ナイトメアガーデン ―執事の蜜告―

nightmare garden

ナイトメアガーデン ―執事の蜜告―
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神1
  • 萌×22
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
16
評価数
4件
平均
4 / 5
神率
25%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
ブライト出版
シリーズ
ローズキー文庫(小説・ブライト出版)
発売日
価格
¥593(税抜)  ¥640(税込)
ISBN
9784861236044

あらすじ

ある事情により孤島の洋館で、亡き「旦那様」を演じることになった青年・桜庭。館には怜悧な執事・黒由利が仕えており、その礼儀指導を受ける日々を送りはじめる。桜庭は演じるべき「旦那様」とかけ離れていたが、彼の優しさに黒由利も心を溶かされていき……そして桜庭が本当の「旦那様」となるには、夜の奉仕に応えなくてはならなかった。淫らな慣習に従い、忘我の想いで身体を重ねる二人。しかし館には、暴いてはならない壮絶な秘密が隠されていて――燃えあがる恋におちていく、二度読み必至のミステリー・ロマンス。

表題作ナイトメアガーデン ―執事の蜜告―

桜庭錠太,冬島家別荘の当主代理,28歳
黒由利,冬島家別荘の執事

その他の収録作品

  • 冬の廃園
  • あとがき

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レビュー投稿数2

ミステリーBL!

まさかのミステリーBL!

先が気になって気になって…最後までイッキ読みしてしまった。
読み始めからなんだか変だなと思ったら、まさかこんなストーリーだったとは。
そして、雪路さんのイラストが更にこの本の雰囲気を妖しげにしていたのがよかった。

ミステリーもBLもあって、久々に変わった物が読めて満足。
ただひとつ、最初のいたしているシーンは淫靡な感じでとても良かったのだけれど、最後の方のいたしているシーンはもっとサラッとやり過ごすか、思い切って無しの方がよかった。

1回目は結末が知りたくて一気に読んでしまったけれど、次はもっと丁寧に読んでみたいと思う。



0

ゴシックホラー/ミステリーの意欲作

雪路凹子さんの挿絵の影響か
非常に耽美でクラシカルな雰囲気漂う本作品。
ストーリー的にも、ホラーなのかミステリーなのか
中盤まで判断がつかない謎めいた展開が面白く
BLとしてはなかなか珍しい作品かと思います。


とある資産家が島に所有する、古い別荘。
そこの代理当主となった元会社員・錠太(攻め)は
美しい執事・黒由利(受け)に
亡き「旦那様」のように振る舞うよう指導される。

日々の生活や立ち居振舞いは勿論のこと
「慣習」であった夜のお相手まで……
氷のような美貌の執事のいきなりの夜這い&乱れっぷりにはなかなかそそられるものがありました。
錠太が黒由利に惚れ、情事に積極的になるにつれ
黒由利のデレが増えていくのも良かったです。


ここで終わったらただの主従BLですが
勿論それだけではなく。
この黒由利、長年屋敷で働いている(と自分で思い込んでいる)ようですが、過去の記憶は非常に曖昧。
錠太に恋したことで、忘れていた自我を少しずつ取り戻し、恐るべき真実を知ってしまう…というスリリングな展開です。

年をとらない屋敷の人々、
屋敷に残る続き「旦那様」の気配、
「旦那様」の婚約者らしき病弱な少女など
ゴシックホラーのような設定の数々が魅力的。

黒幕のキャラ設定がややファンタジー過ぎる点と
物語の決着が当事者同士の対決に終止し
社会的な決着についてはぼかされている点に
少し物足りなさを感じましたが
実験的で面白い作品でした。

ネタバレになるのであまり詳しく書けないのがもどかしいところですが、バーネット「秘密の花園」やダフネ・デュ・モーリア「レベッカ」のような世界観がお好きな方にはオススメしたい一冊です。

4

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