2013年のコミックの充実ぶりは、有名シリーズがこの順位に甘んじている状況で一目瞭然ではないでしょうか。中でも目立ったのはハヤカワノジコ先生の叙情あふれる「夜空のすみっこで、」。そしてほのぼの路線から一転「いとしの猫っ毛 小樽篇」。BL界の話題をさらった「東京心中」。「only you, only」は20位内から漏れましたがコメントが激熱です。「世界一初恋」「素直じゃないけど」は2013年の人気に衰えなしです。
幻想的すぎる画面構成
貼り絵のように不思議なコマ割と真っ白な背景はその場面の空気や人物の心情を繊細に伝えるだけでなく、長いお話に余裕を持たせ、読み手を焦らせることも詰らせることもありません。
読み終えた時「あぁ、BLだなぁ…」と深く感じさせてくれる本当に素敵な一冊だと思います。
ナポさん
お話ももちろんですが、表紙・本文含めて画面構成が幻想的ですばらしかった…。
高校時代のエピソードと再会してからの二人の距離感など、どれも切なくてキュンとするのですが、個人的に一番印象に残っているのは翔太くんが同級生と喧嘩して須藤さんが呼び出された時の二人のやり取りでした。
匿名さん
ハヤカワさんの絵はシリアスシーンやキスシーンになるといきなり大人っぽくなってそのギャップにどきっとします
ゆなこさん
とにかく作品をとおしての空気感が素晴らしい羨望と恋心のあいだに揺れる二人のやりとりと、そこに座す亡き妻とその連れ子のポジション、どこをとってももどかしく、前作「えんどうくんの観察日記」と並んでハヤカワ先生の作風が遺憾無く発揮されている良作!!
匿名さん
こうやってすぐに涙が拭けるでしょ
表紙を見ただけで読んだ時の感情が蘇り、目頭が熱くなる。自分の中で、これほど本編に深みを持たせた番外編は後にも先にもそう多くはないだろうとすら思えました。
ただ優しいだけじゃない、可愛いだけじゃない、ほのぼのしているだけじゃない。その裏側にあった、絶望感や悲壮感、狡さや切なさ。何を持って今の二人や周りの環境があるのか、知れて本当に良かったと思える作品です。
__モコ__さん
1巻~2巻は楽しいお話だったけど、この小樽編は号泣しっぱなしでした。何度読んでも同じところでボロ泣きしてしまう。
つらい過去ばっかりのみいくんの人生には、ケイちゃんが側にいてくれて本当に良かった。ケイちゃんの友情が愛に変わってく経緯が丁寧に描かれていて自然に納得出来た。
みいくんはこれからいくらでも幸せになっても良いと思うの。っていうか、幸せにしてあげてくださいっっっ(泣)
勇者みさきちさん
「きみの人生を変えてしまってごめん。むずかしいことを考えさせてしまってごめん。
好きだけど、好きだから、一緒に生きるのを諦めようとする気持ちが切なくて…。胸をわしづかみにされました。
もふぱんさん
けいちゃんがみいくんに東京に行く決意を話したシーンで「こうやってすぐに涙が拭けるでしょ」キュン泣きしました。
汐咲バニラさん
1ヶ月に1回は読み返してしまう定番BL
律っちゃんの可愛さも抜群ですが、やはり高野さんの俺様攻めがたまりません!1ヶ月に1回は読み返してしまう作品です(笑)
匿名さん
とにかく愛情たっぷりな攻めと、優柔不断な受けとのやり取りがじれったくてツボにはまっている。受けが素直に認めて早く上手いことくっつけばいいのにと思う反面、このつかず離れずの距離感がなかなか面白い。
誰一人悪役がいないところも、あたたかく面白くすすんでいくのも、中村春菊先生のお人柄が出ている作品だと思います。
AKULAKULさん
BL漫画の定義が覆された
ヤられました。最高です。短期間でこんなに何度も読み返した作品は本当に久しぶりです。宮坂の思わず言っちゃった「好きです」に矢野さんの「知ってる」でドカンと落とされました。
たくせきやさん
これほどまでに最初に読むことをためらい、これほどまでに読んでからはまってしまったシリーズ作品は無い!自分の中のBL漫画の定義が覆された感じ。
どう見ても少年誌のような絵とストーリー。でも、ちゃ~んとBL萌え出来るんだ、これが!
