chikakumaco
カップ麺のキツネうどんのCMに出て来るあざと可愛い女優さんみたいな大きな耳。ふわふわの尻尾。
これはトピなどで、耳が4つあると萎える、というヤツなんである。狐憑きの秋葉は普通のヒトと同じく耳があり、頭に狐の耳が生えている。
そもそも狐憑きになった由縁もふわふわしている。先祖が何か狐に恨まれる様なことをしたらしく、
先祖代々受け継がれているが、発端は謎のまま。
狐と言えば稲荷。神社に詣でるの…
ずっともう、三越の話だと思って読んでいるし。白石辰春は漱石だし。
物語が進む毎に色々な人や事柄や文化にオマージュを捧げていると言っても良いかもしれない。あるいはインスパイア。
鷹頭はやはり日越の当主と因縁があるらしい。彼の思いは復讐なのか。それとも。過去の事件を探りながら虎三郎の仕事を助ける鷹頭は、時子を連れて当時では舶来物でお洒落感漂う横浜へと出かけて行く。
そこで出逢ったのはイネスと…
セツは何処から生まれて何を想うのか。
時は遡り、直接なのか間接なのか。物語は時代を遡り、森羅と万象。この世の全て。
この第2巻はちょっと難しいんですよね、現代のセツと昭、祖先にあたるのかよく分からなくて。詳しい説明も無い。いくつかの事件とエピソードを通して、現在のセツと昭がなぜ交わる運命なのか、解き明かしてくれるのか、くれないのか。もどかしい。
時代は分からない。割れた陶器を元に戻せると…
妖怪と言ったらこの人。トピ立てで紹介されてる方がいらしたので、久々に読み直してみました。シリーズ化されているのですが、そもそもの発端のこの巻は割とアッサリした感じ。
先祖代々病に冒され早逝する家系に生まれた昭は、じいちゃんの遺言で不思議な妖怪と出逢う。代々続くこの家の守り神と言っても良いほどの彼は、趣味で代々の願いを受け入れて来たと言うので、昭は医師にも治せないと言われた難病を治して欲しいと願う…
今作もえっちぃで可愛かったんだけど。
私はやっぱり1巻目の、拾ったクロが果たして猫なのかヒトなのか、微妙で曖昧。という頃のファンシーなファンタジーが好きだったなぁ、なんて思ってしまう。どっちなんだろう、というワクワクは残して欲しかったのだ。2巻目でシーナさんというクロ以外にもヒトになれる猫と出逢う事で、クロは猫なのだと確定している。本作は、猫になれるヒトとそうで無い猫が居るらしいとの事が明かされ…
最初読んだ頃、何となく事件の概要が掴めなくて、一読して放置してたんだけど、最新刊の「黒か白か」を読んだら懐かしくなって再読しました。
これは「黒白」のシゲが演じる事になる、「腹黒いクズ」警官みたいな話じゃなかったかと。見た目も、久世は何だかシゲに似ていて。恵まれた高校時代の様子はシゲに激似だ。
ただ、久世はその後転落したかの様な人生に見せかけているので、様子はグッと違って来る。
下條も久世も…
強運体質・篠宮 VS 不幸体質・福原、2人一緒に居れば運は相殺されるのか?すれ違いドタバタラブコメディ。
事故に遭いやすく、年中体のどこかしらを怪我をしている福原は自他共に認める不幸体質。
そんなん居てたまるか⁈って感じなんだけど、望む前から欲しいものが手に入る強運体質の篠宮。そもそも人はその一生の中で、運も不運も量が決まっているのだから、仮に不幸が続いてもその後には幸運がやって来るという…
安心して下さい、まだずっとモダモダしてますよ。
前巻の終わりで、やっと安達からも黒沢への気持ちを言葉に出来た事で。
ようやく「お付き合い」をスタートさせる事になる2人。
付き合いたての2人が最初にすること、それはデート。イケメンでリア充の黒沢は嬉しさのあまり気合い入り過ぎ。誰用のデートなんだよ⁈ な、ヘリでのナイトクルージング。抱えきれないほどのバラの花束。え⁈ 黒沢って、残念なイケメンなの…
こんな風な、ラブラブで。もうお話の冒頭から付き合っている、しかも同棲している。なーんて、何かのスピンオフかな、と慌ててみれば。作者はこれが初コミックスだと言う。しかし、2人のそれまでは読み切りで描いていたという。もう、ホントっにラブラブなのだ。他の甘あまな作品のレビューで、「砂糖を吐きました。」という表現をされていた方がいらっしゃいましたが、こちらもそんな感じ。私は本作で砂糖を吐いてみた。
…
この絵でしっとりした大人の恋愛ものを読んでみたいと思っていました。
ええ、思っていましたとも。うーん、ですがやっぱり幸田みう先生は高校生ものだなぁ、って思えてしまう。高校生だった2人の10年後だというのだけど、2人はそれほど成長していない。見た目だけじゃなく気持ちも、その恋も。10代の時が止まったままなのだ。
女子にモテモテのマサはいつも人に囲まれていて。そんなカッコいいマサをこっそり見つ…