早く言いなよ、俺のことがスキだって。

好いたレベルはどれくらい

好いたレベルはどれくらい
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神13
  • 萌×223
  • 萌14
  • 中立3
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
15
得点
202
評価数
55件
平均
3.8 / 5
神率
23.6%
著者
 
媒体
コミック
出版社
東京漫画社
シリーズ
MARBLE COMICS(コミック・東京漫画社)
発売日
価格
¥629(税抜)  ¥679(税込)
ISBN
9784864420655

あらすじ

父親の部下である冴えないサラリーマン・一郎を落とすことに決めたイマドキ高校生・弓彦。
始めは遊びだったけれど、気があるようでいて子供扱いでかわす一郎の煮え切らない態度が、弓彦の闘争心に火を点けて――?

(出版社より)

表題作好いたレベルはどれくらい

父親の部下の会社員 安田一郎
部長の息子の高校3年生 吉野弓彦

同時収録作品こんな感じで始まります

同時収録作品こんな感じで続きます

会社員 安田一郎
恋人の大学生 吉野弓彦

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数15

大人と子どもが並んで歩けるようになるまで

あらすじにあるように、高校生男子がふとした思い付きで父親の部下を落とそうとするお話です。

「大人」:「高校生」の対比がリアルでした。
生活も考え方も全然違っていることが、リアルでは当たり前なのにこうしてお話にされて改めて感じられました。
で、それでも少しずつ気持ちが近づいていて、じりじりとしたそれの表現がまたリアルなんです。一足飛びにくっついてしまうのでもなく、ぐだぐだ悩んで勝手に泥沼に落ち込むでもなくて、ふとしたことでほんの少し揺れる気持ちが積み重なっていく様子が丁寧に書かれていました。
控えめな演出で無駄のない表情やセリフで、じんわりと伝わってくるものがたまらなくよかったです。

子どもは小さな歩幅でちょこまか歩き、大人は大きな歩幅でゆったり歩く。
追いかけたり待ったりしながら、だんだん自然に並んで歩けるようになっていく。
その過程を描いたようなお話でした。

3

綺麗な絵でゆるやかに進むお話。

父親の部下をからかうつもりで女の子だと偽ってメール交換をしているうちに、本気になってしまった高校生の話。
綺麗な絵でゆるやかに進むお話。とても読みやすいので一気に読んでしまいました。

ただあまりにゆるやかすぎて、ラストに至るまで二人のどちらにもはっきりした思いが感じられないのが残念です。
いや、確かにお互い好きなのでしょうけれど。
リアルの恋愛も確かにこうかなと思うと、これはこれで有りかもしれません。
同じ作者さんの別の作品でも、確かに現実だとこうだけれどもやもやした記憶があるので、こういうお話を描かれる方なのでしょうか。未だ二冊目なのでよく分からないですけれど。

あと、一郎さんは結局ゲイなんですか?ノンケなんですか?よく分からなかったです。

0

大人と子供の攻防戦

高校生・弓彦が、父親の部下のリーマン・一郎を落とそうとする話。

弓彦は最初はからかうつもりで女の振りをして一郎とメール交換してたけど
まめに相手してくれる一郎をいつの間にか好きになってたのかな、と。
意地も入ってるけど、必死に気を惹こうとする弓彦が可愛いなあと思います。
微笑ましいというか。

高校生だからと、でこチュー止まりとか、一郎さんあんた可愛い過ぎるよ!
弓彦さらに頑張っちゃってるし、結果的にご褒美だよねコレ!?
一郎さんも意外と余裕ではなく、内心
振り子状態なんじゃなかろうか(希望含)

子供と大人、それぞれの立場で進む攻防が面白い。


書き下ろし「こんな感じで続きます」
では女装再び。
意外?なバカップルっぷりが見られて、楽しかった!
一郎さん…(笑)
かきっこしちゃったた後の、弓彦の「一郎さんて…ふふふふ」ってそーゆーことか!
ほんと平和でよかったです!ごちそうさま!\(^▽^)/

