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スメルズライクグリーンスピリット SIDE A

smells like green spirit

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表題作 スメルズライクグリーンスピリット

夢野タロウ → 吉野裕行

三島フトシ → 松岡禎丞

あて馬
柳田 → 遊佐浩二
その他キャラ
桐野マコト[羽多野渉]

あらすじ

ド田舎に住む学生・三島は”ホモっぽいから”を理由にクラスメイトからいじめを受けていた。
実際に男性が好きな三島は抵抗するすべもなく、隠れて女装するだけが心の拠り所となっていた。
ある日、自分が以前なくしてしまった筈の口紅を持ったイジメグループのリーダー・桐野を目撃してしまい……。

女装が好き、オトコが好き、それは口に出来ない一夏の秘密――。
永井三郎が描く、オトナが泣けるゲイ男子の青春を完全ドラマCD化。

作品情報

作品名
スメルズライクグリーンスピリット SIDE A
著者
永井三郎 
媒体
CD
作品演出・監督
本山哲
音楽
el
脚本
野中幸人
オリジナル媒体
コミック
メーカー
CROWN WORKS
シリーズ
スメルズライクグリーンスピリット
収録時間
65 分
枚数
1 枚
ふろく
メーカ通販、特定店舗購入特典:フリートークCD
発売日
JANコード
4560317789075
4.8

(47)

(39)

萌々

(7)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
6
得点
226
評価数
47
平均
4.8 / 5
神率
83%

レビュー投稿数6

素晴らしい原作に名演技の役者さんで聴きごたえあり

原作未読です。
原作が評価の高い作品ですがあらすじを見るとなんとなく精神的に痛そうだったり重そうな作品だったので読むのをためらっていました。
ドラマになったので声優さん目当てで聴いてみました。
結論は聴いてよかったしぜひ原作も読みたいと思わせるものでした。

どの役も個性的で難しいと思いますが、それぞれ素晴らしい演技力で好演しています。
松岡さんのかわいい声好きです。今作品では気弱な苛められっ子だったけれど、芯は強いまっすぐな三島の演技がよかったです。
ヤンキーやチンピラ声といえば吉野さんが浮かんでくるくらいピッタリな声ですが、優しいところもある高校生がとてもいい感じでした。
オネエ言葉で笑いながらも泣かせてくれた波多野さん。
波多野さんの「あたし」は強烈で、以外な配役だと思いましたがぴったりではまり役とまで思わせる名演技です。
壊れた柳が怖かった遊佐さん。
繊細な美形やイケメンな役も大好きですがこういった普通じゃないというか、大部軌道を外れた役もこれ以上ないくらいに演じられさすがだなと思いました。

お話はまだまだこれからだし、続きが気になる終わり方です。
他の方のレビューを参考にSIDE A・Bまとめて手に入れてよかったと思いました。

3

遊佐さんがっ!!!!!(笑)

原作未読ですが、すごく楽しめました。

めっちゃおもしろかったです(笑)
いや、話の内容はほんと奥深くて考えさせられる部分もたくさんあるのですが、最後の遊佐さんがもう笑えて笑えて。
とてもきもちわるい役、ぴったりでした(笑)
改めて遊佐さんの素晴らしい演技力に感動しました(笑)
あと、羽多野さんのオカマもすごいっ!
羽多野さんは男前な役しかきいたことなかったので、あたしィ~って、いい始めたとき、おおおおおおっ!てなりました。
みなさん、演技がとても素晴らしかったです。
この作品は、AとBあるのですが私はやっぱりAのほうがすごくすきです。
Bになると遊佐さん前半でパッと消えてしまうのでちょっと残念だったです(笑)

