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ぽっちゃり猫ちゃん、可愛いです❤
甘やかされて育った世間知らずのアンリ、ワイルドな黒猫のハルにあっという間に恋します。
で、そのお話と同時収録の『恋の花咲く』、またまたそのお話のスピンオフの『恋の病』の主人公たちが住んでいる街がすべて同じで、最後にすれ違っているという構成が、とてもお洒落で素敵です。
どのお話もツンデレのお相手がとても素直な直球型の優しい男の子なので、見ていてほっこりします。
最初の猫ちゃんのお話からずーっともふもふのほほんとした雰囲気の可愛らしい一冊でした。
なんともメルヘンチックな表紙ですよねー。
最初に見つけた時、上田規代さんの本だーと書棚から引っこ抜いたらこの表紙で思わず出版社を確認した思い出。
「え?これBLやんね?え???」ってwww
【野良×家猫擬人化/高校生同士/美大生 天才×秀才タイプ】の3CP
■恋する王子様■
ハル(黒猫・野良)×アンリ(血統書付き家猫)
すこし昔、由緒あるお屋敷にワガママな猫の王子様が暮らしていました。
ある日、車でお出かけ中に王子様は運命の出会いをします。
轢かれそうになった猫を抱えて、まるで黒い風みたいに走り去った黒猫――。
一目で気に入り後を追った王子様は、言いました。
「特別に僕の家来にしてやろう! 」
世間知らずのぽっちゃり王子様の身分違いの恋と冒険。
大きなお屋敷でワガママ放題に育てられたプクプクまんまるなアンリ坊っちゃん。
上から目線での発言に対してお兄ちゃん対応のハルさんwww
さすが兄貴と慕われるだけあって器が大きいw
んでもってみんなの人気者!
一緒に歩いているうちにそういうの察してきたアンリ坊っちゃんが (。・ˇ_ˇ・。)ムゥ…ってなってるの可愛い。
最初はわがまま放題な子だったけど、恐る恐るハルが持ってきた生魚をハクリと食べたり、めっちゃくちゃ怯えながらも負け気味のハルをかばって犬の前に立ちふさがるとか頑張ってる ( ̄ー ̄)bグッ!
そして忘れちゃいけないのは、まさかの坊っちゃん発情期!
つられてハルも発情期www
にしてもママのハルへの対応見てから(´・ω・`)ショボーンってなってえらくスマートにwww
■恋ノ花咲ク■
石橋 大輔(高校生)×坂本 岬(高校生) ※幼なじみ
自分が幼なじみの岬のことを好きなんだと自覚した大輔。
思い立ったが吉日!とばかりに翌日、学校の屋上で告白してなんとOK?!
付き合って初めての岬の家でのお泊り。
そこで男同士のやり方を聞いて驚いてしまって…?
ヘタレわんこ攻めですな。
マジックペンなんて突っ込んだら痛いでしょうにwww
何してんの大輔www
で、こんな痛い思い岬にさせられないから自分が受けるー!!!とか考えるあたりがもう( ゚∀゚)・∵. ブハ
男の体なんてやっぱり…と思いつめてた岬くん、そりゃ吹くわwww
すぐ泣くし、すぐにテンパるへたれわんこな攻めだけど、岬くんがしっかりしてるし大丈夫でしょ☆⌒d(*^ー゚)b グッ!!
■恋の病■
長田 修司(芸大生・天才肌)×西野(芸大生・秀才タイプ)
油絵科で優秀な成績を収めていた西野。
ところが長田の圧倒的な才能を前に、自信をつぶされデザイン科へ転部。
飲み会で、長田の注意を自分に向けたいがばかりに「オレも男と寝たことあるぜ」と発言。(長田=ゲイを隠していない)
うっかり飲みつぶれたその夜…。
『恋ノ花咲ク』で岬くんにちょっかいかけてた最低野郎ですね。
「男なんてやっぱ無理ー」とほざいたり、大輔とラブラブな岬くんにちょっかい出して突き倒されるわ、翌日バイトをいきなり辞めるわーな最低野郎ですね、はい。
でもでもここでは長田にかーなーり振り回されまくってますねwww
最初の夜に、泣きながらやられつつも長田の作品に気を取られているシーンが印象的。
(※長田は西野がゲイだと勘違いしています。そらあんな発言しているからね。岬くんとの未遂だったのに)
もうねーこの泣き顔はいい!
嫌だけど感じて達してしまって、でも長田の描いた絵やっぱ綺麗だなーとか揺さぶられながら考えてたり、いたたまれないわーって色んな感情混ざり合った泣き顔が色っぽい。
そして意外にも西野、料理うまい!
はぁ…西野にも色々あったんだなー…って思う話でした。
圧倒的な才能を前にして嫉妬やら羨望やら劣等感やら…い~っぱいグルグルして、でもそんな相手から「西野の絵結構好きだった」ってボソッと言われた時の衝撃。
なんかこの話が1番印象強い。
■恋する季節■
収録されている3作のキャラが同一時間枠でまぜまぜー。
みんなが幸せそうなのが見れて嬉しい。
ってか恋する王子様、思いっきり現代じゃんかっ!
ワガママな猫の王子様のお話と、幼馴染同士の恋と、天才画家と同級生の恋の3つのお話が収録されています。同級生同士の恋もキュンときて好きだけど、表題作が一番好きです。
物語は、外の世界を知らないお坊ちゃまのアンリが、街で見かけた黒猫のハルに一目ぼれして、成長するというものです。
本当は、不細工(というかデブ)受けは苦手なんだけど、この王子様はなんだか可愛くて目が離せません。喧嘩もしたことがないのに、ハルを守ろうと身体を張るアンリにキュンキュンします。悪いと思ったら素直に謝るところも好きです。
一方、ハルは他の猫に兄貴と呼ばれて慕われている、人情味あふれるイイ人(猫?)です。メス猫にはモテモテだし、おまけに犬にまで。
二人のエッチでは、喉をゴロゴロ鳴らしてるアンリが可愛くて萌えます。
ハルに会えなくなって、やせ細った(普通の体型に戻った)アンリが物凄く好みです。結局、ママよりもハルを選んだアンリにニヤニヤします。イチャイチャする時は、猫の姿なのが見られるので、本当に可愛くて癒されます。
このお話だけで、1冊読みたかったと思いました。
一冊に全部で3つのストーリーが入っていました。
表題は、ネコちゃんのお話。
豪邸飼い猫のアンリ坊ちゃんのワガママっぷりといい、
後日のスマートに成りっぷりといい、もんのすごくカワイかったw
あと2本はちゃんと(?)人間のお話。
2つ目の作品は、大輔くんがでっかい成りして、これまたカワイイ。
3つ目の作品は、普段我が道を行くタイプの長田くんが
西野くんには最初から素を見せている感じとか
西野くんの、自分で戸惑うほどの心境の変化とか、
短い作品なのにその辺りがとっても感じられて、面白かった~。
どの作品も、キャラの性格がみんなカワイイ!
萌えとはちょっと違うけど、とにかく可愛くてヘラヘラしながら(笑)楽しめました!
同作家さんの『同級生(の中の「マイナスの心音」)』がツボな私。
いつも楽しみに作品を拝見させていただいております。
(コミック、少ないよね)
ただ 最近・・・・
なんつーか こう・・・・
ふつー な感じです。
絵は変わらず丁寧でキレイだし カッコ可愛い男の子だし
好きなんですけど・・・・。