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久々にページをめくってみました。
しっかり大人のBLで浮ついた無駄展開が一切ない大人の『恋』の話。
落ち着いて読む事が出来る上に萌も降り注いで来る、という本当に満足感の高い1冊です。
特に攻め様に萌えポイントが凝縮されていると感じましたので主観に溢れたおススメをさせて下さい(*'ω'*)
(根幹に触れない程度の軽いネタバレはあります↓)
水上さん、営業のエースで同期の加久田くんに想いを秘めております。
秘めてる、と言ってもそこは営業のエース!しっかり攻める所は攻めていく「手練れ感」に萌えます!!
そして彼自身の抱える過去へのわだかまり。
このわだかまりが家族系なのですが、重過ぎすぎずに、でもちゃんと物語には必要な要素となるわだかまり。
このお話しの軸がある事で深みが出ます。
そして水上さんの過去への向き合い方と行く末にきゅんっとグスッと来ちゃうんです!
私、感動は結構するんですけど実際に泣くって事は多くはないのですが、水解けの結末に今回はホロっといかされました…( ;∀;)
もう、私はすっかり水上さんハマり確定!
「出来る男の繊細さ」って見悶えちゃう・・・!!!
更にエロの魅せ方が、、、感涙モノのエロティックさ!
「ベッドの上では…♡感」が駄々モレでメロメロでした♡
単純に私の好みなのですが意外と描写が少ない攻め受けの乳首キスがサラッと描かれていたあのコマを見た時の興奮、、、!たったひとコマの事なのかも知れませんが私にとってはエロスが詰まってる大事な萌ポイント♪
えぇもん見せてもろたやで~(*´з`)
攻めさんへの愛を綴り過ぎましたが、それを包み込む受けのおおらかさと純真さ。
加久田くん、あなたが居てくれたからこそ、水上さんの愛しさが爆発でした!
ありがとう!
先生、素敵な2人に会わせて下さってありがとう‼
落ち着いたトーンで進む大人の『恋』の話。
麗らかな桜の季節にいかがでしょう(*´▽`*)
大事にし続けたい大人の『恋』が詰まった贅沢な1冊
おススメです!
美麗な絵に惹かれて読みましたがお話も切なくてとても良かったです。元作家とファンが同僚として出会うお話。
加久田の宝物である水上作の本が実は盗作で…?という引きの第一話。二人の過去や水上の本にまつわるあれこれが語られていくんですが、合い間に挟まれる現在の二人と桜がすごく良い雰囲気でした。桜が醸し出す情緒ってどうしてこんなに心に刺さるんでしょう…。
特に好きなのが、水上が暗い桜吹雪の中一人立ち止まって振り返るシーン。地面に散る花びらや、その後の人物アオリの構図で見るおぼろ月など、何かが起こりそうな期待を高めてくれます。
そして軽薄に見えた水上の涙!加久田のことがそんなに好きになってたなんて!?最終話は水上の表情がどれも素直な感情丸見え状態で、すごく良かったです。
短編でいいので、その後の二人の日常ラブラブも見てみたいなあと思いました。
営業成績優秀でも驕らず、後輩からも好かれている水上。でも笑顔の裏に諦めの雰囲気を感じてしまいます。
上司からパワハラまがいの扱いを受けていても、これも自分の日常の一部なのだと
加久田の心配する気持ちを突っぱねたり。
パワハラを受け入れているというより、諦めて抗わないその姿が切なかったな…。
加久田を好きになって、彼は過去の自分の小説を好きでいてくれたけど、それは盗作したもので…と、かなり複雑ですが
無理のない展開だったので読みやすく、とても引き込まれました。
兄の作品の中の水上へ宛てた文章はこれまでの蟠りを解かすようなものでめちゃくちゃ感動しました。
水上も加久田も本心を明かすことができて本当に良かった〜!
単なる同期同士の社内恋愛でなく、深いお話で素敵でした。
表紙の美しさに惹かれ購入しました。少し前の作品
雰囲気が良いですね。水上と加久田二人のあいだを常に静かに舞っている桜の花びらが素敵です
時代設定が1970年代頃のような気がしました。本の装丁とか飲み会の喧嘩とかあの昭和の雰囲気が漂っていたというか、勝手ながらおもってしまいました❗でも水上がスマホ使ってたから違うのか~
水上は盗作というか、ゴミ箱に捨ててあったお兄さんの原稿を手直しして受賞してるから、元々才能はあったのでは?盗作と言えないまでも兄弟合作でも良いのに、それをお兄さんに許されたことで、すごく罪悪感と劣等感に悩まされてるんですね
真面目というか不器用というか、でもそんなところに好感は持てます
そんなに苦しまなくて良いのに…そんなとき水上の小説の大ファンだと言うと加久田に出会います、加久田に盗作だとばらすわけですが、でもばらすことによって救いになってるような気がしました。
加久田は芯が強いけど純情可憐で可愛かったです
水上は加久田のことだけは、うしないたくなかったんですね加久田の強さと優しさに救われていた
最後のお兄さんの優しさが心に染みます
桜に始まって桜に終わる春にぴったりのそして作画がとても美しい作品でした
同期に たった1冊だが辛いときに自分を救ってくれた小説の作家がいた
新卒だけの飲み会から5年 彼との関係は揶揄われるだけの対象に そんな中駆り出された飲み会後…
不思議なの
打算的に見えるその関係に両片想い然り 誰かへの思いが見えてくる
随所に桜の花がちりばめられているのはフランス語での桜の花ことばからなのかな?
良きにせよ悪しきにせよ「わたしを忘れないで」と
桜の花にはいろんな謂れががあるけど…
何だかんだ各々和解できたのなら めでたしめでたしなんだけどね