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表題作少年たちの恋愛事情 ツイン・スクランブル

新谷京一( 高3 テニス部の部長)
多々良智也&健太( 高1、双子の兄弟)

あらすじ

智也と健太、性格も容貌も全く違う二卵性双生児。兄の智也は落ち着いた風貌の理論派。弟の健太は野性的な感情派だ。そんな兄弟の共通の悩みは女の子に興味が持てないことと好きになる人がいつも同じだということだった。折しも高校の入学式も終え、二人は部活見学に余念がない。バレー部、バスケ部、柔道、陸上。いろんな部活を見たがピンとこない。そんな二人がテニス部の先輩のプレーを見た途端…。コートにいる人物は男だった。

作品情報

作品名
少年たちの恋愛事情 ツイン・スクランブル
著者
須和雪里 
媒体
小説
出版社
小学館
レーベル
パレット文庫【非BL】
発売日
ISBN
9784094206210
2

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萌々

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中立

(2)

趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
2
評価数
2
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

むむむ…

むむむ…古くささを感じてしまいました。
実際に古い作品ではあるのですが。1995年だし。

ただ須和雪里さんには『サミア』っぽい作品を期待してしまうんですよね。
須和さんは、時代をこえて読み継がれるであろう作品をたくさん書かれてるから、こういうのを読むと「うぐ…」と変な声が出てしまいそうになる。

性格の違う双子の兄弟が、同じ人を好きになってしまい、恋の鞘当てをするお話です。
エッチはなし。ラブも、あるのかないのかよく分かんないです。
かなり腹黒な兄ちゃんと単純バカの弟は、喧嘩しつつも仲良し。
コミカルですが、なにげにブラック。
個性的で面白い部分もたくさんあったのですが、全体的にはガクッときたかなぁ…。
パレット文庫だったからか、ブラックユーモアな部分がぬるい印象でした。ブラックを薄めるための兄弟愛な話は、とってつけたように感じてしまいました。
そのため、バランスが悪くなってる気がしました。

うまく書けないや。
そもそも低年齢層向けのお話だろうから、私みたいなのがレビューすることじたい、間違ってる気もするしさ…。

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