スメルズライクグリーンスピリット SIDE:B

smells like green spirit

彷佛清新气息

スメルズライクグリーンスピリット SIDE:B
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神342
  • 萌×223
  • 萌9
  • 中立8
  • しゅみじゃない17

--

レビュー数
60
得点
1837
評価数
399
平均
4.7 / 5
神率
85.7%
著者
永井三郎 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
ふゅーじょんぷろだくと
レーベル
COMIC Be
シリーズ
スメルズライクグリーンスピリット
発売日
価格
¥680(税抜)  ¥734(税込)
ISBN
9784893938060

あらすじ

女装が好き、オトコが好き、 それは口に出来ない一夏の秘密。 大人が泣けるゲイ男子の青春。

女装に興味がある、同性が好き、人とはどこか違う…口に出来なかった悩みを打ち明ける事でクラスのいじめられっ子だった三島といじめっ子だった桐野は固い絆で結ばれていた。
休み時間の屋上で語られる2人だけの夢物語は現実の息苦しさを忘れさせてくれる唯一の居場所になる。しかしそんな束の間の平和も、三島が社会科の教師・柳田(ルビ:やなぎだ)に目をつけられてしまった事からガラガラと崩れ始める。
小さな田舎町に駆け巡るウワサや息子へ多大な期待を寄せる母の想い、その全てと対峙しながら三島と桐野、2人が導きだす答えとは――。
人は幸せになる為に、何を置き去りにしなければならないのか…誰しもが人生で向き合う葛藤に挑む少年達の姿がグサリ、グサリと心を突き刺す。

(出版社より)

表題作スメルズライクグリーンスピリット SIDE:B

その他の収録作品

  • 番外編
  • 描きおろしまんが
  • あとがき

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レビュー投稿数60

愛する為に変わる。愛の為に強くなれる。

〖DMM電子書籍〗
修正:ー
カバー折り返し:なし
カバー下:なし
帯:なし
裏表紙:なし
備考:

〖紙媒体〗
未読

0

涙が止まりませんでした
何度読み直しても涙が溢れてきました。
どんな感情による涙かは分かりません
いろいろなものが合わさって混ざって涙になりました
言葉には言い表せません
本当に神作中の神作だと思います
全人類に読んでもらって深く考えてもらいたい…

1

泣くしかない

レビューを書こうにも、上手く言葉にできないです。この気持ちをどう言語化すればいいのか…。
終盤を思い返すたびに、胸がつまって涙が出てきます。

人に知られてはいけない自分を詰め込んだパンドラの箱をそれぞれが持っていて、ほんのひと夏だけ箱の蓋を開いて見せあった。
子どもから大人に、心も体も変化していく微妙な季節だから起きた奇跡だと思います。
その奇跡と出会えたかどうかが、桐野くんと柳田先生の違いなのかな、と。

最終的には桐野くんはパンドラの箱の鍵を閉める道を選び、その鍵を三島くんに託すけど…。
口紅が桐野くんの形見みたいだと思いました。

誰かがこの世界のどこかで、パンドラの箱に押し込んで殺してしまった自分自身のことを知っておいてくれている。それだけでも桐野くんは救われるのかな。

幸せって本当になんだろう。どうしたら桃源郷に辿りつけるんだろう。

三島くんや桐野くんのような人が、辛い思いをすることのない世界になることを願わずにはいられないです。
そういう世界なら、柳田先生もきっと違った人生を歩んでいたんだろうな。

この作品と出会えて良かったです。

2

誰の為の幸せか

LGBTと呼ばれている方々の問題について色々と考えました。この作品に物凄く影響を与えて頂きました。
作品内の彼らは幸せかなぁと今でもふと思います。
特に桐野君はどうなのでしょうか…。
彼の選択が正しかったのか分からないけれど、ラストの彼の瞳を見て、あの夏の日々はまだ彼の中にあるのだなと感じました。あの田舎と環境が彼を苦しめていないかと不安に思います。
が、これが彼の選んだ「幸福」の形なので…。

