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雨降りvega
不器用でもどかしい2人の恋 心が揺さぶられる

「雨降りvega」

ポイント:
441pt
著  者:
凪良ゆう
イラスト:
麻々原絵里依
出 版 社 :
幻冬舎コミックス
シリーズ:
ルチル文庫
発 売 日 :
2013/12/17

ゲイであることを自覚しつつも周囲にそれを隠す高校生の文人。そんな彼が唯一心を開くのは、ネットで知り合った天体観測が趣味の男性「アルタイル」。ある日、姉が婚約者として家に連れてきた男性はまさしく「アルタイル」その人で――。不器用でもどかしい2人の恋だからこそ、切なさに心揺さぶられた人も多いはず。太陽の眩しさは無くても、星空のような柔らかい温もりに溢れた作品。

凪良ゆう先生からのコメント

「雨降りvega」に投票してくださったみなさま、ありがとうございました。かなりジリジリ展開ですが、ゆっくりじんわり高まっていく熱を主人公と一緒に楽しんでいただけると嬉しいです。

ユーザーの声を紹介

傷つき傷つけられ

好きになってはならない相手だとは思いますが、好きになるのに理由はなく不器用な主人公の恋の行方が気になりました。主人公たちは相手も傷つけ自分も傷つきましたが……記憶に残る作品になりました。
たがわんこさん

偶然に、偶然が重なるお話ですが、それでもとても自然な感じでストーリーが進んでいく感じ。別離になった二人の様子を見ていて心が締め付けられる苦しさがありました。
ぐりりんさん

せつなくて、つらいけど、いい話
ドリドリさん

星を見る暇もないほど行き詰まった現代人に空を見上げて見える星の美しさ、そして7年越しのラブストーリーはただのBLで片付けてしまうには勿体無いほどの作品でした。
恋雫さん

ラストがすばらしい!

最初はバイの攻め役が気に入らず、どうしてもモヤモヤしたものが残っていたのですが、2人がとても穏やかで、むやみに傷つけたりせず、お互いを思いやる気持ちが分かるにつれ、繰り返し読むほど気持ちを持っていかれました。
全編にわたって静謐な雰囲気があり、ラストに思わずグッときて、胸の痛みとともに涙がこぼれたのは、BL小説では初めてでした。
yukishioさん

泣けるシーンの多い作品でしたが、やはりラスト。最後の場面で解明されるその謎が衝撃的だったこと、新開の気持ちを思い、涙が止まりませんでした。
ねこぷーさん

とても切ない話で、二人とそれを取り巻く人たちの恋愛模様が面白かったです。相思相愛なのになかなか結ばれなくてもどかしかったけど、最後には結ばれるシーンには感動しました(*´∀`)
ポブさん

ラストシーンで号泣しました。素晴らしいの一言。色々書いても伝えきれません。読んで欲しいです。
匿名

何度も読みたい!

何度も何度も読み返しました。切なくて切なくてBL読んで初めてこんなに泣きました。目の前にいるのに、触れ合えない、気持ちも伝えられない。なかったことにしようとすればするほど溢れてくる、2人の想いに、心、締め付けられました。これはもうBLを越えてます。
サントメPさん

何度でも読み返したくなる作品。読む度に、癒されます。じわじわと思いを深めていく二人の気持ちがとても丁寧に描かれていて、大好きな作品です。
匿名さん

また凪良先生の作品で泣かされました…。ハンバーガーショップでのシーンはつらくて涙し、お姉さんのことやお別れシーンでも涙し…最後は嬉し泣きでしたけれども!
あとストーリーに関することではないですが、以前から表現の上手い方だなとは思っていましたが、また更に磨きがかかってらっしゃる気がしました…いやぁ凪良先生すごい。
匿名さん

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