1

女装シーン少しだけあります

読み始めてから気が付いたんですが相手が糸目なんですね。何となく嫌だな~と思ったんですが、読み終えてもやっぱり嫌でしたwサブキャラなら気にしないんですけど。絵で話を進めていく漫画、特にアクションなどの派手で解りやすい漫画じゃなく心の機微を中心に描く恋愛漫画で糸目ってかなりつまらないですね。時に口よりも饒舌な男の視線を封印してしまうなんて、塩気のない肉料理を食べてるようなもんですよ。まあ高校生の主人公からしたら大人なんて何を考えてるか解りづらい、本性を見せない存在に思えるんだろうという意味ではハマってますが。館野さんの作品が好きなので買いましたが、これはちょっと私には合いませんでした。女装してる一話目が一番楽しかったです。

3

年の差の描き方がステキでした。

Cabで連載時に何話か読んで、
あんまり好みの絵ではないなぁ~なんて思いながら、
(もっと描き込んである絵の方が好きなのです)
なんとなくもう読んだ気になっていた作品でした。
なので、
コミックが発売されても誘われなかったのですが、
東京漫画社の夏フェアの小冊子が欲しくて、コチラを購入~
(他の対象本は全部購入済みで…。続きの漫画が4ページ分載っていました)

いざ読んでみると…
うわ、コレ通しで読んだら結構好きだ、ツボかも……!w
じわじわと面白さがくる本だと感じました。

絵はやっぱり、もうちょっと描き込んでくれるといいのになぁ~と思いますし、
攻めがシーンによって結構若くもすごくオッサンにも見えて、
実際は幾つなんだろう…気になる…とか思ったりするんですが、
なんだか、そう思いつつも、
そういうのも含めて味わい深く感じながら読んでしまいましたw


受けの高校生は、
父親の部下のパッとしない男に飲酒を注意されて、
最初はちょっとした仕返しのつもりで、ぎゃふんと言わせたくてイタズラメールを。
なかなか思い通りにいかなくてムキになって、女続き装までしちゃうのが可愛い。
実はすべてが最初からバレていたと分かった時、
パッとしないと思っていた男に、自分とは違う “大人の差” を感じて惹かれる…
そんな気持ちも、
気を引こうとワガママを言って振り回そうとするけど、いまいち相手にされないのも、
それでも何度もあの手この手でぶつかっていく若者らしい真っ直ぐさも、
なんだかとてもリアルに感じて、…愛おしい。

攻めの地味な会社員は、
途中でイケメンに変身したりしないのがよかったw
受けのワガママに振り回され、好意を感じつつも理性的でいようとする、
そのスタンスは結構好み。
(だって、上司の子供で高校生でしかも男の子なら、普通簡単に手は出せないよ~)
でも、
そんな大人だって揺れもするし脆くもある。
それを高校生相手に晒してしまうこともある。
そんな色々が積み重なってふたりの関係は進んで……


最後までずっと大人と子供の差をしっかりと見せて年の差をリアルに描きつつも、
物語として現実的過ぎもしないところが、
とても素敵で上手いなぁ~と感じた1冊でした。

6

大人と子供

最初の1話は女装アンソロジーに掲載だったらしく
受けになる弓彦が女装して相手を騙すお話からになります。

父親の部下・一郎。
この男を落とそうと、いろいろと策を練るんだけれど、大人な対応の一郎。
そんな2人の駆け引きというか行動というか
最初は意地になってた部分も、本気になり始めたり
大人として逃げてる部分もあったりで、ちょっと切ない感じかな。
だけどお子ちゃまの方が行動早いというか素直というか。
一郎は振り回されて丁度いんじゃないかなと。

3

おっとなー

あかん。かわいいぞ。。。。!!
最初はこんなきゃわゆい絵柄で女装男子ものか。。。おう。。。。
とか考えていたものの、主人公が必死になったり余裕ぶったり照れたり必死だったり必死だったり必死だったり。。。
スゴク...カワイイデス....!!!
そしてまた攻め様がなんともいえないかっこよさ。
きゃ☆イケメェン!!抱いて!!!
っていう感じではないあふれでるおとなっぷり。
あかんでこれは!!格好よすぎる。。。!!