夢野君もカッコ良かったです。馬鹿だけど一生懸命でとても可愛らしい…。
理解しようとする姿堪らないですね。
大人になった彼の瞳にはビクッとさせられるものがありました。

桃源郷なぁ… 泣けてきちゃいます…。
時代の変化を願うばかりです。

3

涙が止まりません。

桐野くんと柳田先生の生き方が、切なすぎて。
カミングアウトからの桃源郷、電車で交わした会話、夏の思い出、顔の見えない「がんばれ」。
大人になった桐野くんの、夏を想う目が何とも言えません。
わたしは腐女子なので、同性愛にもえを抱いてしまう性癖がありますが、当事者の方と現実的に向き合ったときどうしたらいいのか正直分かりません。
経験もないし、そもそも引きこもりなのでそんな機会があるのかも分かりません。
どうしたらいいのかは分からないけど、でも自分の中の「普通」じゃない部分と付き合いながら生きていくしんどさは、なんとなく分かるような気がするのです。

パンドラの箱を見せ合える人がいるというのは、人生において大変意味のあることだなとしみじみ思います。

4

1人ひとりの葛藤と答えが胸に突き刺さる

 前巻から一転して一気にシリアス感が強まりましたね。三島、桐野、夢野、柳田、1人ひとりがそれぞれに異なる葛藤をしていました。自分の性別・性癖や恋愛対象が自分自身ですらまだ分からずはっきりと定義できない悩み、分かっていてもそれを満たそうとすると異常者のレッテルを貼られてしまうという苦しみ、友人の目や世間体という重圧、一番長い付き合いであるからこそ最も言いにくい親への打ち明け方。柳田が三島を襲おうとしたのはけっして許せることではないけれども、彼が今までずっと母親からの言葉に縛られ、同性が好きだというありのままの自分を隠し続けなければならなかった辛さを想うと本当に胸が痛みました。

 そして、夢野が受けたショック。三島には酷な出来事でしたが、夢野の気持ちも十分に理解の余地がありました。三島を好きだと思っていた、でもいざ脱がせてみて彼の男の象徴を見て、コレは違うと感じてしまった。自分はゲイなのか? でも男の象徴の付いてない三島で妄想してきたのならノンケなのか? 結局三島の顔をした女性じゃないと駄目だったのか? 傷付いた三島目線が多かったですが、きっと夢野も自分自身についてすごく悩んだと思います。好きな人を傷付けた上に、自分のことが分からない。どんなに最悪の期間だったでしょうか。

 さらに、狭い田舎で噂が回り、三島と桐野、夢野のそれぞれの親に息子のゲイ疑惑が伝わります。薄々気付いていて改めて腹を割って話させてくれた三島の母、最初は戸惑ったけれど徐々に理解してくれた夢野の母、そして、ショックを受けて息子に言ってはならない言葉を吐いてしまった桐野の母。まさに三者三様でしたね。三島と夢野はラッキーだったかもしれません。のちに夢野が同性愛者について自分なりにきちんと調べ、もう一度三島に向き合おうとしたこと。この作品で一番の救いになりました。でも、桐野はついぞ親に自分の性を完全に打ち明けることができなかった。

 彼が、三島とありのままの自分を晒け出すことができた屋上での日々に別れを告げて、大切な母親のために「男」として生きていく決断をしたこと。何よりもこの作品の中で一番やりきれなかった部分でした。素の自分の幸せを守ることよりも、大切な人の幸せを守ることを選んだ。母親はきっと彼に無理強いはしなかったと思いますが、彼が自分で選んだからこそ、この若さでその決断をしなければならなかった事実があまりにも悲し過ぎて受け入れ難いのです。最終的に結婚して、子供もできて、孫ができたと母に喜んでもらえて、世間一般の幸せは手に入れたけれども、彼自身の幸せは本当にもう望めないのだろうか、と未だに引っかかっています。桐野の瞳だけは、諦めを含んでいるように見えて…。でもこうやって諦めてきた人たちが現実にもたくさんいるんですよね。私は三島の母のようになりたいと強く強く思いました。笑えるポイントも交えつつ、BLファンタジーで美化しない、どこまでも現実的な世界を改めて教えてくれた作品でした。

