chikakumacoさんのレビュー一覧

第二王子は密の香の俘虜 コミック

きりみゆうや 

花の薫りの愛おしさ。

麗しき 中世風の異世界ファンタジー調オメガバース。きりみ先生の麗しい美形王子達が織りなすロマネスク。ペガサスが引く 天翔ける馬車なんて。本当にワクワクする。
乙女チック、ロマンティック満載なのだ。
ところが。もろもろ置いてけぼりなのである。

ノクト王国、第二王子のヒメルは、10歳の頃、運命の番いである美しいリヒトと出逢っていたが、リヒトは兄である第一王子の婚約者であった。出逢った日からも…

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おムネちゃんの災難 コミック

にやま 

受けも攻めもチョロカワ!イヤらしアンソロジー♬

表題作の「おムネちゃん」は、シチュエーションエチの連作。
ウッカリおっぱい星人の同僚・奈良くんに、その「おムネちゃん」を見染められた飯田さんは、あれよあれよと言う間に、フカフカのおっぱいとコリコリの乳首を弄られるどころか、ウッカリ挿入まで許してしまう。ウッカリ過ぎないか⁈ その後も事あるごとに、色んなシチュで、致されまくる。女の子のおっぱい大好き!だった筈の奈良くんは、何の躊躇も無く、いつの間に…

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やさしい鎖 コミック

水名瀬雅良 

隷属と束縛と。

「好きな人からの束縛が、こんなに嬉しいなんて思わなかった。」
湊斗の言葉が総て。これに尽きる。
タイトルで もうお察しかと思う。
本家の孫として箱入り息子として育った湊斗には、分家の康平がお世話係としてずっと寄り添って来た。子供の頃に出逢ってからずっと。当たり前の様に生活して来たから。
あまりにも自然だったのだ。湊斗の自慰を康平が鎮めてやる事も。
うははー、主従あるあるですね。
水名瀬…

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ページをめくるその前に コミック

文川じみ 

カジマさんはムッツリの性豪。

冒頭からエチエチ。セフレ関係の作家、カジマさんとピチピチの大学生、ヒロくん。最初は後腐れの無い関係が互いに心地良いと思っていた筈が…、という身体の気持ち良さから入るあるあるである。
このカジマさんが鬱陶しい前髪とメガネ。無精髭でモッサリとしているクセに、めちゃくちゃ良い体で激しめのエチをする。もちろんメガネを外してちょっと髪型を変えたら、めちゃくちゃセクシーイケメンだったりするというオプション付…

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夜明けの唄 2 コミック

ユノイチカ 

普通に生きたいと、願う事ですら。彼等には難しい。

たった2巻で。終わらせられる問題では無いと。もちろん覚悟をしていたけれども。
謎は深まるばかりで、糸口は見え難い。やっぱりもう少しお話が進んでから読むべきだったかなぁ。
アルトは、教会の建物の修繕の仕事に行ったついでにその謎に迫ろうとするものの、それは叶わず。ただ教会の大人達の非情さに気付いた程度。前巻の終幕で、黒海の波に飲まれたアルトは、西の覡マニエリに救われる。
彼もまた、たった独りで黒…

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友達はキスしない! コミック

参号ミツル 

白目大き過ぎる普通男子の愛らしさ。

参号ミツル先生の「マスク男子」の可愛らしさにときめいた読者としては、それ同等、いやそれ以上のトキメキをどうしても期待してしまう。残念ながら本作は期待以上のものでは無かった。題材も、もっと良く描けている作品が他の先生方の作品に多く見られるものなので。ちょっぴり肩透かし感は否めない。
ただ。この天然奥手っ子の日高が、白目大き過ぎる(黒目が点)普通男子っていうキャラデザインがどうにも新鮮なのだ。可愛い…

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トキメキ、タメイキ、ルームシェア 2 コミック

千葉リョウコ 

一緒に住んでたって。いつも、いつでもトキメキ中。

わぁ。5年ぶりなんですね。まさか、続編が読めるとは思ってなかったので、とっても嬉しい!トキメキます。
なんというか。まだ涌井の狭い部屋に転がり込んだカタチで同棲している2人は、ちょっとギクシャクしてたんですねぇ。編集の忙しさに翻弄されて、気持ちはあるんだけど、すれ違ってしまう。疲れ切ってる涌井は星に「ヤリたいだけだろっ!」なんて…。酷い。
辛辣な言葉を投げつけてしまう。星はせっかくめでたくお付…

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飴色パラドックス 6 コミック

夏目イサク 

カブのマリッジブルー。

いざ同棲か⁈ と楽しみにしていたイチャあまも、年末年始の忙しい最中、持ち越され。
ちょっぴり面倒くさいオンナになっている尾上は、働き過ぎのカブを心配して、しなくてもいい口喧嘩をしてしまう。売り言葉に買い言葉。
忙しくて疲れて。イチャつけなくてもただ一緒に眠りたい。そんなささやかな願いなのに。
カブはムスッとしているばかりで、仕事ではすれ違ってばかり。
ゆっくり話す時間も無い。だから。尾上は…

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イケメン大爆発【おまけ描き下ろし付き】 3 コミック

ケビン小峰 

「恋する男の苦悩を弄んだ罪は重いんだぜ!」

なんと⁈ 3巻にして未だ。未開通です。焦れ焦れです。
いやもう無防備に煽る国枝に耐性がついて来た誠市は、国枝に愛されたいと思うがあまり、ヤリたい!抱き合いたい!と思う気持ちすら封印する事に。気持ちも色んなところも爆発しまくっては堪えている。そりゃもう涙ぐましいほどの努力。
気が付けばのほほんと居眠りばかりしている国枝の、ピュアかもしれないけれどもモッサリとした田舎出の青年の、何処がそんなに誠市…

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極道さんは今日もパパで愛妻家 コミック

佐倉温  桜城やや 

揺れる眼差し、しなる細腰。

桜城やや先生のキャラクターは、日々、年々。
作品を重ねる毎に。色気増し増しになっていると思う。それは、受けである佐知に顕著で。賢吾は四六時中たまらんだろうと、読者としては同情してしまう程なんだが。賢吾は賢吾でまた、男らしくも匂い立つ様な色気を撒き散らしていて。佐知は気が気じゃいられないのだ。この2人の人騒がせな色気は、周囲を巻き込んで行く。

賢吾の東雲組次期組長としての襲名披露の為に、高津…

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