chikakumaco
基本的には甘あま後日談。もはや慎吾はキューピッドでも何でも無く。ただただ先輩を愛する1人の男なのだ。先輩の一挙手一投足に、その綺麗な眼差しに、はにかんだ微笑みに。いちいちきゅんきゅんしまくる、そう、きゅんの風圧に押し捲られる日々。そこに立ちはだかる当て馬未満の男、猛生。
男前で学校一の人気者だと自負する猛生先輩に目を付けられ、迷惑そうな蒼生先輩。
しかし、猛生先輩が能天気な単なるお人好しという…
博士先生は丁度去年の今頃、年の瀬に神BLをプレゼントしてくれた。ほっこり甘くてきゅんとさせてくれて、ホロリと涙。だからどうしても期待は大きくなり過ぎてしまう。読者というものはとても贅沢でワガママになってしまうのだ。
優しくて丁寧な絵には本当に心魅かれる。美形の犬神さまも、可愛らしくて一生懸命な蛍も。各話毎の美しい扉絵も。柔らかく描かれる自然の風景も。
生贄の勤めを全うするべく、限界集落の村…
一読して、ダメだこりゃ。と、放置してたんですが、改めて。一巻から通して読み直してみれば、やはり評価は上がります。
前巻「side Ω」で見通せた様に。予定調和なラストであると言わずにはいられません。確かに運命に抗う、所謂「愛は勝つ」エンドにそりゃなりますよね。と、何だか天邪鬼になってしまう。柊にはデルフィー当てがっときゃいいっしょ。と、言わんばかり。
さらにさらに。運命に抗えないんだから仕方な…
「俺が好きなら跪け」のスピンオフ。まぁ、これが来る予感はあったよね。
いやに色気がある切れ者風の聡い男、松田の上司、神谷次長。彼も同期の男に狙われるのだろうか?
などと当時、レビューに書いてみたのだけれど。彼を狙っている(?)のは、松田の彼氏である加藤の上司では無く。前作で何かと松田を救けていた、M&A事業部の梶次長だった…。
えええ⁈ そっちですか⁈ という驚き。だって、だって。加…
何てこった⁈
相変わらず変態ストーカー、春の妄想は炸裂して。相変わらず同僚の友紀さんは、そんな春を心配してキリキリ舞いしていて。相変わらず真矢はピュアっピュアに片想い中。そして、そんな真矢の傍らで、バイト仲間でクラスメイトの大吾くんはツッコミながらウケている。
前巻で、雨にそぼ濡れた真矢のピンクの透け乳首を見てしまった春は幸せのあまり、仕事中も反芻を繰り返しては喜びを隠しきれない。いよい…
束原さき先生のお名前を見つけて、「君恋」の連載を追っかけてたんですけど、1回毎が短過ぎるぶつ切りで。いつか追いかけるのを諦めてしまっていました。そう。やっと纏まったものが読める!と、楽しみにしていたのに。いつも通り、美しい。美しいんですよ!けれど、勝手ながら軽くガッカリもする。
そう。「Powder snow Melancholy」以上のトキメキは、もう得られないのかなぁ。って。どうしても思って…
藤峰式先生の「褒めると伸びます」改題「調教上司」目当てで買い続けています。
前回、昇進を約束された転勤を受け入れた藤田。多分金岡主任は愛する藤田の為を思って、転勤を賛成するが、藤田は自分の愛情が重過ぎて飽きられたのだと一人悩む。
出発の前夜、激しく抱き合う2人。藤田はこれが最後と切なく彼を求めるが…。
えーーー。ちょっと待って。金岡主任、早く男を見せてあげて下さい‼︎ 藤田が可哀想。
ジリ…
まさか。まさかの「ごめんしたって許さない」甘あま後日談。
これを読む為におさらい読みしたんだけど、優くんのモノローグにあったんですよね!
健太郎の事が知りたくて。「もっと話したい…生まれて育った場所とか。家族や友達のこと。…知りたい。」そんな優くんの、健太郎に対する溢れんばかりの愛情が感じられる番外編です。
ほっこり♡
健太郎の帰省に合わせて休みを取る優くん。何も無い田舎。(でもラブホはあ…
物語は小さな一話完結で、様々なシチュエーションプレイを繋いでいく展開。
コスチュームプレイ、保健室プレイ、横恋慕する双子による拉致監禁などなど。
毎日毎日2人の兄に好き放題されちゃう三男坊は日々グッタリ。
けれど愛されることは、満更でも無い。この三兄弟の詳しい説明が一向に無いので、ガチ兄弟なのか、BLあるある義兄弟なのかは定かでは無いけれど、結構厳しいお家柄らしく、屋敷は広く、長兄の言うこと…
「君はアルファ」のスピンオフという事で、ヒートを起こして親友の隼也を襲うも未遂に終わり、その事がトラウマになっている光一の物語。
光一は、アルファ性である自分の抗えない本能を怖れている。今は同窓として普通に会える隼也も当時のことを許してくれているけれど、またあんな事になったら…と、怖れている。
ちょっと鈍臭い天然系の光一がαというのも面白いところで、それを言うなら、優秀でハイスペックな理人がΩ…