Renta!限定版
あれっ…もしかして俺の泣き顔にしか興味、ない?
続編、付き合ってからの後日談。
絵が格段に上手くなっていて。この辺になると最近の絵柄に近付いているので、ホッとします。
森田は相変わらず鈍臭いながらも一生懸命仕事に邁進。白井さんとはイチャイチャ。
けれどもふと考えてしまう。『…白井さんもしかして。俺の泣き顔にしか興味…なくね?』
もちろんそんな事は無い、筈なんだけど。試すつもりなのか、森田は泣かない努力をしてみる。まぁ、無理なんだけど。ウェディング・プランナー冥利に尽きる、お客様の良い結婚式に触れては泣き、感謝されては泣き、練習として感動モノの映画を観ては泣き。
そして…。白井さんが一人で仕事を抱えていると知っては泣き。異動して自分の元から離れてしまうと、早とちりしては泣く。本編、泣いて泣いて泣きまくり。
その可愛い泣き顔に煽られては白井さんのムラムラも止まらない!
もちろん、最初は泣き顔フェチの白井さんにドンピシャだったから。ずっと森田に惹かれてたけれど、森田の笑顔もその一生懸命さも。全部全部、大好きで愛してるのだ。
タイトルの「セレモニー」らしく、愛を誓い合う2人。ラブラブです。
前作で何かと二人の邪魔をしようとしていた猫目も再登場。永遠にライバルになると宣言。
え⁈ 勝手にしてって感じなんだけど。会社を辞めてフリーのプランナーになるという猫目を見て、自分もいつかそんな風になりたいと頑張る気持ちになる森田。
猫目に関してはホントに意味分かんないだけど、描き下ろしでは犬丸に執着され始め。
これは「番外編・犬丸と猫目」へのフックになっている様子。
描き下ろし「休日編」では、定番あるある温泉エチ。積極的に頑張る森田が可愛くて、ヤリすぎてしまう白井さんの絶倫っぷり。
「お前の前で泣くもんか」の続編。
相変わらず泣きまくりの森田と泣き顔フェチの白井がちょっとだけ関係を進展させたようなお話になっていました。
特に大きな波も変化もなく、ハラハラするような事件もなくあっさりと話は進み
ほんのり甘いふたりのやり取りを微笑ましく眺めて…
彼らの何気ない日常をただただ覗き見たような気持ちになりました(笑)
学生時代に白井が初めて森田の泣き顔を見た時のエピソードが描かれていましたが、過去でもそんなに繋がりはなく、何がそんなに白井に刺さったのか…?
そういうところがもっと知れたらよかったかなと思いました。