コミックランキング16位~

コミックランキング16位~

2013年のコミックの充実ぶりは、有名シリーズがこの順位に甘んじている状況で一目瞭然ではないでしょうか。中でも目立ったのはハヤカワノジコ先生の叙情あふれる「夜空のすみっこで、」。そしてほのぼの路線から一転「いとしの猫っ毛 小樽篇」。BL界の話題をさらった「東京心中」。「only you, only」は20位内から漏れましたがコメントが激熱です。「世界一初恋」「素直じゃないけど」は2013年の人気に衰えなしです。

コミックランキング16位

夜空のすみっこで、
内容、雰囲気、表現、どれも幻想的

「夜空のすみっこで、」

ポイント:
569pt
著  者:
ハヤカワノジコ
出 版 社 :
大洋図書
シリーズ:
H&C Comics ihr HertZシリーズ
発 売 日 :
2013/7/19

ユーザーの声を紹介

幻想的すぎる画面構成

貼り絵のように不思議なコマ割と真っ白な背景はその場面の空気や人物の心情を繊細に伝えるだけでなく、長いお話に余裕を持たせ、読み手を焦らせることも詰らせることもありません。
読み終えた時「あぁ、BLだなぁ…」と深く感じさせてくれる本当に素敵な一冊だと思います。
ナポさん

お話ももちろんですが、表紙・本文含めて画面構成が幻想的ですばらしかった…。
高校時代のエピソードと再会してからの二人の距離感など、どれも切なくてキュンとするのですが、個人的に一番印象に残っているのは翔太くんが同級生と喧嘩して須藤さんが呼び出された時の二人のやり取りでした。
匿名さん

ハヤカワさんの絵はシリアスシーンやキスシーンになるといきなり大人っぽくなってそのギャップにどきっとします
ゆなこさん

とにかく作品をとおしての空気感が素晴らしい羨望と恋心のあいだに揺れる二人のやりとりと、そこに座す亡き妻とその連れ子のポジション、どこをとってももどかしく、前作「えんどうくんの観察日記」と並んでハヤカワ先生の作風が遺憾無く発揮されている良作!!
匿名さん

コミックランキング17位

いとしの猫っ毛 小樽篇
ほのぼのから一転、本当に涙がとまらない

「いとしの猫っ毛 小樽篇」

ポイント:
543pt
著  者:
雲田はるこ
出 版 社 :
リブレ出版
シリーズ:
シトロンコミックス
発 売 日 :
2013/2/1

ユーザーの声を紹介

こうやってすぐに涙が拭けるでしょ

表紙を見ただけで読んだ時の感情が蘇り、目頭が熱くなる。自分の中で、これほど本編に深みを持たせた番外編は後にも先にもそう多くはないだろうとすら思えました。
ただ優しいだけじゃない、可愛いだけじゃない、ほのぼのしているだけじゃない。その裏側にあった、絶望感や悲壮感、狡さや切なさ。何を持って今の二人や周りの環境があるのか、知れて本当に良かったと思える作品です。
__モコ__さん

1巻~2巻は楽しいお話だったけど、この小樽編は号泣しっぱなしでした。何度読んでも同じところでボロ泣きしてしまう。
つらい過去ばっかりのみいくんの人生には、ケイちゃんが側にいてくれて本当に良かった。ケイちゃんの友情が愛に変わってく経緯が丁寧に描かれていて自然に納得出来た。
みいくんはこれからいくらでも幸せになっても良いと思うの。っていうか、幸せにしてあげてくださいっっっ(泣)
勇者みさきちさん

「きみの人生を変えてしまってごめん。むずかしいことを考えさせてしまってごめん。
好きだけど、好きだから、一緒に生きるのを諦めようとする気持ちが切なくて…。胸をわしづかみにされました。
もふぱんさん

