BLコミック&BL小説、業界最大級の品揃え!
Cabで初めて「枯れた花に恋の水」(前編)を読んだ時から懐十歩さんのファンになってしまい、それからずっと毎回楽しみに読んでいました。
ついに単行本になってすっごく嬉しいです♪
「狼に魔法を」
永瀬くんの高校生時代のお話。
これを初めて読んだ時は、切なくて切なくてしばらく引きずってしまいました・・・。
永瀬くんの想いが願いがとても胸に響きました。
どうかどうか永瀬くんを幸せにしてあげてほしいと心底思いました。
「狼は魔法を」(前編)&(後編)
そして念願の永瀬くんが大学生になってからのお話。
樋口先輩と出逢って好きだと自覚して、今度は失敗しないようにゆっくりゆっくり関係を進めていき、ついに告白した時の樋口先輩の表情はいったいどんな表情だったのか、とても気になります。
樋口先輩のキャラはすごく好きです!!
今までで見たことのないキャラで、永瀬くんととても良い組み合わせだと思いました。
懐十歩さんが永瀬くんに恋人を作ってくれて本当に感謝です。
「枯れた花に恋の水」(前編)&(中編)&(後編)
花屋の店長・花咲さんと彼にひとめぼれした八田くんのお話。
こちらも花咲さんにとても感情移入しながら読んでいました。
八田くんにぐいぐい来られて、なんやかんや相手をしてしまっている花咲さんに、早く落ちて幸せになっちゃいな!と思いながら読み進めました。
周りの同僚も良い人たちで、花咲さんのことを大切に思っていて、この花屋が実際にあったら行きたいなと思いました。
花咲さんにはこれからどんどん八田くんに甘えてほしいです。
「狼と魔法を」
単行本描き下ろしで、その後の樋口先輩と永瀬くんのお話。
どんどん樋口先輩の永瀬くんに対する好きの気持ちが上がっていっているのが分かるお話で、永瀬くんがとても幸せそうで嬉しかったです。
この2人はこの先ももっともっと読みたいので、懐十歩さんにはぜひとも続きを描いてもらいたいです。
この本のキャラは皆大好きです!!
本当に永瀬くんと花咲さんが幸せになってくれたことが嬉しくて、ここまで嬉しく思ったのは久しぶりでした。
これからも懐十歩さんの作品を楽しみにしています。
私の今年一番大好きな作品なので、たくさんの人に読んでもらいたいです!!
作者さんの初コミックであるということを知らずに表紙とあらすじだけで購入したのですが・・・これが久々にツボにはまった作品でした!
特に表題作である「狼は魔法を」は本当にいい内容でした。
『狼に魔法を』,『狼は魔法を』
ゲイである永瀬の高校時代の話から始まります。本当はただひとり,自分を愛してくれる人がいればいいという願いをもっている永瀬は高校で好きになった男友達と親密な関係になります。ですが,いざというときに相手から「やっぱ男の体は無理だわ」と拒絶されてしまいます。
大学にはいってからの話が表題作である「狼は魔法を」になります。自分を愛してくれるただひとりの人を求めながらも,心を埋めるかのように男達と体の関係を持ち続けます。
そこで出会ったのが地味で恋愛にも興味がなさそうな大学の先輩である樋口でした。
この樋口先輩がとてもいいキャラをしていて・・・!今までのBLにいないような無口で無表情な彼ですが,永瀬はどんどん惹かれていきます。永瀬と樋口の掛け合いがなんとも言えない雰囲気で和みます。永瀬にとっては,樋口先輩が自分の心を溶かしていく魔法使いだったのではないかなと思いました。今まで報われなかった永瀬には幸せになって欲しい・・・!きっと樋口先輩なら・・・!切ないけれど,ほっこりするお話です。
ぜひ続きが読みたいです。
表題作が大好きです。
『狼は魔法を』 樋口先輩×永瀬くん
当たり前のように、当然のように男から愛される“女の子”という存在への嫉妬や、
ノンケ男へのぐるぐるした想いに、切なくて胸が痛くなりました。
自分のことだけを好きになってくれる相手と出会えれば、ただそれだけで幸せなのに、
うまくいかないなんて切ないです。
先輩の気持ちが少しずつ永瀬くんに傾いていくというか、向かっていく描写が
とても丁寧に描かれていて、余韻もほどよく心地よくって、
読んだあとに心が温かくなりました。
永瀬くんが素敵な先輩と巡り会えて、本当によかったです!
ひっっっじょうに続きとその後が気になる作品です!絵柄も好き。
キャラクターもストーリーもとてもお上手で好みなので、
これから作家買いしようと思いますー!
レビューをしないまま神評価をつけた本作、
内容を全く覚えていなかったので再読しました^^;
読んでいるうちに少しずつ思い出したのですが、
〝神〟は表題作に付けたものでした。
最初に収録されているのが同時収録作で、
2作目が表題作なんですよね。
それは、やっぱりとても良いと感じました。
読み切り作品から始まるのですが、
好きだった男に「男の体は無理」と傷つけられてしまう永瀬が切なくて切なくて……
しゃがみ込んで涙する姿が苦しかったです。
ーーそして、その永瀬が大学生になってからの話へと続きます。
タイプじゃない先輩に恋をしてゆっくり築いていく関係がとてもいいです。
どんな出会いでもその出会いを大切にすれば、
それが特別なものになるかもしれないという括り方がとても好きでした。
完全版を読みました。
どうやら完全版の掲載は無いようなので、こちらにレビューします。
(完全版には電子限定番外編の「傍らの遠吠え」と「grooming time」も入っています)
ひとつ言いたいのは、表題作を読んだら「傍らの遠吠え」は絶対に読んでほしい、ということです。個人的には、この番外編まで通して一つの物語が完結すると思っています。
ゲイだと自覚する主人公が、紆余曲折あって、幸せになるお話です。
この「紆余曲折」が醍醐味なので、ここではこれ以上語りません。
同性恋愛なのだから、一筋縄ではいかずたくさん苦労してほしい!…と、思いながらいつもさまざまなBL作品を手に取るのですが、これを読んだ時、私はまさにこれを求めてた!と思いました。
BL作品に慣れてくると、男同士ってそんなにハードル高くないのではないか、という錯覚に陥りますが、この作品は初心を思い出させてくれます。
読み終わってすぐにもう一度読み返してしまいました。
あたたかくて、苦しくて、でもちゃんと萌える、そんな作品です。