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表題作スローライフ・エブリデイ

的場 大地(進路が決まらない高校生)
前島 秀樹(商店街にある茶屋)

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

恋、キス、セックス。
全部はじめて、全部あなたと。

うだるような暑い日、図書館へ行く途中で
道に迷った大地は、見知らぬ商店街で倒れてしまう。
目を覚ますと、そこはあたりいっぱいにお茶の薫り漂う部屋。
大地を助けてくれたのは、商店街で茶舗を営む前島家の長男・ヒデだった。
自分の知らないことを教えてくれるヒデに、
大地の心は揺さぶられてばかり。
この出会いが、代わり映えのしなかった日々を
めまぐるしく変えていくーー。

作品情報

作品名
スローライフ・エブリデイ
著者
にどね杉 
媒体
漫画(コミック)
出版社
Jパブリッシング(ジュリアンパブリッシング)
レーベル
G-Lish Comics
発売日
ISBN
9784866690124
3.5

(44)

(5)

萌々

(19)

(14)

中立

(6)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
10
得点
149
評価数
44
平均
3.5 / 5
神率
11.4%

レビュー投稿数10

和みのテイスト

長身だけどのんびり天然の高校生と、お茶屋さんを営む社会人のお話です。
カップリングは高校生×お茶屋さん。

道で熱中症で倒れたところを、商店街のお茶屋さんの受けに保護してもらった高校生の攻め。店で介抱してもらい、お礼に再訪問したりするうちに受けの家族とも仲良くなり、遊びに行ったり職場体験をさせてもらう間柄に。そんなある日、受けが失恋したのを見て、自分の気持ちに気がついた攻めは…。


高校生が攻めの年下攻めBLになります。
攻めがかなりの高身長なので、体格差カプでもあります。

攻めはいかにも今時のというか、のんびりおっとりした高校2年生です。将来自分が何をしたいのかもまだわからなくて、ひそかに焦っている状態。
受けは家業のお茶屋さんを継いで、日々働いている社会人。20代としか年齢表記はありませんが、攻めが大人びた外見なのもあって、それほど年の差感はありません。面倒見が良く、兄貴肌の元高校球児です。
そんなふたりと、受けの家族や商店街の人たちが、みんなまったりほのぼのしていて読んでて和みました。萌える感じではなかったけれど、ニコニコしながら読める感じ。評価の「萌×2」は、萌えた! という意味ではなく、上から2番目評価という意味合いで付けました。

ほのぼのな作風ですが、ちゃんとエッチもありました。体格は攻めの方が大きくても受けの方が年上なので、ポジショニングがどっちになるのかで話し合いが持たれていました。そのうちリバがあるかのような感じだったのですが、作中ではなし。私はリバはどちらかといえば苦手なので良かったですが、リバがお好きな方はちょっと残念に思われるかも。

3

地域密着型

地域密着型ストーリーがお好きな方はぜひ。
もともとpixivで更新されていた2人の本編の位置づけで、先生のpixivを見るとより理解が深まります。

むしろ先にそっちがいいかもしれない。この単行本だけ見ると唐突に付き合いだしたというか、ヒデさん受け入れるの早くない?!と思ってしまうかもしれないし、キャラクターが掴みづらいとも思ってしまうかも。

創作BLで描かれていた2人のメインストーリーが、単行本という形で一冊になったのだなという前提と下地があるととっつきやすい気がする。

1

ゆったりした感じのお話

のほほーんとした、朗らかなBL
エッチはあるんですけど、いやらしい感じだけじゃなくて温かくなるような感じ

温かな絵柄と商店街と純朴高校生
家族ぐるみのお付き合いとかほんとに癒されるお話でした


ちゃんと成長していく高校生が、とても好感のもてる青年
最後にちらっとお顔が見られるのですが、個人的にはそこがうまくはまらなかったかな
けど、どっちが攻めなの、受けなのってのもありながらリバもあり得る二人かしらとニマニマできるカップル

これからの日常とかゆるーく覗いていたい二人のお話でした

0

好きです!

きっとどこかに存在しているような、何気ない日常が描かれている作品、表紙からも伝わってくるようにとても穏やかな雰囲気の2人に癒されます。

読みやすく分かりやすいので時間があまりない時でもホッと一息つきたい時にでもおすすめ
年が離れた2人、きっとお互いに高めあって過ごしていくんだろうなと読み終えたらいつのまにか前向きになれたり。
高校生だった彼も大学、就職…と人生の分岐点である時期に彼等がどのように過ごしているのかも見てみたいです!
今現在連載中の作品も楽しみにしています。

0

最後の1ページがとても良き

もっさり髪の高校生と商店街のお茶屋さんのお話。何気ない日常風景の切り取りで進んでいく作品で、どの場面も全部があったかくて癒やされました。
大地は見た目はぬぼ~っとした巨人、中身は初恋に浮かれる高校生で可愛いです。大人なヒデに影響されて学んでいく様子も、とても素直で微笑ましい。
ヒデはあまり悩まないタイプの人かな。物事の決断が早く、なんでもスパスパっと決めていくので小気味よい。感情より理論、恋愛を描くには不向きな人物設定だけど、私はこういう人好きです。
お付き合いが始まる経緯にはちょっとびっくりしましたが、その後恋人として先のことまでしっかり考えていたヒデには好感しかないです。
Hシーンは意外としっかりめにありました。でもエロいっていうのとは違うような?こういうシーンも日常の一部っぽくて、生活に溶け込んでる雰囲気でした。ラブホなのに生活感を感じる不思議…。
最後はずっと隠されていたものをやっと見せてもらえます。絵的な仕掛けと比喩表現のフラグで二重の伏線張ってたのかな。未来は明るく開けてる、と言ってくれてるような爽やかなエンディングでとても良かったです。

0

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