2

Bを買わずにはいられません

おもしろい!!
と強く思ったドラマCDなかなかないと思います。
ラブシーンがどうこうではなく、面白かったです(笑)
奥が深いですね…
山奥の田舎の中に暮らす同性愛者たちのお話、と言ってもいいでしょうかね。それぞれのキャラの個性が強くて、声優さんたちの演技力がすごかったです!!
吉野さんのヤンキーっぷりがいいですね~クセになりそうです。
乱暴な言葉をこんなに聴き心地よく喋れるのがさすがです。
これをきっかけに吉野さんのファンになりました(/ω\*)
もともとは松岡さん目当てで購入したんですけど…
松岡さんは安定感のある繊細さでした。震える声とかリアルすぎます。
好みであるかどうか確信がないのでSIDE Aだけを簡単ですが、これはどう考えてもSIDE Aを聞いたらSIDE Bを聞かずにはいられません。
夜中でAを聞きながら速攻でBを購入しました!これからいただきます~
話の続きが超気になって何も手に付けないですOrz

2

「ホーモ!ホーモ!」がクセになる!?

最初に聴いた時、強く印象に残ったのは
夢野(吉野さん)の、三島への怒鳴り声でした。

「キモロン毛!」
「触んなこのホモ島!」
「ホーモ!ホーモ!やーいやーい!」

など、小学生が好きなコをいじめちゃう的なアホ丸出しの台詞と、
吉野さんの大声ヤンキーボイスが相性抜群で、
笑いがこみあげて仕方なかったです(笑)
その部分だけ何度も聴きたくなってしまい、完全にクセになりました☆

そして主役の三島(松岡さん)。
某自転車アニメで無口なあの子を演じ、
アニメの中で、たまに発する声が可愛すぎてもっと長い台詞が聴きたく、
このCDを購入したきっかけになりました。

声自体は高めの可愛らしい系ですが、
ブリ演技が一切なく、終始テンション低めの落ち着いた喋り方です。
虐められてる時の、悲鳴やうめき声や震える息使いは、
悲壮感たっぷりで、プロローグ1から驚愕でした。

それから桐野(羽多野さん)!
私が今まで聴いたどの羽多野さんとも違っているように思えました。

「アンタ…お前見てると、あた、俺、俺の中のパンドラの箱がー!!」
の、名場面の演技は迫力満点!!
特に原作を読んだ方には、このシーンはぜひ聴いて頂きたいです!

そして三島に「素の自分でいいんじゃない?」と言われた桐野が
一人称、”俺”呼びから、“アタシ”呼びに変わる瞬間。
「アタシ。アタシ!アタシさぁ!アタシね!!」と、
瞳がキラキラ、イキイキしている桐野が見えるようで、
そのアホ可愛さに、噴き出してしまうような気持ちと、
嬉しいような、心暖まるような気持ちがまざって、
何だか不思議と心地がよかったです(*^_^*)
そして、この二人をずっと見守りたいなと思ってしまいました。

その後、屋上で二人でコイバナしていたり、
桐野が持って来たマスカラを二人で仲良く試す場面など、
キャッキャしている二人がどこか百合っぽくて、
「どうしよう…楽しい!」という三島の心の声もすごく可愛かった♪

柳田先生の遊佐さんは、ズルイ!と思う程の完璧なキャスティングでした。
優しいイケボで、クールに演技をしていても、
バックにおどろおどろしいBGMが流れていますよ(笑)
三島のお尻100叩きの場面では、松岡さんの悲鳴がリアルだし、
さらに、遊佐さんの鼻息荒い100カウントは鬼気迫るものがあり…(~_~;)
ラストの「あれ?偶然。…送ってあげるよ」の演技も背筋が凍りそうでした。

そしてこのCDは、ここで!?と思うようなところで唐突に終わるので
(原作がそうなので仕方ないのですが…)
購入される時は、Bまで揃えることを前提とされた方が良いと思います。

☆巻末フリト☆

フリト慣れしていない(?)松岡さんが、
「今回、あの、巻末につける一言コメントをお願いしますということで…」と
裏事情をいきなり全部喋っていて、
それ必要ないから、みたいな突っ込みを全員から受けているのが笑えます(^_^;)