いろはにさん
恋を原動力に右往左往しながらも成長していく宮坂の姿は、かっこ悪いところも含めて清々しく、読んでいる私を勇気づけてくれる。そう、恋をしているときって、かっこ悪い…しかし、それがもたらしてくれる変化は、なににも代え難い。
個性的な作品がどんどん出て来ている中で、特に異色で面白い作品でした。
橘圭一郎さん
シリーズ中一番好きなカップリング!
とにかく!とにかく!ユキちゃんが可愛すぎる!!いつものツンデレはもちろん残っているけど今まで以上に素直になっちゃったユキちゃん!広い心で受け止めるイケメン東雲!最高!!
匿名さん
このシリーズの中で一番好きなカップリング(〃▽〃)今回は今までで一番ユキちゃんのツンデレっぷりが見られたんじゃないでしょうか!!!
番外編では生徒会メンバーがコスプレでユキちゃんはメイドさんに!その姿を誰にも見せたくない東雲はひよこの被り物を被せちゃいますが、我慢できずにメイドユキちゃんを犯しちゃうとかもうお腹いっぱいでご馳走様でした笑
ひーたりんさん
全力疾走の恋。一生懸命さに涙しました。名台詞もたくさんありました。この作品に出会えて良かったです。
匿名さん
相手が男でなくては成立しえないストーリーと切なさはBLならではのもので、久しぶりに『これぞまさにBL』と思える作品に出会えました。
読み終えた後、誰かに勧めたいというより、そっと本を閉じて余韻に浸っていたくなるような作品です。
strawberryさん
とにかく真木が切なくて、胸が苦しくて苦しくて泣いていました…。そしてあとがきを読んで、なんと言うか「麻生先生…頑張って書き上げて、本当によかったですね!」と お声をお掛けしたくてたまらなくなったのです。
ふわちゃんさん
こんなにアホな受、知りません(笑)可愛すぎて…脇キャラもしっかりキャラ立ちしてて良かったです。若干ムリクリなとこ(従兄弟が学校に侵入しまくりw)もあったけど、それをも凌駕するくらい受の性格が可愛かったです。
るるたんさん
この作品に出合うまで、干支を擬人化するという発想がありませんでした。登場人物の年齢差も、干支の順番に、ほぼ則っているのが良かったです。とても面白くて、とても楽しく読みました。作品を読んだのをきっかけに私も干支の擬人化で様々な組み合わせを考えてみましたが、考えるだけでも楽しくて、干支の擬人化BLがもっと増えると良いなと思いました。
霧島伊都さん
新と正太朗のピュアな感じやすれ違いなどがすごく萌えました。本編の2人はもちろんなのですが、澤山くんと長谷くんの2人の今後の関係が物凄く気になります
きくらげさん
攻め×攻めの駆け引きの攻防が素晴らしい。いつ墜ちるのか。どうやって墜ちるのか。2巻がとても気になります。これからも期待大の作家さんです。
匿名さん
お互いのことをほとんど知らない二人が会話を重ねたり、他の誰かから色々教えてもらったり。そうして相手のことを少しずつ知っていく。
それは読み手も同じで、登場人物と同じタイミングで知ったりするのがなんだか新鮮でした。彼らの見た目や思考、言葉遣いも現実味を感じさせて、その分、浅野と筧のもどかしい気持ちがうまい具合に伝わってきて、最初は淡々と読んでいたはずなのにいつの間にやら惹きこまれています。
ナポさん
イサク先生の作品中でも、群を抜いてせつないお話です。全篇を通して特徴的なのは、モノローグの美しさ。中でも2巻の一番最後の最後にある津田のモノローグは、作品の締めくくりとして最高のものだと感動しました! 先生はいつもネームに一番時間がかかると仰っていましたが、その成果が見事に表れている作品だと思います。
AO39さん