4

神作品

上巻は個人の努力でどうにかなるものに対してストーリーが展開し、下巻では同じ悩みを抱えていたそれぞれが、置かれていた環境によって運命の方向性が決まってゆく過程が描かれているように感じます。

ハッピーエンド。妥協した末に決心した幸福。行方不明など。それぞれの結論が出ていました。

三島、夢野、桐田先生は自分で選んだ方向にそのまま進んでいる印象でした。特に番外編も良かったので柳田先生が好きになってしまいました。

気になったのは桐野です。作中母親から「産むんじゃなかった」と言われていた事。それもあって最後に結婚したのは自己肯定感を埋めるためでもあったのかなと感じました。それでも学生時代という短い期間でしたが、三島と出会えた事で自分の素が出せる時期が確かにあった事は救いだったと思います。

いろいろ複雑な結末ではありましたが、桐田先生はどうなったのか、数年後に三島と桐野は再会しないだろうか・・・などのそれぞれの未来も見てみたいです。

2

全人類履修して

ボーイズラブという概念を超えてる作品でした。
未成熟な少年達の友情と葛藤と成長を描いた作品。
同性愛に対して自らも受け入れ難い思いを抱えつつ、迷っても進まずにはいられない若さ…痛いほどにリアル。
周りの大人たちの反応や心情も細かに色取り取りに描かれていて、本当に引き込まれる。

似て非なる思いを持ちながら、それぞれを取り巻く環境や容姿、自分を形成するものや優先順位の一つ一つの微妙な違いで、こうも道が別つなんて。結末は絶対に涙無しでは見られない。

主人公は女性らしい綺麗さを持った少年なんだけど、芯が本当に強くて、冒頭はそんな主人公がいじめられるシーンなんだけど、シュールでコミカルなタッチや主人公の臆さなさによって全然読みやすい。
それよりももっと痛ましい展開が何度も何度も待ってる。

これはハピエン厨もバドエン厨もギャフンと言う

4

らしさのある作品

ド田舎というか、お互いが密に関わり、人の噂で日々を過ごすような、
閉鎖的環境における同性愛に対する反応の「らしさ」が描けていた作品だと思います。

それぞれの母親の考え方が三者三様で、その元で育った主要人物4人。
様々な幸せの形を提示してくれたこの作品、定期的に読み返すレベルです。

ところどころにものすごいギャグ顔があったことについては、
永井先生の他作品を読了済の自分としてはちょっとしたお遊びかな?とクスっとさせて頂きましたが
初めてお手に取った方はシリアス作品であることも相まって賛否両論あるだろうな、と思いました。

2

パンドラの箱かぁ…

本棚整理して久しぶりに読み直しましたが、何度読んでも胸がギュゥゥゥっとなります。
セクシャリティの葛藤や、これからの生き方。
中学生の彼らの出すそれぞれの答えが胸を抉られる気分です。

三島母が格好よすぎます!!
もう惚れるレベルです(笑)
三島の涙にもらい泣きしました。

桐野と三島の母親は対照的ですね。
もし桐野母が三島母のような人だったら、彼の人生は全く違っていたでしょう。
「もし」なんてものは決して無いけど、つい考えてしまいます…。

大人になった夢野と三島が仲良く一緒に暮らしてるのは嬉しかったな〜。
桐野も今の生活がきっと幸せなはず…。

読後しばらくこの世界にはまって抜け出せないかもしれませんが、是非読んで欲しい作品です。

3

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