けいちゃんがみいくんに東京に行く決意を話したシーンで「こうやってすぐに涙が拭けるでしょ」キュン泣きしました。
汐咲バニラさん

コミックランキング18位

世界一初恋~小野寺律の場合8~
国民的BL

「世界一初恋~小野寺律の場合8~」

ポイント:
541pt
著  者:
中村春菊
出 版 社 :
角川書店
シリーズ:
あすかコミックスCL-DX
発 売 日 :
2013/8/1

ユーザーの声を紹介

1ヶ月に1回は読み返してしまう定番BL

律っちゃんの可愛さも抜群ですが、やはり高野さんの俺様攻めがたまりません!1ヶ月に1回は読み返してしまう作品です(笑)
匿名さん

とにかく愛情たっぷりな攻めと、優柔不断な受けとのやり取りがじれったくてツボにはまっている。受けが素直に認めて早く上手いことくっつけばいいのにと思う反面、このつかず離れずの距離感がなかなか面白い。
誰一人悪役がいないところも、あたたかく面白くすすんでいくのも、中村春菊先生のお人柄が出ている作品だと思います。
AKULAKULさん

コミックランキング19位

東京心中 (上)
少年誌でもイケル?恋愛だけではない男×男ならではの関係

「東京心中 (上)」

ポイント:
534pt
著  者:
トウテムポール
出 版 社 :
茜新社
シリーズ:
EDGE COMIX
発 売 日 :
2013/1/25

ユーザーの声を紹介

BL漫画の定義が覆された

ヤられました。最高です。短期間でこんなに何度も読み返した作品は本当に久しぶりです。宮坂の思わず言っちゃった「好きです」に矢野さんの「知ってる」でドカンと落とされました。
たくせきやさん

これほどまでに最初に読むことをためらい、これほどまでに読んでからはまってしまったシリーズ作品は無い!自分の中のBL漫画の定義が覆された感じ。
どう見ても少年誌のような絵とストーリー。でも、ちゃ~んとBL萌え出来るんだ、これが!
いろはにさん

恋を原動力に右往左往しながらも成長していく宮坂の姿は、かっこ悪いところも含めて清々しく、読んでいる私を勇気づけてくれる。そう、恋をしているときって、かっこ悪い…しかし、それがもたらしてくれる変化は、なににも代え難い。
個性的な作品がどんどん出て来ている中で、特に異色で面白い作品でした。
橘圭一郎さん

コミックランキング20位

素直じゃないけど
ツンデレユキちゃんカワイすぎだろ!

「素直じゃないけど」

ポイント:
528pt
著  者:
桜賀めい
出 版 社 :
芳文社
シリーズ:
花音コミックス
発 売 日 :
2013/2/28

ユーザーの声を紹介

シリーズ中一番好きなカップリング!

とにかく!とにかく!ユキちゃんが可愛すぎる!!いつものツンデレはもちろん残っているけど今まで以上に素直になっちゃったユキちゃん!広い心で受け止めるイケメン東雲!最高!!
匿名さん

このシリーズの中で一番好きなカップリング(〃▽〃)今回は今までで一番ユキちゃんのツンデレっぷりが見られたんじゃないでしょうか!!!
番外編では生徒会メンバーがコスプレでユキちゃんはメイドさんに!その姿を誰にも見せたくない東雲はひよこの被り物を被せちゃいますが、我慢できずにメイドユキちゃんを犯しちゃうとかもうお腹いっぱいでご馳走様でした笑
ひーたりんさん

only you, only
2013年の傑作リーマンBLはこれ

「only you, only」

著  者:
麻生ミツ晃
出 版 社 :
海王社
シリーズ:
GUSH COMICS ~ガッシュコミックス~
発 売 日 :
2013/12/10

ユーザーの声を紹介

全力疾走の恋。一生懸命さに涙しました。名台詞もたくさんありました。この作品に出会えて良かったです。
匿名さん

相手が男でなくては成立しえないストーリーと切なさはBLならではのもので、久しぶりに『これぞまさにBL』と思える作品に出会えました。
読み終えた後、誰かに勧めたいというより、そっと本を閉じて余韻に浸っていたくなるような作品です。
strawberryさん

とにかく真木が切なくて、胸が苦しくて苦しくて泣いていました…。そしてあとがきを読んで、なんと言うか「麻生先生…頑張って書き上げて、本当によかったですね!」と お声をお掛けしたくてたまらなくなったのです。
ふわちゃんさん

このおれがおまえなんか好きなわけない
王道だけどひと味ちがう!

