chikakumaco
「お前の前で泣くもんか」スピンオフ。前作で当て馬未満の猫目と後輩・犬丸の物語。
前作で、白井さんへの主に仕事での拗れた嫉妬心から森田を陥れようとした事で、会社をクビになり。転職もままならない猫目は、酔って荒れていた。偶然介抱した犬丸は大好きな猫目先輩に再会出来た喜びで、寝込みを襲ってしまう。
酔いが回って働かない頭と、気持ち良さに溺れてされるがままの猫目は翌朝驚いて逃げてしまったものの。仕…
「リターン・ウェディング」さらに甘いあまあま後日談。短かすぎるショートストーリー。
なんと、森田は白井さんと同棲スタート。何にも不満の無い穏やかな生活だけど。
いつ何時もサカって来る白井さんに反撃したい森田は…。
もちろん返り討ちにあって、イチャあまエッロエロ。気持ち良過ぎてぽろぽろ泣いちゃう森田に煽られてムラムラした白井さんは止まりません。
「あっ待って。俺イッたばっか…。」「…無理。」…
続編、付き合ってからの後日談。
絵が格段に上手くなっていて。この辺になると最近の絵柄に近付いているので、ホッとします。
森田は相変わらず鈍臭いながらも一生懸命仕事に邁進。白井さんとはイチャイチャ。
けれどもふと考えてしまう。『…白井さんもしかして。俺の泣き顔にしか興味…なくね?』
もちろんそんな事は無い、筈なんだけど。試すつもりなのか、森田は泣かない努力をしてみる。まぁ、無理なんだけど。ウ…
これはもぅ。アラブ × オメガバースというエッロエロ。どっちも非日常過ぎて、細やかな設定などブッ飛んでいても、そうかな?そうかもね、と畳み掛けられてしまう。力技。
αで王国の第15王子のライは、10年想い続けた少年に再び会う為に日本を訪れる。
そこで自分より体格も良く大きく育った慶介に度肝を抜かれることとなる。
あらま。王族なのに、束の間の邂逅の記憶を頼りに探したとか。ストーカー並みの執…
この、何とも言えないラノベ風なタイトル。中二病感満載の設定に惹かれました。あーんまりラノベに親しんでるわけでは無いけども。深夜に放送されている設定がとにかく難解で、言い負かされる感満載の世界観を作る人の事をただただ凄いなぁ、とかねてから思っている私としては興味深々なのであります。
まぁ一言で言うと、肩透かし感は否めない。読み手側の予測を上回って欲しいのだ、そこはもぅ絶対に。ラノベってそういうもん…
ちょっと失礼な言い方かも知れないけど、そのカクカクした線が何とも個性的なんだが、高田ロノジ先生の描くキャラクターは、ちゃんと美人で。ちゃんと男前に見える。魅力的なのだ。そのカクカクした線だからこそ、このリーマンものに合っている様な気さえする。スーツの硬い線とか、オフィスで耐えなくちゃならない禁欲的なさまとか。
出張先で一線を越えてしまった桔丙とさつき先輩。その日から、優秀で男前な後輩、桔丙を意識…
慧先生はしばらく「ホテル」シリーズばかりだったので、ようやく新しい設定だと嬉しく思います。
しかもモフモフ獣人主従もの。表紙の色っぽい黒髪美人メガネ受けというので、どんなにか淫らなお話しかと思っていたら。意外にもしっかりと練られた架空の国の軍部という、ファンタジーミステリー。
スリラーと言ってもいいかもしれない。シリアスな展開には驚かされました。淫らだと思い込んでいた美人受けは硬派な大尉。騒ぐ…
ゆるふわワンコが攻め。黒髪美人系は受け。
おまゆ先生の作品はよもや定石が決まりつつあり。本作もそんな感じで、数ページも読むとその先は分かり過ぎる程分かってしまう。BLにおける定型。まぁ、様式美というヤツだ。
ゆるふわで美形の奈津は幼い頃から倫太郎を狙っている。倫太郎はおっとりしていてそうと気付かないので、ほろほろとすぐ泣く美しい奈津を男らしく守ってやらねば、と気負っている。
奈津がほろほろと…
本編が「覗き見愛チャット」の続編と知らずに買いました。
黒沢と朝倉が恋人同士になった経緯は冒頭にあるので、前作を読んで無くても問題無いです。。。BLあるあるですと、地味で目立たなかった恋人が、俺と付き合う事で視野も開けて、良い感じの雰囲気を纏う。なので、それは喜ばしい事なんだけど、独占欲煽られちゃう!というヤツです。
黒沢は、最近コンビニの常連になりつつある客・幸田がちょっとカッコいいので、気…
「ペンデュラム」の続編、エチ度も増し増しのジュダ × ダート編。ルアード × カイ 編と違って甘さは無く、ダートの悲惨な幼少期からスタートする本作は、とにかく暗い。重い。そりゃそんな運命に翻弄されちゃあ、仕方ないよね。警戒心の強い、ツンデレさんにもなってしまうよね。施設で育ったのに健気にも妹と生きて行く為と自らの身を削って生きているダート。まだほんの少年なのに。彼は運命の番いに出逢ってしまう。
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