chikakumacoさんのレビュー一覧

発情Ωヘルス コミック

菊池ばみ 

多分、運命なのに。ドラマティックにならないところが何だか惜しい。

とっても謎で、何だかミステリーなのだ。
ユイと誠くんは運命だったのか?どうかは今一つ伝わって来ない。どうか、運命であって欲しいと願うし、運命っぽい事はチラチラと見え隠れしてるんだけど。

Ωばかり集めた風俗で働くユイは 店では一応NGな本番行為をチップ程度でヤラせてしまうので、人気No.1。他のΩの様に番い探しをするでも無く、客とは割り切ってヤッてるつもりだった。ある日、山田と名乗る男と出会…

3

幼なじみ(♂)とのアレコレ。 コミック

星倉ぞぞ 

嘉一くんのTシャツを母はどう思って見ているのかが気になります。

オタクで幼馴染のフミに過剰な執着と過保護っぷりを見せる嘉一くんが常に着用しているロゴT(⁈)が気になります。「カリ高」「臨戦態勢」「怒張」「BIG」「実用的」果ては「非童貞」「非処女」まで。りりたんというオタク趣味全開な美少女フィギュアを集めている事にも動じない母・茶子ちゃんなので、ほぼ気にしてないかもしれません。いやーん気になるよー。幼き頃は、それでも「大器晩成」とか「純心」なんてTシャツを着て…

3

僕の完璧な恋人 コミック

雨隠ギド 

気怠げな瞳に色気があるのは、現実世界でも同じことだから。

ハクのガチャピン目が周囲の人を惑わせてしまう。というのは分かる。凄い分かる。
私の知っている人の中にも居る。「何であんな男がモテるのか?」と言われる様な人の中に必ずと言って良い程、ガチャピン目は居る。その気怠げな瞳に色気を感じてしまうのだと思う。
ハクは幼馴染の良川(凄くいい人!)に言われて、その瞳を隠す様に時々サングラスをかける。
ところがそれはワンコ虎姫には効かない。虎姫には気怠げな瞳だ…

3

シュガードッグライフ コミック

依子 

甘くて切ない。僕だけのシュガードッグ。

うーん。一読した際は、ちょっと腑に落ちない気がしたんですよ。
そもそも。夜道で声をかけた瞬間から。天沢さんは唯純くんを好きになっていた、と考える方が普通な気がしたもんですから。
そして近所のコンビニで働く唯純くんと再会して。何となくくすぐったい様なちょっかいをかけて。これはもぅ、執着の始め、と思うじゃないですか。
唯純くんはツンデレさんだけども。心根の優しい子なので、コンビニ飯ばかりの天沢さ…

3

愛しのXLサイズ・続 コミック

重い実 

麹が発酵する温度、36.8℃。それは山本くんのアノ時の温もり。

愛しの小林くんのアナコンダ級の大蛇を呑み込む山本くんとの甘あま後日談。
大学を卒業後、家の小林酒造を継ぐ小林くんと、1年後 小林酒造で働くと決めて奈良の酒造に修行に行き、離れ離れとなる山本くん。
1年はあっという間に経ち、再会したふたり。会えない時も、会ってからも。
重い実先生らしい、愛情重過ぎの溺愛執着攻めを思う存分耽溺出来る仕上がりです。
まぁ、小林くんが自分の大蛇を初めて受け入れてく…

5

ナイトミルクヘブン after story コミック

秋吉しま 

大和さんの大人の色気が相変わらず堪らんのです。

「ナイトミルクヘブン」と「ナイトミルクアソート」の丁度中間に当たる物語。
最初、思わぬ「after story」にやったー‼︎ と喜んだ私には肩すかし感は否めない。
「ナイトミルクアソート」にて、結構な絶倫エチを見せている、実はムッツリの大和さんは、本作のこの時 未だ川瀬を抱いていないのだ。おおっ! そこで私は思い出す。
募った想いを吐露した後、まさかの抜きあいっこで終わる夜。これはその当時…

3

時間停止系ラブハメえっち コミック

小坂つむぎ 

恋は互いがあってこそ。シンプルなメッセージを込めたハイテンションエロ!

前作「番になれない!」がメチャカワだったので、新作を楽しみにしていました。
エロもテンションもパワーアップしてます。
ツンデレもツンデレ。素直に好きだと言えない翔介は、いつしか自分に備わっていた「好きな時に自在に時間を止める」能力で、大好きな片想いの相手・大和に夜な夜なエッチな事をかましている。
まるで逆睡姦。大和はなされるがまま。ひたすらおっ勃て、棒(‼︎)扱い。
けれど、起きている大和…

4

けものは奥まで愛されたい コミック

南国ばなな 

白(ハク)は可愛すぎる!ああもう死ぬほど可愛い!

うーん話は全然違うんだけど、ドストエフスキーの「白痴」を思い出してしまった。
ムイシュキン公爵は蔑称として誹られる類いの「白痴」では無い。世間知らずで、誰からも好かれる全くの善人である。そして、彼がいる事で周囲に波乱を巻き起こす。

貧しくて無学、無知な為に、自分が希少種である事も知らず、ただその名の通り真っ白に生きていた白。父親を亡くし、途方に暮れて生きる術も無く街を彷徨いている内にスパダ…

9

よろこびは腕の中 コミック

加東セツコ 

よろこびはこの手の中に。

「よろこびは膝の上」のスピンオフ。康毅の兄・葵は本当に実の弟を好きだった。
その想いに苦しみ過ぎて、家を出てしまっていた。そしてその事を微塵も康毅に気付かせない。実に健気なんだけども。困ったちゃんでもある。自暴自棄になって転がり込んだ先は、当時母の部下だった相良さんの家。相良さんは葵の母に許可を得た上で、預かる事にしたが。何やかんやで13年、ロクに働かない葵の面倒を見ている。そう、このイケオジは…

3

よろこびは膝の上 コミック

加東セツコ 

よろこびはいつも。すぐそばに。萌えはいつも膝の上。

最新作の「今日に還る」を読んで、些か茫然とした気持ちにもなったので。既刊を読み返しています。この頃は、まだ甘く。特にこの作品は丸っと表題作であるのと、加東セツコ先生の作品群の中では、よりオーソドックスな甘さのある作品で。ホッとさせてくれます。
そうは言っても。加東先生らしい、物言わぬ緊張感を湛えていて。科白の裏を何とか読もうとしてしまう。

仲の良い友達の兄で、大人しそうに見えた充さんは、外…

3
PAGE TOP