hepoさんのレビュー一覧

大型新人の教育係 深夜残業中 コミック

晴山日々子 

あ、そっちだったの?という驚き

続編です。
絵がだいぶ「サイテー男と1ヶ月」の感じに近くなって、室宮がすごく可愛さを増してます。

一番最初のエピソードでおさらいをしてくれているので前作を読んでいなくても大丈夫だと思います。
思いますけど。
何かこの前作のダイジェストのような1話目、室宮の性格が変わってませんか?
これだけ読むとすごくテンパリキャラ。
前作でこの性格だったらテンパリパニック嫌いのわたしのレーダーにか…

3

大型新人の教育係 コミック

晴山日々子 

ふとした表情に痺れる

「サイテー男と1ヶ月」で絵が気に入ったので、こちらも購入。
基本的にカバーの内側の一言は見ないので、読み終わってから初コミックだと気付きました。
「サイテー男」と比べて絵は少し粗いものの、初コミックとは思えないクオリティです。

手元に届いて表紙のおチビちゃんの表情に一抹の不安。某通販サイトの画面ではよく見えなかったのですが、紛れもない「ツンデレ」フェイス。常に大声で怒鳴っているような過剰…

3

キスよりやさしく コミック

木下けい子 

寂しくて、もうため息しか出ない

読み終わってしまった…。
何だか寂しい。
もう少し、いや、2人がおじいちゃんになるくらいまで見ていても良かったかも。

進級して、クラス替え、修学旅行といろいろありました。
BL界では目の上のたんこぶでしかないクラスの女子たちの暗躍もあったり、いろいろな出来事を通して、藤沢の悩みがステップアップしていました。

好きな人はいる。
でもその人の名前をみんなの前で言うことができない。

8

好きだからキスしたの? コミック

木下けい子 

胸がちりちりしたあの頃へ

もう何でしょうね。
この胸のときめきとざわめきは。
まるで自分が初めてお付き合いしたときのようなもぞもぞした感じや、一緒にいると嬉しいのに胸の辺りにぐるぐるしたよく分からない感じがあったのを思い出しました。いつも浮かれているのに、いつも居心地が悪いみたいな。
懐かしいあの感じをこんなにリアルに思い出せるとは思いませんでした。

前回想いが通じ合うまでも長くかかりましたが、今回もなかなか胸…

8

溺れる コミック

恋煩シビト 

BLファンタジーと現実のはざま

幼馴染がずっと好きだった。
いつまでも変わらずに一緒にいられると思っていた。

BLに限らずよくある設定に、1/3の確率で予想しうる結末。
3つのうちどの結末を期待したかで評価が分かれる作品だと思います。

小学校からずっと一緒だった次郎と馳男。
中学から仲間に入ったハチと他の仲間たち。
ある日、次郎に彼女ができたことで均衡が崩れはじめて…。

という話ですが、次郎目線→馳男目…

4

なつの遊戯 美術室の秘密 コミック

恋煩シビト 

人の心というやつは…

3つの短編が読めました。
そのうち2つは登場人物が同じで読み応えありです。

【なつの遊戯】
女子だらけの高校の美術部に女子目的で入部した後藤。その後藤の絵に惹かれて入部した安部。後藤の幼馴染の吉沢。
安部の気持ちに気付いて口止めのように安部を抱く吉沢と、吉沢の目的が見えないまま後藤に抱かれる安部を中心にした話です。
予想がつく方もいらっしゃるとは思いますが、ぜひ読んでください。胸が苦…

1

3年目の独占欲 コミック

梶ヶ谷ミチル 

今回もこころがどっと疲れる仕様(いい意味で)

届いたので取り急ぎ読みました。心待ちにしすぎた!

高校時代からの恋人同士、現在は大学生になって同棲している沢木と水谷。
前回の「おはようからおやすみまで」の続きになります。
違う環境になってすれ違ってしまったものの、無事に仲直りできた2人。
念願のソファも購入して、ふたりの時間を大事にしようとし始めたところ、沢木は古屋の紹介で家庭教師を始めることになって…。

今回も梶ヶ谷さんの思…

3

バラ色の時代 コミック

恋煩シビト 

人生とは何ぞや

スピンオフを先に読んでしまいました。
そのせいであちらを読んでいるときは「どういうこと?」ということがちらほらあったけれど、結末が分かっていたおかげでこの作品を冷静に読めたので結果的には良かったです。
そうでなければつらすぎて、途中で放り出したくなってしまったかもしれません。

高校の図書館にたまたま居合わせただけの2人。
ひとりは生まれた環境に人生を食い潰されて、もうひとりはその男に人…

5

愛のポルターガイスト コミック

恋煩シビト 

萌える<興味深い

表紙の「山口珈琲」の文字に食べ物の気配を感じて。
出て来ませんでしたが…。

8つの短編が収録されていました。わりと性格的なSとMの話の割合が多かったような。
どの話も萌えると言うより人間の狂気のようなものが興味深かったです。
中でもSに依存されているようでSの愛情表現でないと実感できなくなってしまった「Mのリビドー」と、尽くし過ぎるダメンズメイカーを描いた「ラブサービスマン」は狂気っぷ…

1

フローリストの恋は咲く コミック

yoshi 

圧倒的画力のイケメンしかいない!

イケメンだらけでした。
イケメンという言葉が軽過ぎると感じるほどの美しいひと軍団。
こんな世界で道端の石として生きていくのも悪くないなと思ってしまいます。

表題作は一度読んだことがあるので今回2回目です。
花屋に勤める陽斗と毎回バラを一輪くれるハーフのルカ。
ルカがレストランのシェフなので食べ物!と期待したのですが、パスタだけでした。番外編では陽斗の作った食べ物ではない何かしか出てこ…

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