ロマンティックな七日間

ロマンティックな七日間
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
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  • 萌×21
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  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
16
評価数
5件
平均
3.2 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
成美堂出版
シリーズ
クリスタル文庫(小説・成美堂出版)
発売日
価格
¥476(税抜)  ¥514(税込)
ISBN
9784415088501

あらすじ

脚本家志望の裕也は友人の新人監督賞受賞パーティでカメラマンの真樹雄に出会った途端恋に落ち、彼を誘ってその日のうちに情熱的に体を重ねる。翌日から行きずりの関係の容易い破局の予感に怯える裕也だったが、そこには、彼の不安を大きく包み込む真樹雄の愛があった。日々の恋を重ねてく二人は…。(出版社より)

表題作ロマンティックな七日間

カメラマン・中内真樹雄
脚本家志望・安西裕也

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レビュー投稿数3

地味な大人の恋愛

この作品、とっても地味なのですが、好きな作品です。
7日間という限定された期間をメインにしているのも面白いです。

主人公の裕也は恋愛体質なのに臆病で、脚本家になりたいと思っているのに死ぬほどの情熱もありません。
お人よしなのに心の中では悪態もつくし、卑屈で口も悪い。
剛しいらさんの、こういう地味系のお話って、人間臭いと言うか、セリフが落ち着いていてキャラクターの歳相応さが出ており、文章としてとても好みです。どことなく昭和チックというか、キャラクターが人情深いというか。

裕也はパーティーで知り合った真樹雄というカメラマンが気になって友人に紹介してもらい、互いに好印象を抱いた2人はそのまま、冒頭の数ページでベッドイン。

味気ない展開なんですが、そこから劇的な展開がある…かというとそういうわけでもありません。
タイトルどおり、知り合ってからその後、7日間がメインのお話です。

日常に目に見えた大きな変化はなく終わります。
地味な一週間ですが、裕也の心の動きは一週間で大きく変わります。

日曜に出会い、月曜に再会し、火曜日にはこの人を愛するだろうと確信して、続き水曜にはこの恋のために努力しようと決意します。
7日の間に恋は前進もするし、後退もします。

体の関係から始まった2人が、次第に体の相性以外の違うことにも目を向けはじめます。
好きな食べ物のこと、趣味や家族のこと、違う人間だということ、もっと互いを知り合いたいと思うこと。そしてこの恋愛を本物にしたいと思うこと。

一週間、二週間、一ヶ月…恋が愛に変わっていく様子が地に足の着いた感じで描かれています。
物足りなく思う読者もいるのでは、と思いますが、恋の大部分ってこういう地味な毎日の積み重ねなのかもしれません。

あまりにも裕也が恋愛体質すぎるので、夢であった脚本がとうでもよくなっていってるところは、これでいいのかと思いましたが、それも最後には収まりのよい終わり方をしています。
難をあげれば裕也の一人称なので、真樹雄の心情がわかりづらいことでした。
でもそこは続きがあるようなので、そちらで補完されていればよいなぁと思います。

2

ロマンスは突然に

一昔前のゲイメロドラマのようでいて心地よい作品でした。
2人に何か劇的なものがあるわけではなくあり触れた一目惚れからあり触れたワンナイト。
だけど、当事者にとっては劇的な出会いで刺激的なセックスで今までの自分とは違う何かで引き寄せられる2人。
七日間の間に一日一日と違うカラーの日が訪れる。

日曜日 2人は出会いセックスをする
月曜日 電話をしようか一日なやむ
火曜日水曜日 会えなくて寂しさがつのる
木曜日 自然体な姿を撮られる、そして彼は髭をそった
金曜日 当て馬を蹴ったそして親友を失った。
土曜日 彼に合鍵をプレゼント

出会いの記念日を一日一日思い返しながらローソンをけしてゆく。
内気でネガティブな裕也がまきおの躾でだいぶたくましくなりまきおの元カノがあらわれても脳内でめためたにしてて笑えました。
一週間、二週間、三週間、一ヶ月
問題はつぎつぎでてくるけどこの2人には甘くなるスパイスにしかならないようであまぁいお話です。

1

日常のロマンティック

「ロマンティックな七日間」で、受け視点の1巻です。
身体から始まる関係なのですが、いままでのそういう関係の話とは違います。
その辺の淫靡な感じを楽しむのではなく、そこから恋愛として関係を持続させようと受けが頑張る話です。

カメラマン・中内真樹雄(29)大らか攻め×脚本家志望で映画館勤務・安西裕也(24)健気繊細受け
友人の新人監督賞受賞パーティーで、容姿が好みの男に一目惚れする。
どうせ無理だと思いながら鬱々していると、友人から中内を紹介してもらう事に。
女専門という言葉に諦めていたら、中内の方からカメラの事だと知らされる。
勇気を持って映画を見ないかと部屋に誘うと乗ってくれて、その日の内に身体の関係が出来て。

自分の性癖は異端と自覚しているので男を誘うのに臆病で、中内に声をかけたのはかなりの勇気を持っての事です。
中内と関係が出来ても、一夜で終わりかもしれないと裕也の考え方はとにかく悲観的です。
ポジティブで余裕がある中内と、ネガティブで臆病な裕也。
カメラマンで女性を撮ることでそこそこ有名な中内と、脚本家志望だけど、まだ一定の評価も得ていない裕也。
続き
正反対な二人が惹かれあうことで、お互いが良い方向に変わっていく姿が気持ちいいです。

中内に相応しい男になろうとして、ネガティブで自虐的で女々しかった裕也が徐々に変わっていくのが見応えがありました。
少し自信家な所はありますが、中内が頼れるいい男で、裕也への誠意が見える所が好きです。
恋人になってからの二人のまったりしたラブラブな空気に、とても和まされます。

「ドラマティックな七日間」の2巻は、攻め視点になっています。
2巻も良かったので、セット読みをオススメします。

エロ:★3 普通のカップルと言うリアル感を感じられるHがよかったです。
総合:★4 前半はネガティブ感満載なので、受けの後半の成長具合が目立ちました。

1

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