キャラクターの良さもさながらストーリーもいい!!
劇的に話に変化があったりイベントがあったりとか言う感じではないんですが、凄く柔らかく流れていく感じがとてもよかったです。
読みながら弓彦くんの表情の一つ一つが切なくって最後の方には少し泣いてしまいました。。。

アフターストーリーも良かったし個人的には凄く満足です。

2

BLというか・・・?

何故か分かりませんが、
BLというよりは一般向け漫画の日常系みたいな感覚で読めました。
一見、高校生が大人を振り回しているように見えるのに、
やっぱり大人の方が振り回してて、大人はずるいというお話。
でも大人の方も表面に出してないだけでほだされてはいます。

女装ものだし、男子高校生が男の人を意識する話なんだから内容はBLなのに、
萌えよりも、高校生の無邪気に大人を振り回すことの楽しさ?みたいな所に目が行っちゃって。
そして大人のほうがずるくて、結局子供のほうが振り回されてるっていうそこの部分が私にとってのインパクトで、
なんだか萌え萌えしなかったんです。

お話の内容自体は決して悪いとは思わないのですが、
萌部分が無かったのですみませんこの評価です。
多分受け・攻めキャラ両方共、自分の好きでも嫌いでもないタイプだったので、
つまりどっちに転んでも魅力的と感じられなかったという・・・。
それも萌え無かった原因と思われます。

6

あっさりめなのに上手い!

私は特に女装に萌えを感じないのですが
父親のさえない部下をからかおうとして始めた
悪戯メールが度を越して
姉の化粧等持ち出してまでっていうのが可愛らしかった!

落としてやるつもりが、
本気になって相手にされなくて、
気持ちが通じるのかと思いきや
大人の対応されてがっかりとか…。

「ついに俺の勝ち?」と笑って言われた一郎にしてみれば
“やっぱりからかわれたんだな”って思わざるを得ない。
弓彦は当初の目的以上の気持ちだったのだけれど、
口から出た言葉は取り消せない。
「君の勝ちだ。俺の負け。もうそれで勝負はおしまい」という
一郎のセリフにぎゅうぅぅぅとさせられました!!

高校生の本気だなんて
数か月単位でコロッと変わるもの。
大人になったら生活サイクルや気持ちが
何年も同じだけれども
若いうちは何でも変わる可能性があるし、それが普通。
それは誰にも咎められない。

こういう葛藤は
雁須磨子さんの『連続恋愛劇場』(非BL)でも
すごく共感できました。
年の差故の価値観の違い、立場の違い。
相容れないのに
それでもお互い好きな気持続きちは変えられないという…。

一郎さんが男らしくエロい『こんな感じで続きます』(描き下ろし)が
わあぁぁぁ!!になりましたw
もっと、もっと弓彦を啼かせてやってくれ!!!と。
くそ生意気なガキに思い知らせてやれ!的な。
言い過ぎですみません;
後半すっごく可愛いんですけどね!

表面では適当ぶってる弓彦が
実は相当一郎を気になってるとか
のほほんとしている一郎が
年甲斐も無く弓彦に惹かれていたとか
館野さんは本当にツボをぎょわんと突いてくるなぁ…。

5

大人はずるい

父親が連れてきた部下(けしてイケメンではない)に、うっかりときめいちゃった高校生くんと、子供に振り回されているようで実は臆病な大人のお話。

女装が可愛いのって、高校生男子のお約束っていうか、特権だよね。

大人の男と高校生男子、
余計な物はきれいにそぎ落としたさっぱりした絵だけど、
顔の輪郭から身体の厚み、体格の差がしっかりわかる。
ちょっとした座り姿や立ち姿にも、年齢の差っていうのが表れていて、さすが。
背景も、この位の描き込み方でいいのよ。

0

キッカケは嫌がらせ?