「このおれがおまえなんか好きなわけない」

著  者:
緒川千世
出 版 社 :
大洋図書
シリーズ:
H&C Comics ihr HertZシリーズ
発 売 日 :
2013/2/27

ユーザーの声を紹介

こんなにアホな受、知りません(笑)可愛すぎて…脇キャラもしっかりキャラ立ちしてて良かったです。若干ムリクリなとこ(従兄弟が学校に侵入しまくりw)もあったけど、それをも凌駕するくらい受の性格が可愛かったです。
るるたんさん

虎次さんのことが好きなんですが
干支の擬人化BL

「虎次さんのことが好きなんですが」

著  者:
会川フゥ
出 版 社 :
プランタン出版
シリーズ:
Cannaコミックス
発 売 日 :
2013/10/26

ユーザーの声を紹介

この作品に出合うまで、干支を擬人化するという発想がありませんでした。登場人物の年齢差も、干支の順番に、ほぼ則っているのが良かったです。とても面白くて、とても楽しく読みました。作品を読んだのをきっかけに私も干支の擬人化で様々な組み合わせを考えてみましたが、考えるだけでも楽しくて、干支の擬人化BLがもっと増えると良いなと思いました。
霧島伊都さん

くらやみにストロボ
2013年もっともピュアな幼馴染BL

「くらやみにストロボ」

著  者:
ハヤカワノジコ
出 版 社 :
東京漫画社
シリーズ:
MARBLE COMICS
発 売 日 :
2013/11/25

ユーザーの声を紹介

新と正太朗のピュアな感じやすれ違いなどがすごく萌えました。本編の2人はもちろんなのですが、澤山くんと長谷くんの2人の今後の関係が物凄く気になります
きくらげさん

シャイニースター(1)
攻め×攻め どっちが堕ちる

「シャイニースター(1)」

著  者:
七海
出 版 社 :
フロンティアワークス
シリーズ:
Dariaコミックス
発 売 日 :
2013/1/25

ユーザーの声を紹介

攻め×攻めの駆け引きの攻防が素晴らしい。いつ墜ちるのか。どうやって墜ちるのか。2巻がとても気になります。これからも期待大の作家さんです。
匿名さん

こっち向いて笑って
淡々と、でもジワジワと

「こっち向いて笑って」

著  者:
市川けい
出 版 社 :
リブレ出版
シリーズ:
シトロンコミックス
発 売 日 :
2013/4/1

ユーザーの声を紹介

お互いのことをほとんど知らない二人が会話を重ねたり、他の誰かから色々教えてもらったり。そうして相手のことを少しずつ知っていく。
それは読み手も同じで、登場人物と同じタイミングで知ったりするのがなんだか新鮮でした。彼らの見た目や思考、言葉遣いも現実味を感じさせて、その分、浅野と筧のもどかしい気持ちがうまい具合に伝わってきて、最初は淡々と読んでいたはずなのにいつの間にやら惹きこまれています。
ナポさん

いかさまメモリ (2)
切ない夏目作品

「いかさまメモリ (2)」

著  者:
夏目イサク
出 版 社 :
新書館
シリーズ:
Dear+コミックス
発 売 日 :
2013/10/30

ユーザーの声を紹介

イサク先生の作品中でも、群を抜いてせつないお話です。全篇を通して特徴的なのは、モノローグの美しさ。中でも2巻の一番最後の最後にある津田のモノローグは、作品の締めくくりとして最高のものだと感動しました! 先生はいつもネームに一番時間がかかると仰っていましたが、その成果が見事に表れている作品だと思います。
AO39さん

戻る 次へ アワードTOPへ