chikakumaco
表紙にある様に、本作は五百雀が表紙!という些か地味な仕様。ええ、地味で堅実。
それが雀の良いところ。私も彼、結構好きです。実はそろそろ持ち越され、持ち越されして来た鷹頭の出自や日越の当主との因縁の物語を待ちかねていたのですが、チラリと触れただけで、またもや持ち越され。何不自由無く育ったかの様な不遜な態度の鷹頭も、幼ない頃に父に先立たれ、生家より鷹頭家に養子に出された子供だったのでした。
そこで…
軟禁されているマレーネをアレンを通じて、ひっそりと会いに来たリリー。
着衣のまま、リリーに被さり腰を振るマレーネのイッている様子が、下で喘いでいるリリーよりもエロい!エッチぃです!リリーの奥深くに突き立てているであろうそれが、咆哮が、まざまざと感じられて。束の間を惜しむ様に抱き合う彼等の悦びが。
とてもとても濃厚なんです。
アレンに快く協力したキャスリンさんは、ドアの外から夕食を用意したと声…
人狼狩りが激化する中で、ガーランド解体を目指すキーファー等、ヴァラヴォルフ達の決戦前夜にも当たる本作。いつ、その火蓋が切られるのかと。ハラハラして、マレーネとリリーの束の間のラブシーンも、愉しむどころか。もぅ、鼓動が早鐘を打ち、手には汗。
とても落ち着いて読んでいられません!
ヴァラヴォルフのアジトからガーランドへ戻され、軟禁状態のマレーネ。引き裂かれた恋人達は、さながらロミオとジュリエッ…
「日本書紀」を少し齧った事のある人なら馴染みがあるだろう。卑弥呼の事は教科書でも学ぶが、私はそもそもあれは何処までも伝承と神話を引っくるめたものだと思っている。
かつて。邪馬台国と呼ばれた地域に卑弥呼と呼ばれる巫女が居た。
「魏志倭人伝」というのもあったわね。むしろこの、外から「倭人」を見たというこちらの抜粋の方が本作のリソースになっているのかも。
1000人の従者、たった1人の男の世話係、…
あの手この手で誘惑仕掛けて来る陽太に陥落寸前の景虎。
ニマニマが止まらない冒頭に、ハテ?コレは何かの続編なのかと戸惑ってしまう。
互いに実家住まいの高校生なのだが、景虎が「シテくれない。」というので、陽太はスネているのだ。そう。冒頭から2人は既に付き合っている。ラブラブ真っ盛り。
自作自演の「ラッキースケベ」の連打に「朝チュン偽装」‼︎ 「朝チュン偽装」というオツな言葉の字力に湧いたよ、私は…
「ストレリチア」=「極楽鳥花」なんて。
夜にビカビカと華やぐ男たちにピッタリ過ぎて。ちょっと笑ってしまう。
ところが。肝心のホストのお仕事について、つまり接客中についてはあまり描かれてはいない。
ホストものあるある、女性客に嫉妬。或いは女性客が嫉妬。「やっぱり女の方がいいのか⁈」みたいなコトは皆無。皆無なんです。終始、新人ホストの太鳳と、彼が憧れて止まない先輩ホストで、今はマネージャー?店長…
『ただ恋をしただけなのに…。』シゲの想いが切ない、第7巻‼︎
さちも先生が公言して下さっている様に、前巻の記憶も新しいままに、サクサクと続きが発刊されているのを嬉しく思います。
多々良の横恋慕に、ウッカリ油断して。唇を奪われてしまう慎。素直な慎はそれをシゲに告げてしまう。謝るしか無い慎に、激昂しながらも許すしか無いシゲ。
しかし、シゲの憎悪は多々良には隠せない。シゲの愛も、切ない想いも、苦…
分冊版を読んでいて、一冊に纏まるのを楽しみに待ってました!ナチュラルに執着溺愛系攻めと、最近の藤峰式先生に多く見られる、戸惑いツンデレ系(細目同士)です。藤峰式先生の攻めは大体固定して来ていまして、受けは、キュルルン目系だったんですけど、こちらは、細目。まぁイケメン同士ってヤツですね。柊は、学生時代、何をやっても玲ニには勝てなかった。いつも二番。一番にはなれないのだ。そんなある夜、バーで宿敵・玲ニ…
上巻で想い繋がりめでたし!なので、下巻はずっーと甘あま後日談だけで終わらないよね⁈
ソワソワする私の心配は的中して、潤太が危ない目に遭わされそうになる、というお話。なんですがー。ホンットに意外な事に。あの大型ワンコ風の新が、実は伝説のカゲ番というか。めちゃめちゃ喧嘩が強かったんですよ。っていう。えええー⁈ そんなカッコいい事ってあります⁈ という、些かご都合主義的な大団円で、ホッ。
いや、すみ…