お疲れ様でした!の挨拶も爽やかな羽多野さん。
一人称がアタシに変わってからが異常にやりやすく、新たな扉だったそう☆

吉野さん。夢野は唯一普通の人だとコメント。(そうかな?)
次の遊佐さんを「面白キャラクター」と紹介しています。

遊佐さん。「朗らかで、どこにでもいる先生を演じました」とのコメントに
「いやいや」「怖い怖い」と全員の突っ込みが入ります。
「下の名前もないですし控え目に演じさせて頂きました」(笑)

巻末フリトは短いながらも全員が綺麗にまとまっていて、
総じて、最後まで大変気持ちよく楽しめるCDでした。

自分的に、評価は神かなと思ったのですが、
原作を知らないとチョット分かり難い場面が多いことと、
続編のBに期待する意味をこめて、神寄りの萌え×2にしたいと思います。

10

完成度が高い作品

原作既読です。

正直、ドラマCD化が決まったと知ったときは、
「あの作品を?」
と驚いたし、期待しつつもどうなんだろう…とどんな仕上がりか疑心暗鬼になっていました。

そして聴き終えた今。
…そんなのは杞憂でした。
何ですか、あの配役のしっくり加減。
何ですが、あの演技の巧さ。
脇役までもが素晴らしく、SIDE:Aの満足感が半端じゃなく、Bへの期待感が高まってしまっています。


主役である三島役を、松岡禎丞さんが演じてらっしゃいます。
声変わりもしていない彼の微妙な声が見事にハマっているなぁ!と。
可愛いのだけれど嫌味がないし、だからと言ってナヨナヨしている訳ではない。
母と話せば優しい声色になるし、後に打ち解ける桐野と話せば楽しさ溢れるトーンに変化する。
多感な年齢で、かつ自分のマイノリティや環境に揺れ動くという難しいであろう彼。
一度聴いたときからイメージ通りで、松岡さん凄い!と思わず唸りました。

そして、桐野役を羽多野渉さんが演じてらっしゃいますが。
『アタシ』と『俺』の切り替え、いいですねーメリハリあります!
さすがの男前ボイスで『俺』を演じているかと思うと、三島と打ち解けた後に、「本当の自分の姿」として『アタシ』と自分を呼ぶ声の優しさに、思わずオオォォ!と。
まだ先の話ですが、Bに、桐野のラストのアキアカネのシーン、絶対入ってて欲しい!と今から思っています。
男前ボイスで言うであろうアレに、絶対泣いてしまうと思う…。

夢野役に、吉野裕行さん。
最近、少しずつBLCDにご出演されてます?何だか嬉しい♪
夢野は最初、桐野と共に三島をイジメている訳ですが、…何でしょうねぇ。
とても腹立たしくて一度ストップかけようかと思ったくらい、もう物凄くムカついて!
分かってるんです、原作も読んでいるし、そういうシーンがあることぐらい。
この作品にはとても重要なスタートだし、「ヤメテ!」といいたい訳じゃないんだけど。
…腹立たしくさせるなんて、吉野さん、さすがですなぁ、と(笑)

何はなくともやっぱり遊佐さんですよね!
何ですかあの「THE・ハマり役」は!!
いやー…ここ最近聴いた中で、今回の遊佐さんがブッチギリでしたね。
実は事前にこの柳田の配役を知らず、ドラマCDを再生し始めて、柳田が登場してから遊佐さんだと気付いたんですが、
「ですよね!やっぱり遊佐さんしかいないですよね!」
と心の中で何度も首を縦に振りました。
特に、あのお尻100叩きのシーン。
「え?遊佐さん、本当にやってる訳じゃないですよね?」
と疑いたくなるくらいでした(怖い!


原作にとても忠実で、音声になったからこそ、原作では気付けなかった空気感に触れることが出来ているなぁと思っています。
まさか、Aのラストがあんなところで!?な展開だったので、B、今から楽しみにしています!
(ベタボメなんですが、萌えたかと言われればウーン…って感じなので、神評価一歩手前、ということで)

6

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