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表題作月にむらくも、花吹雪

紅塵

その他の収録作品

  • 花散りて、君を思う
  • つきにむらくも、豆さいず

あらすじ

「いいか、手前は俺のものだ。俺だけ見てりゃいいんだよ」。豆はドジでおっちょこちょいで、高級男娼楼「幻月」いち客のつかないみそっかす。そんな豆がなんと唯一の客の紅塵に身請けされ、貴族の奥方(!?)になってしまったから、さあ大変。嵐のように乱暴で強引で独占欲のかたまりな紅塵が、過保護に「幻月に行くな!」命令を出したところから、喧嘩→事件と事態はどんどん発展して!?超人気ラブ、書下ろし&4コマ入り。

作品情報

作品名
月にむらくも、花吹雪
著者
玉木ゆら 
イラスト
六芦かえで 
媒体
小説
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイノベルズ
シリーズ
月にむらくも、恋嵐
発売日
ISBN
9784862631091
3.5

(4)

(1)

萌々

(0)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
14
評価数
4
平均
3.5 / 5
神率
25%

レビュー投稿数2

カップリング萌えです

話は正直イマイチだと思うんですが、これカップルが自分の萌えツボなんですよね。
元遊郭の男娼で今は身請けされた平凡で地味な容姿の豆〔受〕と、そんな豆にメロメロな男前な紅塵〔攻〕
豆は元男娼だけど、髪は短髪だし顔も平凡、そんな豆に男前攻が惚れるという図がたまらんのです!

身請けされたものの、遊郭に出入りしては男娼友達に会いに行く豆。
紅塵はそれを見つける度に怒って、それを禁じるんですが豆はお屋敷で自分がやる事もなくてつい遊郭に行ってしまう。
そしてその遊郭のナンバー1であり豆の悪友でもある鴉が姿を消してしまうという事件が起きるのですな。
遊郭にしては雰囲気が温いので、それが何だかなーって感じもしますがともかく豆と紅塵のカップリングが好きなので、話はまあ二の次で。
完全にカップリング萌えですね。

0

相変わらずのどたばたぶり

むらくもシリーズ2作目です。
相変わらずなあほの子な受が、どたばたやってました。

身請けされてからも、見世に入り浸ったりする娼妓なんて前代未聞ですが、受の境遇見てたら確かに見世の方が居心地よさそう……というか、この遊郭『幻月』自体がいろいろと生ぬるい。
遊郭もの書きたいなーというノリで書いた感じなのでしょうか、割としっかりした遊郭もの読みたい人には向かないかもしれません。
なんちゃって感がかなり強いので。

前作でミステリ風味になったりどたばたコメディになったりと書きましたけど、どうやらシリーズ自体がこういう路線のようです。
勧善懲悪捕物帖で、水戸黄門みたいな安定感と爽快感。
あ、もちろん桃色シーンもしっかり入ってたりするので、一応BLしてます。
出来上がってるメインカップルなので、安心して見ていられますし。
受の親友の娼妓の鴉なんかも、そのうち誰かとくっつくのかな~とか楽しみにしつつ……。

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