官能のホワイトナイト

kannou no white night

官能のホワイトナイト
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神2
  • 萌×21
  • 萌3
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
23
評価数
6件
平均
3.8 / 5
神率
33.3%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
白泉社
シリーズ
花丸文庫black(小説・白泉社)
発売日
価格
¥676(税抜)  ¥730(税込)
ISBN
9784592850540

あらすじ

子どものころに姉を病で亡くした響也は、医師となり大学病院に勤務していた。上司である准教授のセクハラを受け続け、すべてに疲れ果てていた響也は、冴朗と出会い身体を重ねるが、冴朗の正体は…!?

表題作官能のホワイトナイト

謎の男 冴朗(ゴロー)さん
悩める麻酔科医 響也(こーや)

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レビュー投稿数2

攻めの裸エプロンが斬新

読み終わってすごく満足のいく作品でした(神にひたすら近い萌えです)
花丸ブラックなんですが、エロ中心という軽いものではなく、ものすごくストーリーの基盤がしっかりしていて、受けも攻めも性格ががっちりしていて、支える人々もよくて、そういった揺るぎない上で成り立ったストーリーでしたので、よかった~☆

舞台は病院、麻酔科の研修医の響也が主人公です。
作中、病院内の様子や専門用語、症状などリアルな部分が沢山出てきますが、それによって読者の気が削がれたり萎えたりということは全くありません。むしろ引き込んでいくし、内情を理解するのに必要だと思われます。
響也には疼痛外来の医者になるという目標があり、そのために医局長・宮沢のハラスメントも我慢し、激務もこなしているという日常があります。
そんな時、幼馴染の瑞生の経営するジャスバーで出会った冴朗とジャズを通してフィーリングが会い、ゲイでもないのに関係を持つ。
この冴朗がまた、ひょうひょうとしてイイ男なんです。
初めてという響也への心遣い、エロいけど優しくて、丁寧で、攻めはこうあるべき!みたいなお手本(?)
響也も少し冷たい感じがするも続きのの、冷静で、かといって冷たすぎるということもなく、素直だけど幼いというわけではなく、ちゃんと大人で、性格が確立されている。
この二人のカップルは、いい感じなんです。
しかし、疼痛外来の部長として招へいされたアメリカからの准教授は実は冴朗だったということで、お話が展開していくのです。
公私をきちんと使い分ける冴朗に、流されない響也、二人がしっかりしているし、脇を固める登場人物もしっかりしているから、結末にいくまでじっくりと納得のいく流れが用意されています。
ま、最後はプライベートではバカップル決定なんですけどね(笑)

気になる点といえば、作中で響也が約束した瑞生との4年後の約束の顛末を知りたいですね☆
題名が「官能のホワイトナイト」って白夜のホワイトナイトかと思ったら、白馬の王子様の意味だったのですよ。
題名は浮いた名が付いてますが、内容はそれを裏切る上等なできでした。
本当、読んでみないとわからないですよね!

2

てんこ盛りだけどしつこさは感じない

おまけで神評価(B級の面白さって感じです)。
医者で、トラウマ持ちで、ちょっとツンで、悲しくて、優しくて、寂しくて、辛くて、楽しくて、おかしくて、先も気になるお話でした。
(中学時代の響也にはいまひとつ納得いかないところもあるのですが、まぁいいや。)

麻酔科の医師・響也(こうや)は手術麻酔ではなく疼痛治療医を目指しているので、上司からアカデミックハラスメントを受けていながら、近々立ち上がる予定の疼痛外来への移動が認められるまではと我慢する日々で・・・
幼馴染みのゲイ・瑞生が経営するジャズバーに癒しを求め立ち寄ったときに偶然出会った謎の男・冴朗(ごろう)と恋に堕ちるのですが・・・

意図的に張られた伏線だとは思うし(伏線が多すぎる気もしないではないですが、一つ二つだったら簡単に読めてしまう伏線が、絡み合うことによって読みにくくなるという効果をもたらしていると思います)、こんなに多くの背景をどうまとめていくんだろうという懸念もありましたが、何から何までうまい具合にまとめてくださいまして、あっぱれ!

主人公二人ともお仕事もしっかりこなし(病院や手術や麻酔管理のシーンでは続き、自分の中途半端な知識がより萌えさせてくれるので、好きなんです。最前線の事はわからないけど、多少の専門知識はあるからね)、ウッドベースやピアノもたしなみ、単純ではない過去を持ち、ちょっとサドっ気があったりマゾっ気があったり、人格に表裏があったり・・・

数えてみれば、エッチシーンの回数はそれ程多くはないのですが、前準備を含めた描写がていねいでエロくって、私はそこに萌えちゃいました。

振り返ってみれば、するりと読めちゃった割りに内容が濃かった気がします。

4年後に戦線復帰する予定(何故かは読んでね)の瑞生と、アラフォーになった冴朗との響也を巡るバトルも見てみたい気がします。

ちなみに、このお話に欠かせないのは、主人公二人と瑞生だけではありません。
悪役・宮沢はともかくとして、響也の指導医・小林と東桜の良心・井苅教授のあたたかいご支援があったからこそ、丸くおさまったと・・・

あー、おもしろかった。

2

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