chikakumaco
千束るち先生らしい、ちょっと剣のある男前たち。少しだけ受けである佐々木先輩は甘いルックスだが、当て馬の部長も攻めの中村も深刻そうな眉根の男前たちだ。髪も硬そう。
そのシュッとした男前がフッと笑う表情に魅せられる。ガタイのいいワンコ、中村がどんどん可愛く見えてくるのだ。そして、このワンコ、臆する事なくガン攻めである。何かにつけ「〜です?」「どうです?」「休みます?」と、常に気遣い、疑問符付きながら…
「NO.99:人間玩具」に収録されている、「地下街」を舞台に、暗殺者ナガサとその幼い愛息子テオ、テオの家庭教師に雇われた小麦田くんの物語。「地下街」に登場した、テミスンとペト姉弟のその後も描かれており、ペトは少しずつ話せる様になっていて、相変わらず黒野に愛されており。ホッとさせてくれます。ペトが働く食虫植物を扱う不思議な花屋さんの店長とテミスンのロマンスも挟み、この不思議な世界観の中で、王道ロマン…
知らずに先に『かくれんぼハニー』を読了していて、表題作の『あばれんぼハニー』のカップル、ハチ × クマ に全く興味が持てなかったので、こちらは永遠に読まなくて良いと思っていたのですが、こちらに『かくれんぼハニー』の前日譚にあたるエピソードがあると知り、結局読むことに。うーん、このスピンオフ商法(⁈)にまんまと乗せられがちな私。『かくれんぼハニー』に満郎さんの生い立ちですとか、そもそもスズメくんが満…
表紙とカラー扉絵の水彩色鉛筆で描かれた様な優しいパステルカラーにまず癒されます。世界観の独特さもそうですが、そのファッションセンス‼︎ 独特のセンスですよね。獣人が着る、ということをよく考えられたバランス(下半身が発達している。)で、しかも可愛い♡ 見せパン!鹿なのか、山羊なのか、カモシカなのか。ケンタウロスの直立型の様な獣人が人間型の双子として生まれる世界。そして獣人型の方が持つ共感覚を人間型に…
わぁ。久々に読んだら、結構ゴリラエモン黒川は強引な手で落としてたんですねぇえー。にもかかわらず、島野くんの方が夢中になってしまっていて、ヤキモキしていて。可哀想なくらい。
黒川がバツイチ30代というだけあって、イサク先生の作品の中ではやや大人っぽく感じられます。エロ度は低いですけど。バツイチの寂しさで安易に島野に手を出したかの様に始まっていますが、実は島野が新入社員として入社する、もっと前から黒…
ちゃんと同意の上とは言っても、永倉くんのそれは凶器。描き下ろしではバッチリ描かれていますが、(短冊修正あり。)通常の3倍以上あるかと思われるその巨根は、兼親さんの口には決して入りません!それでも満足させてあげようと懸命に奉仕する兼親さんに萌えます。そこは永倉くんも充分萌えてるんですが。なにぶん、童貞(⁈)で年下という、余裕のない永倉くんは、毎回がっついてしまう。年上(会社の先輩)の余裕を見せたい兼…
椿丸は鬼と人間の間に生まれ、両親を亡くした事で見世物小屋に売り飛ばされたところを『祟り神』である、しい様に救けられます。幼い椿丸のその素直さ、心の優しさ、思いやり、といったものは全てその親から受け継がれたもので、椿丸の育ちの良さ、愛されて育った子供なのだということが分かります。(鬼と人間の恋愛というものも禁忌だったと思うので、その愛の強さの物語も読んでみたくなりますね。)しい様も全てを枯らせてしま…
ロボ耳太郎くんがすごい勢いで紹介してくれた、私の性癖に刺さる作品なんだそうですが…。刺さってないよ‼︎っていう。絵やキャラクターデザインはそんなに嫌いな感じでも無いですが。うーん…。
カフェのマスターがゲイで養子縁組という事実上の結婚を果たしたことで、その幸せのおすそ分けをしたい、とゲイを集めて婚活パーティーなるものを開催します。バイの男に「(女と)結婚するから。」と捨てられ、失恋した涼介は…
そもそもこれをBLと言ってしまっていいのかはさておき。ドラマファンに向けた公式ブック。本そのものとしては、映画館で配布される様なパンフレット程度のデザインで、「ファンが見たいのはそれじゃねぇえええー‼︎」という雑さだが、(キャラクターの写真とか、白バックでブロマイドレベル。)それぞれのキャストの裏話。キャラクターに込めた想い、あのシーンの裏側、みたいなのがまるで肉声で語られる様で、思い出してはちょ…
弟の実と瀬戸さんの『ジンジャーハニー』のが何度も読み返すお気に入りなんだけど。久々に読み返したら、ヒロミツ先生は色々アウト!だったんだなぁ〜と、ぶふっと笑ってしまいました。物語の冒頭から、吉野の純粋な「憧れ」の眼差しに勝手に煽られて、アッサリ手を出してしまうとか。あり得ないほど下半身の欲望に忠実と言うか。自分の勝手な欲望(吉野が綺麗な容姿とは言え、乱れてる様を妄想したり。夢見たり。)に振り回されて…