hepoさんのレビュー一覧

5seconds コミック

さちも 

もっと読みたい表題作

前後編の表題作+描き下ろしと、短編が4つ収録されてます。

「5seconds」
5秒見つめた相手の発情的なものをコピーする能力のある主人公と、その幼馴染みの話です。
表紙もかっこいいけど、本編の方も痺れるビジュアルのカッコ良さでした。
気軽にコピーできる相手とそうじゃない相手。その違いは何なのか。
その答えが分かったときに、自分の気持ちにも気付くというストーリーです。
この後の話も…

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かしこまりました、デスティニー ~Answer~ 下 コミック

さちも 

打倒!運命とやら

answerの上巻だけ読んで気になっていたのを、4冊一気読みしましたので、記録代わりにレビューを残します。

オメガバースは心の余裕がないと読めないジャンルですが、さちも先生の「かしこまりました、destiny」は読めました。
おそらく登場人物の個々の強さ、弱さをしっかりと描きこんであるから、読む側がどんなコンディションでもすんなり入り込めるのかと。

αとΩ、それにβ。
運命の番と、…

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教授と執事の静かな生活(2) コミック

金井桂 

八雲くんはいくつ!?

ううむ。
2巻は1巻と違って1冊まるまる教授と執事を堪能できて良かったです。

1巻では八雲くんは教授目線で描写される対象だったので、正直よく分からない点が多かったのですが、今回は八雲くん目線があったりで、無表情の下の本当の気持ちや可愛らしいところを知れてなかなかでした。

ただ。

八雲くんていくつ設定ですか?

全部読んだけど。
小さい文字まで読んだけど。
何なら1巻も読…

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営業二課っ!2 コミック

金井桂 

番外編祭り

続きかと思ったら、同棲を始めて以降のショートストーリーだらけでした。

基本、あまあまな同棲生活や、職場でもあまあまな2人の日常の断片を覗き見させてもらうスタイルです。
番外編1で新人で、東條が学生時代に家庭教師をしていた斉藤くんの登場で、ちょっとシリアスというか、現実的な問題が出てきたりはしますが、東條は全くブレないのでご安心を。
溺愛っぷりを堪能しまくれました。

同時収録は、東條…

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営業二課っ! コミック

金井桂 

相乗効果が心地良い

ポピー!
読み終わったひとの大半が絶対脳内、もしくは口に出して言ってるであろう「ポピー!」
いや、もうほんとに何てポピー!な作品なんでしょう。

職場もの、リーマン同士、結構好きです。
仕事ができる、相手に追いつけるように頑張る、空回りじゃなくきちんと力をつける。
この3点セットが揃っている職場ものって最高ですよね。

よく「頑張ってるのに全然だめ」とか「頑張ってるのに不器用でうま…

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the killer コミック

金井桂 

百戦錬磨風大人? vs 不器用な子供

ああああ、可愛かった!
もう、おっさんが可愛すぎて。

おっさんとおっさんキラーの話ですが、おっさんどこ!?っていうくらい灰原がイケメンです。
このひと、お金持ってる、モテる、何でもスマートにこなす、って感じのスパダリ感満載なキャラなのですが、この「いつでも余裕のある完璧な俺様」をめっためったに崩していくおっさんキラーとの攻防がすごい。

「好きだ」と言っても信じてもらえず、
「好き…

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アステリスク コミック

鳥野しの 

こころを鷲掴みにされるほど泣ける中盤→穏やかな後半

いやはや。
中盤でこれでもか!というくらい泣かされました。

家庭教師先の男子高校生と、家庭教師の大学生。
作画では分からなかったけど、バレエダンサーを目指す「才能というオーラをまとったカッコイイ男子高校生」は、彼女が途切れないモテ男くん。
かたやゲイである大学生の方は、そういう彼に惹かれている。

と、いう状況で、興味本位なDKに抱かれるわけですが。
もう切ない。
一方通行の恋…

3

あの日の飴はまだ甘い コミック

平喜多ゆや 

まさに運命の出会い

平喜多さんの作品が好きすぎて困っています。
困りつつもやめられないので、エンドレス好き過ぎに一区切りつけるべく、レビューを書いて冷静になろうかと再読中です。

こちらの作品、表題作の他に前後編の話が収録されています。

【あの日の飴はまだ甘い】3話+描き下ろし
高校でいじめに遭った少年が大学生になって、フリースクールのボランティアに行く話です。
自分を救ってくれたひとのようになりたい…

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むくわれたいな。 コミック

平喜多ゆや 

隅々まで癒される優しいふたり

はあああああ。
好き。

平喜多さんの作品を読むとどうしてこんなにも穏やかな気持ちになれるのでしょうか。

いとこ同士。
同性同士。
学校の先生と生徒。

困難しかないふたりなのに、焦れたり辛くなったり苦しくなり過ぎたりすることなく、穏やかな気持ちで読み進められるのは、まさに人物描写の匠・平喜多ゆや先生ならではのマジックだと思うのです。

当て馬的存在も出てきます。
ただそ…

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エレベーター コミック

芳崎せいむ 

1エピソードごとに縮まる距離

古い作品ですが、かけあい漫才のような会話が楽しいです。
芳崎さんの「永田町〜」をずいぶん前に読んだことがあって、ポンポンやり合う会話の軽妙さと世界観に「こういうBL 作品もあるんだ。面白いなあ」と思ったものですが、こちらも本当に面白かったです。

同じ会社に勤める永島と津野。
エレベーターで会う度にガン見してくる津野のことが気に入らない永島は、ある日意を決して声をかけるが…。

という…

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