失敗したかも・・・と。 体育会系ガッチリ体型受けが、色々責められて喘いじゃうってところが、美味しいところなんだろうけど私のツボにははまらず。 しかし!攻めの蝶野がいいめちゃくちゃ仕事してました。 とにかく最高だったの…
猫田リコ
レビューのために再読。 ギャグテイストのもの、シリアスもの、色々入っているけど楽しく笑える作品が多い。 声だして笑った作品もいくつか。 攻めがキリリとしててかっこいいイケメンが多かったのもいい。 【花というよりもキス】 時代物。情報屋と甘味処の息子のお話。花鏡という歌舞伎の女型の命を狙うことを定められてしまった息子。というのも祖父母が「花鏡が憎い~」とうわ言のように言うのを聞いた父が…
宮本佳野
自分がもしかしたらゲイではないかと揺れ動くアトリと元恋人を事故で亡くして以来、刹那的に生きている男娼のトオルを中心に描かれていました。 アトリがまっすぐでいい子です。 事故死したトオルの元彼の写真を見た時に、嫉妬ではなく、写真の中で笑っているこの人はもうこの世には存在しない、という喪失感で泣いてしまうアトリ。 他人のことで泣けるアトリと、自分のことだったのに泣けなかったトオル。 そんな…
リオナ
同じ作家さんの「傷つけないでね」が面白かったので、このデビュー作品も読んでみました。 ヤンキー受けが好きなので。 このヤンキー受けは、ヤンキーだけど蓋を開いてみたら実は健気で・・・みたいなギャップを楽しむ系統ではなく、まんま男気溢れるヤンキー受けです。 対する攻めは黒髪七三分けに眼鏡で、首席で入学した真面目風貌で、入学早々、先輩!先輩!と攻めに懐かれてしまったけど、こんな真面目君は全く記…
井伊イチノ
長期間付き合っているカップルものが読みたいなと思っていた時に見つけたのがこちら。 タイトルまんまで飛びつきました。 【表題作】 高校時代から付き合い始めて10年、同棲し始めて6年というカップル。 バーデンダーの丈(攻め)と地方公務員の睦人(受け)二人は生活時間帯もバラバラで気づけばもう四ヶ月もご無沙汰。 せっかく片方(攻め)がその気になっても、もう片方(受け)は「めんどくさい」で済ま…
SHOOWA
ずううううっっと気になっていたんだけど、確実に読んだら「つらい」気分になるのが判っていたので避けていたこちら。 竹書房のキャンペーンで半額で購入できたのと、どうしても好奇心が優ってしまって どう「つらい」のか自分の目で見たくて読んでしまいました。 【月影】 ・・・・ずうううぅぅぅぅん・・・。 はぁぁぁ・・・やっぱりつらいお話でした。 次から次へと、清人の意思ではどうにもならない男…