部長である父親の部下が家に来た時に、未成年はお酒はダメなんて取り上げられ、
その時に携帯を忘れた攻め様にちょっとムッとした受け様がからかい半分で
攻め様に女に成りすましてメールをするようになり、からかって実はオレでしたみたいな
展開を期待していた受け様だったのですが、相手は堅物の真面目さんで、
思ったように一向に引っかかってくれないことから、好きですメールを送りつけて
早速会う事になるが、初めから自分だとバレバレだったことを知った受け様。
しかし、何やら雰囲気は別方向に向いて行く~~

メル友から始まる仄かな関係、今どきの高校生の受け様と、大人で真面目なリーマン、
大人だから、子供の遊びに振り回されつつもここぞという時にはビシッとしてる。
受け様のしつこいアプローチも躱して躱して躱しまくるけれど、若い情熱に
何度も危ういところまで惹きこまれそうになるのですよ。
大人と子供、ボタンの掛け違いのようなもつれが起こった時、二人はどうなるのか、
子供が落すのか、大人が落すのか、年の差カップルの好きの始まりな話。

1

子ども策士、大人に溺れる。

発売日がズレにズレた焦らしプレイな本作。待ってましたとも!

父が連れてきた部下の一郎を冴えない、と内心バカにしていたところを軽くたしなめられた高校生の弓彦。
一郎が忘れた携帯を幸いにからかってやろうと女のフリをしてメール交換を始める。

過去の女装アンソロに載せられた短編の登場人物の気持ちを丁寧に綴り続けるとこうなりますよ、といった感じでしょうか。

最初に収録されている短編のラストに一郎さんが言う台詞がこの話のキモと受け取りました(勝手に)

一郎さんは弓彦に合わせてはくれるけれど常に一歩引いて懐までは踏み込ませてくれないんですよね。
まるっと受け入れてくれているわけではない事は弓彦も感じとっています。

まるで柔道の練習。
襟をとった!と得意げに攻めている弓彦が手応えのないもどかしさに焦れる姿に若さを感じます。

引かば押せ押せ!な姿勢やキッカケや勝ち負けにこだわって自分の気持ちに気づいていない辺りがいかにも子どもですが(笑)

若い時は興味の対象に溢れているからすぐ心変わりする、と釘をさす一郎さんに変わるからといって今の気持ちは何の意味をもたないからってスルーするの?と真っ直ぐ続きに見つめる弓彦のやりとりが良かった!

一郎さんが釘をさしたのは自分自身に対しても、なんですよね(笑)
この時点で弓彦に惹かれつつある自分に気づいてるんですが退路を残しておくとは…臆病さんめ←

若いと二の足を踏むことなく踏み込んでいけることも躊躇するのが臆病という武器を装備した大人ですよね。

一郎さんに『わざと負け』られたり、熱烈だった身近なカップルの心変わりを見て弓彦はやっと一郎さんの言うこと、自分の本当の気持ちに気づきます。

このふたり、結果的にはうまくいくんですが足並みは少しズレたままです。
年の差はどうやっても埋まりませんが、時間がたてば気にならなくはなりますよね。
弓彦が小馬鹿にしていた大人になる頃にはズレは埋められるのかな、と。

作者さんに『細めのキャラは描くのが難しい』と言わせてしまった一郎さん、ヘラッとした表情が多く感情が読みづらいですが大切なことを言うときはちゃんと見開いています←ここ、ポイント!

書き下ろしは、ふたりのその後が描かれていて一郎さんのムッツリが楽しめます。
『超絶』とか案外、若いですよ一郎さん。
女装は釣り餌にはじまりプレイで終わるのですw

2

かわいい展開

1冊まるまる1カプで、
徐々に距離を詰めていく様子が読むことができます。

高校生の弓彦は、父親の部下の一郎を
遊びの一環として落としてやろうと女のふりをして
近づきます。勿論一郎には、すぐにバレてしまいますが、
弓彦は、それでも、一郎を落とそうと真っ向勝負をしていきます。

面白いのは、弓彦が遊びの勝負として落とそうとしているのに、
徐々に一郎に本気になって行く様子です。
また、大人の一郎の心の揺れもワクワクして読めてしまいます。

初読み作者さんでしたが、最後まで楽しく読むことができました。

1

かっかっっ かわいい

なんちゅうかわいさ!
かわいいよ~。
ナデ転がしたいかわいさよ。
これは、どっちが先に恋にオチタのか?
ぼやかしてあるストーリーなのが、なんともイイ感じ。
冴えないリーマン『一郎』の淡々としたクールな態度が、クルゥ~~~!!
これは、クル。
こんな風に弄ばれた感が、いいのです!
とにかく、いいのです!
イマドキ高校生『弓彦』の真っ赤な顔が、オチル、絶対オチル!
イチコロよっ!

