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BL漫画家の、本音の萌え。
コミック

好きな作家さんがいらっしゃいましたので(吉井ハルアキ)手を出してみたのですが興味深かった。
アンソロジーは新たな作家探し&SSでたくさん読めるのがお得と思いチラホラ読みます。
こちらは没ストーリーと創り手のプチエッセイみたいな感じです。
作家さんと担当さんの産みの苦しみと、己の萌が没か否か、商業においての世間の事情による没ストックが多々。
私自身も「コレ読みたい萌なのにぃ〜ダメかー」と思うネタも多々。
自分の萌が没るの悲しいですよね。世に出ているBLの素晴らしさを感じさせてくれる1冊でした!
この本は、電子版『CIEL』で先生方が編集さんから没にされたネタ、設定、先生方が描きたかったけれど諸般の事情により描けなかったもの、描くことを諦めたものがエッセイ形式で収録されています。描いてみたいけれど何かが違う、別の相手と結婚し、結婚式の引き出物のバウムクーヘンだけが手元に残るバウムクーヘンエンド、はじまらない関係等共感するところが多かったです。たった数ページですが、自分と同じ事を考えている人がいるかも知れないのだとさらに妄想が膨らみました。
先生たちがずっと温めてきたネタでも、編集さんに採用されなかったり、描く機会に恵まれなかったりと、読者としては、こんなやりとりを経て作品が生まれているのだと知るきっかけにもなりました。
普段拝読している作家さんが多数参加されていて、買ってみました。
ぜひ、読んで見たかったなって言う作品もありました。
兄弟ものや、ペット系はなかなか難しいんですね。ファンタジーではあるものの。
個人的には、波真田かもめ先生のスモブル作品の元ネタを読めてよかったです。
面白かった〜、でも思ってたのと違った〜、マンガっていうよりエッセイじゃん?…って思ったら、タイトルがちゃんと「エッセイアンソロジー」になってたYO。
冒頭のながべ先生のボツ案、フツーに読みたいですが?というツカミが良くて、総勢24名という大ボリュームにも関わらずツルッと読めました。
しかし、どれもガッツリ需要ありそうな設定じゃないですか。
これがボツ?オイ編集さんよ、見る目もなけりゃ攻めの姿勢もねぇな!…と読者の立場からは感じるわけですが。
意外だったのはリバが無かったこと。
ま、まさか、成仏さえもNG案件…⁉︎だったら泣くけど、リバイコールボツじゃないなら嬉しい。
私なら読みたい!と思ったのは、ながべ先生、未散ソノオ先生(特に変身するボディガード)、サガミワカ先生。
発想が独特と思ったのは、三田六十先生、文善やよい先生。
絵柄が好みなのは、おまゆ先生、あがた愛先生、サガミワカ先生。
…というところでしょうか。
とってもおトクな一冊だと思います。オススメ。
普段アンソロって物足りない気がしてあまり読まないのでエッセイアンソロというものを初めて読んだのですが、あまりにも良かったです!!
先生たちの頭の中をチラッと覗かせてもらってるような楽しさとくすぐったさがあって、本にならなくても自分の萌えを追求したりする姿に本当にBLが好きなんだという親近感まで湧いてきます。
商業化されない理由はトンチキすぎるとかコスパ悪いとか倫理的アウトとかもう様々でしたが、どれもこれもぜひ商業化してほしいテーマだらけでシンプルに原石の宝庫だった気がします。
これを読んでウチでぜひ!みたいな出版社様現れないかな…
この短いアンソロだけでも癖ぶっ刺さり作品何個もあってウキウキしながら読める1冊でした!
