「君に会いたかったんだ」

ひとめぼれ王子さま

hitomebore oujisama

ひとめぼれ王子さま
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
1
得点
10
評価数
3件
平均
3.3 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
新書館
シリーズ
ディアプラス文庫(小説・新書館)
発売日
価格
¥620(税抜)  ¥670(税込)
ISBN
9784403524134

あらすじ

得意先の愛宕家を訪ねた葵にそう言ったのは、王子様然とした青年でーー!? 
青年医師×百貨店外商のフェイクラブ♥

表題作ひとめぼれ王子さま

愛宕雪恒、大病院の跡取り息子で大学病院勤務の医師
若松葵、愛宕家を担当する大手百貨店の外商部員

その他の収録作品

  • やきもち王子さま
  • あとがき

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レビュー投稿数1

王子様な紳士に愛されて…

老舗百貨店を舞台とした既刊『身勝手な純愛』のスピンオフで、前作から数年後の話。
前作攻め(百貨店の現社長)もチラッと登場します。

あらすじ:
名古屋の老舗百貨店で、外商営業として働く葵(受け)。
ある日、得意先の愛宕家を訪問。
そこで、愛宕家の息子で東京で医師をやっている男性と知り合う。
葵を気に入ったらしい愛宕(攻め)は、その後も度々理由をつけて葵を呼び出し…

葵は、両親に捨てられ施設で育った苦労人。
プライベートでは結構ラフな性格ですが、仕事では巧みに猫を被り、洗練された外商を演じています。
そんな葵、実は若いころ現百貨店会長に見出され、大学までの学費を援助してもらったという過去が。
会長の恩に報いるため、外商として恥ずかしくない立ち居振る舞いを身に着けたという背景があるため、二面性があるといっても腹黒な感じはなく、真面目な努力家という印象です。

そんな葵を気に入り度々連絡してくる愛宕は、育ちの良さを感じさせる紳士。
服を見立てて貰う等の仕事上のお付き合いから始め、その後お友達付き合いに移行する等、ガツガツしないのんびりしたアプローチに余裕を感じ続きます(葵に断られないよう慎重に外堀を固めてるという感じもありますが)。

愛宕の上品な立ち居振る舞い(演技ではない生来のもの)を学びたいとの思いから愛宕との逢瀬を重ね、いつの間にか彼に惹かれていく…という葵。
素の自分を愛宕に見せることを躊躇い、愛宕はそんな葵を丸ごと受け止める…というような展開ですが、
その後、葵が「素」の姿を愛宕に見せる場面がそれほど描かれていないのも物足りなかったです。
年上の恋人相手に、友人といるときほど荒っぽい言葉遣いは出来ないのかもしれませんが、ラストの葵もまだ少し猫を被っている感じで、微妙なタメ口が何だかむず痒く思えてしまいました。

後半部は少し惜しいと感じたものの、一昔前のトレンディドラマを思わせるリッチで上品な雰囲気や、二人の少しずつ距離が縮まっていく様子はとても素敵で、お洒落かつほのぼのした世界観に浸れる一冊でした。

3

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