Renta!限定ペーパー付
この作家さんは初読みで、綺麗な絵だなと思っていたら、
小説の挿絵を描かれていた方だったのねと。
とても好きな線で、綺麗v
ストーリーも、いわゆる義兄弟ものなのですが、
ちょっと私の想像の斜め上を行ってくれて、面白かったです!
お兄ちゃんの精神力、強し!
そして、弟くん鈍し!
こういうテーマだと、ついシリアスに暗くなりがちなのですが、
これは明るい兄弟もの!v
ご両親がアレというのもあり、多大にBLドリームっぽいのですが、
安易にくっつかないところが新鮮!
ついついお兄ちゃん頑張れーと応援したくなります!
でも、弟くんの言い分もとても良く分かるので、
ちょっとだけ待ってあげて!とも思ってしまいました!w
この作家さんの他の既刊も読んでみたくなったので、
評価は、ちょっと神寄りの「萌×2」で!
すごい不思議な話でした。
なんかモヤモヤするけど、夢中で読んでしまった…。
義兄弟の貞治と大和の話なのですが、結論からいうと曖昧なところで終わります。
まぁ、こういう話もありかな…とか、リアルかも?とか思いながら読みました。
兄の貞治は、ずっと弟の大和のことが好きです。
大和は気付いていなかったけど、生活全般を貞治に掌握されており甘やかされ依存しています。
兄弟から兄成分を取ると、「好き」と「性欲」が残るなんて、なんて都合のいい解釈の兄。
でも何故か憎めない。
弟の大和は抗うけどほだされつつもあり、落ちるのも時間の問題と思われます(笑)
あー、大和が落ちるところまで見てみたかったな…。
ちょっと残念ですが、面白かったです。
親同士の再婚で兄弟になった同い年の義兄弟、大和と貞治は、両親が海外に行ったので2人で暮らしている。
ハーフの超絶美形の大和は人見知りで、大学に友達もいない。そんな大和を甘やかし、弁当を作り、世話をしている数ヶ月違いの兄、貞治。兄の仮面の下に肉食獣の顔を隠し持っていたが、無防備な大和についにその仮面が外れ…。
北畠あけ乃さんのオリジナル作品です。小説の挿絵や、原作付きコミックは読んだことありますが、オリジナルを読むのは初めてです。
絵は本っ当に美麗だし、話は面白いし、キャラも立ってて作品として非の打ち所はないです。ただ、惜しむらくはBLとして萌えられなかった…。
ハーフ受けは可愛いんです。キャラ萌えはするんです。ツンデレ気味ですが天然なかわい子ちゃん。まつ毛ビシバシで、男女問わず引き寄せられる美貌なのに人見知りでぼっち。攻めはそんな受けを小さい頃から好きで、無防備な受けを食っちゃいたいけど我慢してるお兄ちゃん。
このお兄ちゃん攻めが、受けくんより背が小さいんですね。いや、逆体格差カプが絶対受け入れられないわけではないんです。ただこの受け攻めで逆体格差なのが萌えない…。せっかくの美少年受けなのに、せっかくの世話焼き肉食お兄ちゃん攻めなのに、なんで攻めのが小さいんだろう。
個人的に、攻めのが大きければ萌×2評価でした。
あと、ごくごく個人的な意見ですが、ハ○キューのツッキー受けとか好きな方にはハマるかもしれません。
体格差萌え、特に攻めのほうが身長が低いという萌えは、あまり需要がないのか、楽しめる作品が少ないので貴重
ふつうにたのしめるはなしだったんですが、こじんてきに受けの性格が苦手なウジウジグルグルで、そこだけが残念
自分から踏み出すことなく、後ろ向きで、相手の出方ばかりをうかがっていてふりまわされて消耗するといったキャラクターは、健気ととるひともいるでしょうが、わたしはすきになれないし、同情もできない
マンガとしてよくできていたし、攻め身長でも萌えつぼピンポイントだったので、この受けのキャラクターがほんとうに残念でした
絵柄はとても綺麗です。
ただ、2人の関係性。。もさして珍しいものではなく、色々な設定が上手く萌えに繋がっていなかった印象です。
受けの方が背が高くて攻めの方が小さいのも別に逆でも良かったのでは?という感じでした。
攻めの女友達とのやり取りも本来であれば良いスパイスになるはずが、丸ごとなくても良かったのではないでしょうか。
もう少し色々な設定を効果的に活かせたらもっと印象的な作品になったのではないかと思います。