花園の記憶

hanazono no kioku

花園の記憶
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神12
  • 萌×212
  • 萌7
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
130
評価数
32件
平均
4.1 / 5
神率
37.5%
著者
 
媒体
コミック
出版社
リブレ
シリーズ
ビーボーイコミックス~BE×BOYCOMICS~(コミック・リブレ)
発売日
価格
¥619(税抜)  ¥669(税込)
ISBN
9784799713952

あらすじ

酒場で出会った美しい年下の男・クリスと、酔った勢いで結婚を誓ったユウ。薬指に刻んだお揃いのタトゥも、冗談のつもりだったのに…
「結婚したんだ、一緒にいなきゃだめだ」と、執拗な独占欲で過去の全てを暴かれそうになる!
その激情に飲み込まれ、快楽に溺れるままになるが――!?
波乱の愛の物語、感動のラストに涙が止まらない…! 描きおろし付き!

表題作花園の記憶

クリス 突然現れプロポーズしてきた18~20才
ユウ 過去を引きずる作家 24~26才

その他の収録作品

  • ever after
  • 黒猫と二人暮らし

評価・レビューする

レビュー投稿数3

まるで映画のようなお話

海外が舞台のお話で、
まるで映画のような
壮大なお話でした。

読んでいて、クリスの執着の強さを
感じたし、辛い過去や乗り越えなければ
いけない壁の高さなど、ウルっとしてしまいました。

今までは、生きる希望もなかったクリスですが、
実際にずっと好きだったユウに出会い、
辛い別れがあっても頑張れたのは、
ユウという存在とユウへの愛の深さだと思います。

最後の再開のシーンは、感動でした‼︎
日野ガラスさんの繊細な絵も美しく、
作品にマッチしていたと思います。

同時収録の猫の話。
作者のコメントに、ユウとクロ(猫)が
同んなじに見えるとありましたが、
確かに一緒でした‼︎笑
素直に読めば可愛いとおもいますが、
実際は、猫と飼い主の関係は、
やぶれないので、恋愛要素みたいなのは
出さない方が良かったような気がします。
なんだか絶対結ばれないと思うと、
なんか悲しく見えてきちゃうので…

内容としては、ヘビーなお話ですが
読み応えは、バッチリです。
日野ガラスさんの絵と一緒に
楽しめる作品でした。

0

相手を自分を理解する二人

リブレさんでは2年ぶり、いつも学生モノが多いのですが今回は舞台が外国、そして学生でないという設定が新鮮でした。
この作家さんのPNそのままのガラスのような繊細な心の描写、傷つき傷つけすれ違う切ない思いの物語展開は、ドラマティック要素も含みながら惹きこまれていく心に訴えるまるで小説のような作品だという印象があります。


気晴らしに出かけるバーで初めて出会い、酔っぱらった勢いで意気投合し「結婚しよう」の言葉のままに左薬指にタトゥーを入れてしまったモノ書きを生業とするユウ(ユウリ)
しかしそれはその場の勢い。
一緒に入れた相手が自分を探しに1週間店に毎日来ていたと聞かされる。
彼の名前はクリス(クリストファー)。
激しい執着をユウに示すが、時折見せる子供のような言動に、彼の不安定さを感じる。
家がないというクリスを自分の家に居候させるのだが、ユウの心の傷を抉ったクリスに出ていけと、二人はすれ違ったまま別れてしまうのですが・・・

ユウの人と交わることへの一枚壁を隔てる事になった、その原因となる恋と、それが原因で作品も書けないという苦しみ。
率直に、ユウを見て彼の本音続きを暴いていくクリス。
しかして、そのクリスにもトラウマとなるべき障害があり。
すれ違いながら相手を知ることの時間差によって、相手を引き上げそれを生きる事の糧としていくストーリーでした。
唐突にどうしてクリスが「結婚しよう」と言ったのか、その理由も後に明かされます。

非常に純粋な心の話しだったと思います。
そして二人とも健気です。
若干ネガティブ傾向の設定が、エンドで迎える幸せは苦しんだ二人へのご褒美な結末。
その急上昇が見事に離陸した飛行機のようにキラキラとまぶしい。


同時掲載の【黒猫と二人暮らし】は猫飼いの人には非常にあるあるであり、あこがれでもあります。
クロが表題のユウに似ていて、思わずパラレル?と勘違いしてしまったという(汗)
男性ほど、猫にはまると女性と疎遠になると聞くのですが、この主人公はその道をまっしぐらに行ってるようなきがしますヨ(笑)
口直しのティーブレイクのような作品で、この本の構成にとてもなごみを与えていると思います♪

ドラマティック苦手な自分ですが、日野作品は何だか割とイケるのです。
今回は新鮮でありましたが、萌×2までは少し及ばず。でも、良い出来だと思います。

2

ハートにグッときました。

読みはじめはヤンデレ狂気ものかと思って読み進めると、
次第にそんな生易しい執着や妄執とは違っていると感じてきます。
出会いはかなり唐突、作家ながら、処女作後に過去の出来事がわだかまりとなって
作品を仕上げる事が出来ず、多様な書き物業をすることでその日暮らし。
なじみのバーで飲んでいる時に出会ったクリスと言う若者と意気投合し
酒の勢いとその場のノリで、クリスからプロポーズされ、軽はずみに左手薬指に
二人お揃いのタトゥも入れてしまう。

全てはその場限りの遊びだったはずが、その出来事から1週間後に再び街に行ったユウは
必死の形相のクリスに捕まり、クリスの尋常でない態度と言動に恐怖を覚える。
しかし、逃げ出したものの、ユウ自身が過去に同じように傷つけられたことを思い出し
クリスの元へ戻ってしまう。

この男はヤバいと本能が告げていても、何故か離れる事が出来ない。
囚われてしまったのは果たしてどちらだったのか、次第に明らかになるクリス。
思っていた以上のクリスの背景、ユウへの憧れに近かった純粋な思い。
ラスト方面は思わずウルウルしそうになる展開で二人が互いに過去続きの苦しみを乗り越え
再会するまでを描いていて、その後の二人の様子は初めてのようにピュアな感じ。

もう1作、黒猫と二人暮らしも擬人化したようなニャンコ像と人間のリーマンとの
萌え話もちょっぴり切なさも盛り込んでのほのぼの作品で良かったです。

8

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