お姉ちゃんの制服でイタス場面が最後にあるのですが、ここが一番好きです。
おっぱいをチロリとナメル、いいですね~。

1

大人と子供の流れる時間

10年に出た東京漫画社のアンソロ「女装男子 bitter」に掲載された短編が発端で、それから繋がったシリーズ。
このアンソロ既読なのですが、この作品全然覚えてなかった(大汗)
だけど、そうかーそういう方向へ持っていったのか!と、女装ではなくて”年の差”に着眼点をおいて展開していく。
ここまで的確に”年の差”を共感できるレベルで表現した作品ってないんじゃないかな?って、普段だと社会人と高校生の組み合わせって、その壁をが易々と超えすぎていてあまり好きじゃないのですが、今回に限っては、すごくすごくこの組み合わせが好きです♪
そして、年上の会社員が撮りたたてイケメンで表現されてない、どちらかというと糸目な、細い目なんですが、、、この糸目(細目)が実はツボだったりするのです!

父親が家に連れてきた部下の一郎。
高校生の弓彦がビールを飲んでいるところを注意され、「ふん、負け犬のくせに」と悪態をついていたところ、彼が忘れた携帯電話を見つけちょっといたずら心で間違いメールを装い、女子大生になりすましメールのやり取りを始めたのがきっかけ。
まめに返信が帰ってくるから、知らない間に一郎に続き詳しくなり一郎に関心を持ち、そんな自分にケリをつけるためネタバラして終わりにしようとして、会うことになり、その場所へ女装して出かける弓彦。
結局一郎には何もかもバレていたのだが、お仕置きでオデコにされたチューに動揺して、そして「君の気が変わらないなら」と、二人の恋人でも友達でもない不思議な関係は続いていくのだが・・・

これが、序章部分で本編はそこから弓彦の子供らしい手口での一郎の気を引きたい執着と、それを大人の余裕でかわす一郎と、あれやこれやの気持ちの変遷を見せて進んでいきます。

その中で一番「そうそう!」ってすごく納得した一郎のセリフがあるのです。
一年前初めて躱されたときに一郎に言われた「大人になったら」という言葉を持ち出して、一郎の本心を弓彦が確かめようとしたときの一郎の言葉。
「君と僕では時間の流れる感覚も、日々の吸収するものの大きさも違う」
その前フリに、3年前の弓彦は何をしていた?その頃好きだったものは?って一郎が質問してるんです。
そして自分は大人で会社員で、毎日会社と自宅の往復でという話をする。
自分が常日頃感じている、子供の頃の時間の密度の濃さ。
子供のときは時間が経つのが遅くて仕方なかったのに、大人になるとそんなに変化はないくせに時間の流れが早くなる。
この説得の仕方に、妙にリアルがあり、共感を覚えてしまい、
そこから本気モードになった弓彦が思い、行動しては自己嫌悪に陥ったり、スレ違いを感じたり、色々なものを見て感じて実感して、それでも・・・
と行く姿がとても良いのです!

そして一郎も、その言葉は最初から「無理だよ」と説得しているようでいて、絡んでくる弓彦を無下にもできない、その戸惑いと大人の態度をとりながら、弓彦に巻き込まれる覚悟をする、
ゲームを自分で決着つけることで結論を出すのだが。
一見流されのようでいて、そこにちゃんとある大人と子供の温度差。
簡単に「やれやれ、君には負けたよ、完敗だ」でない結末でないのがいい。
最後の最後にある、ボソっとつぶやかれる告白が、いいじゃないか!

煮え切らさなさも大人の態度。
だけど全然イラっとしない。
両者に共感を得ながら、ゆっくりとじわじわと結末を迎えるこのテンポが心地よい。
ああー、BLを楽しめる大人の醍醐味だな~♪って、思わずビールを飲みたくなるwww



8

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