chikakumaco
うーん。他のサイトで「中二病の様なモノローグ」と書かれていたのですが、確かに。
大正ロマネスク調の主従愛かと期待したんですけれども。それはそうかもしれないけれども。うーん。伊月の痛々しさったら無い。
孤児の伊月は、千代森の美しい主人に拾われ、不自由の無い暮らしを与えられ。美しい従者を与えられる。子供のいない主人はいつか伊月に家督を譲るだろう。伊月はそれくらいの野心は持っている。持っているからこ…
折ってみれば。その花は紅い。
読み始め、てっきり清太は遊郭で働く陰間かと思っていたら。ただ自分の容貌が少女に見えない事も無い、事を利用して周囲を欺き、芸妓として働いているのだった。
身近な関係者は知ってそうしているものと思っていたら、置屋の女将さんすら知らなかったという事実。そんな事ってあります⁈ というか、ファンタジー。
ある日、客である源は、それに気付いて、黙っている代わりに自分の絵…
好き過ぎて、猿になったらどうしよう‼︎ ひたすらタラレバに支配され、逃げまくる凪夏。
これはオメガバースの、「本能に支配される」という設定を逆手に取って、抗おうとするドタバタ・ラブコメディ。
凪夏は、10代で、バース性をΩと確定してから、ずっと。αの宙が好き。大好き。宙も凪夏を好きになってくれて。めでたくお付き合いもスタートしたのだけれど。好き過ぎて、ヤバい、というので、番ったらきっと変に…
とにかく絵の、圧倒的な強さで押し切られてしまう。筋肉と綺麗な顔の強さ、しなやかさ。それに対してストーリーはシンプルかも。
有名俳優の2世である龍之介は、父と父の個人事務所の「商品」として、息苦しさを覚えつつ。俳優の仕事自体は愛していたが、いかんせん、整った顔に期待されることは、イケメン役。ただ美しければ良い、イメージ大事。イケメン俳優の皆んながフツーに通る道。不満を持ちつつ諾々と仕事をしてい…
新刊が出たので、合わせ読み。
絵柄が異色の。主人公の2人と途中参加のイケメン以外、まぁ何とユルいことか。プラス、蛯原の幼馴染、伴内の、何と表現したら良いのか、超個性的ないでたち。
最初の方は特に、4コマのカットで進んで行くのだが、4コマ漫画では無い。4コマ目でオチていないからだ。
そんなゆるゆるな雰囲気で進行する。表紙のカワイイ筈の鯛代くんは、最初「オバケ⁈」と、蛯原も驚くほどの陰キャ+目付…
幼ない頃のみのりは本当に可愛くて。あまりにも可愛いくてたまらなかったから、としくんは、みのりを女の子だと勘違いしていると言う、幼馴染あるある。
ところが。あるあるでは無くなって行く。
小学生ともなると、女の子だと思っていた、初恋の気持ちを受け入れ難いと思ってしまったとしくんは、大学生になる今日まで。その想いを拗らせたまま逃げてしまっていた。物理的に離れた期間が長かったので、再会してからはまた鬼…
便利屋さんを営むマキさんと、押しかけアシスタントのナル。小さな事件を解決しながら。
互いにセフレだと決めつけていたけど、かけがえの無い恋になって行く。
わかってるんだけど、くすぐったい。ちょっぴりバディ風の2人の関係がいい。
最初の方の、電車痴漢撃退とか。盗撮犯確保とか。囮捜査みたいに女装コスプレするナルちゃんが可愛い。もぅその可愛さだけに、絆されてる筈なんだけど、言葉に出来ずにエッチだけす…
思わず、花言葉を調べてしまいました。「秘密」そして「古風」「乙女の香り」とある。
楚々とした清廉な。それはそのまま晶の印象。たおやかに控えめに。秘した恋心。
大人しい晶は、幼馴染の怜央に密かに恋をしている。決して怜央に迷惑にならない様にと、ひた隠して来た恋。ところが、晶は男とセックスしなければ、やがて死ぬと言う、世にも奇妙な奇病に罹る。急な発作に苦しむ晶を抱く怜央。
怜央に迷惑をかけてし…
一言で言うと、BLぽくは無いんです。もはやBLにしなくても良かったのでは?と思うくらい。BL未満として読めてもしまうので。私的には、ネッドとアルの身体の繋がりは要らなかったのでは無いかな、とさえ思います。
毎年の様に、夏には訪れる場所。海の見える景色の、穏やかな美しさ。温かく出迎えてくれる姉弟の営むパブ。喉を潤すお気に入りのレモネード。ネッドにとって、そこは完璧な夏だった。(ああ、旅に出たい…
中編二篇が収められていて、前半はアホアホ。後半はしっとり。
◆「開発のお時間です」前後編
真面目にアホな事に取り組んでいる、というテイで展開して行く可笑しさ。
雄っぱぶ的なカフェに、遊ぶ金欲しさで、気軽に入店した爽太はまだ新人研修中。
せっかく伝説の乳首を持つと謳われる、オーナーの波羅さんに指導して頂いているのに。なかなか開発されない爽太の乳首。一人前の乳首とは⁈ 乳首イキ出来てこそ。…