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表題作オメガ・メガエラ 2

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  • あとがき

あらすじ

話題のSF設定オメガバース×身分制度×華麗なる一族の家督争い、波乱と陰謀の第2巻!!優れた性とされるαが支配する世界。αを産む宿命を背負うΩの人生は、αの子供を持てるか否かにかかっていた。財閥・英家で子を生せず疎まれていたΩ・犀門は、Ωの少年・真宮をαと偽り、跡継ぎ候補として迎え入れることに成功する。ところが、Ωに特有の「発情期」が真宮に訪れてしまう。目の前には英家のα・伊織がいて…!?

作品情報

作品名
オメガ・メガエラ 2
著者
丸木戸マキ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
講談社
レーベル
ITANコミックス【非BL】
シリーズ
オメガ・メガエラ
発売日
ISBN
9784065144534
4.2

(46)

(22)

萌々

(16)

(6)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
9
得点
193
評価数
46
平均
4.2 / 5
神率
47.8%

レビュー投稿数9

BLじゃないんだ…

1巻のレビューをしないまま、2巻のレビューをするにあたり、初めて非BLであると知りました。

ポルノグラファーやインディゴがかなりエロティックなBLだったのでそこからすると今のところそういう描写は全くありませんが腐った目で見てしまうとあちこちに伏線が張られているように見えてしまいます。

主人公の真宮が誰を好きなのかはわかりませんが伊織は絶対好きでしょーとか、斯波は犀門狙ってるでしょーとかこれからの展開にBL展開を求めてしまいます。

このまま非を貫くのかなぁ。

0

斯波の真っ黒に開かれた瞳の読めなさが恐ろしい。その眼に何を写すのか。

不遇のΩであった真宮はαを擬態する。その為に甥っ子に 未遂とは言え手をかけ、事故とは言え妹の家の使用人を死なせてしまった犀門。哀れな主人公かと思われた彼は悪の道へと転がり落ちて行く。そんな犀門の策略に乗ろうと、手を差し伸べる斯波。もー‼︎ 彼の真っ黒に塗られた眼が怖くて。怖くて。本作ではまだ彼の本当の企みは分からず。

征十郎に愛情と言うには異常過ぎる執着を見せる犀門は、もう少しずつ狂い始めているのかも知れない。大人たちのドロドロした感情の交錯とは別に、心を通わせて行く真宮と伊織。
はっきりとは描かれてないものの、彼等こそが「魂の番」だと匂わせてもいる。
一本気で優しい伊織だけが真宮を救うのだと信じたい。

とにかくハラハラするので、時間のある時に一気読みをお薦め。
とりあえず私は1巻から3巻までは一気に読みました。まとめて読めて良かったと思っています。もしかしたら完結まで待って読んだ方が凄いかも。私は他の方のレビューを読んで辛抱堪らなくなって、手を出してしまいましたが。
英家を巡る登場人物も多いので、彼等の誰かに感情移入しても面白いかも知れません。
全員が全員、心に闇を抱えているというのも興味深いです。

4

※ガッツリネタバレしてます

2巻も面白かった!

でも1巻までは家督のために、周りを騙して上手くやっていく話かと思ってたら、使用人の女の子が死んじゃって雲行きが怪しくなってきました…重い。
1巻にも性別偽ってたら即射殺って設定は出てたけども…読んでるこっちまで緊張します。
どういう結末になるのか気になる。

真宮と伊織は幸せになってほしい!
犀門は征十郎さんと心中するんじゃないかってくらいの病み具合…

2

薄暗い雰囲気の中で効果的に挟まれるギャグで飽きさせない

 2巻は1巻よりBL要素を匂わせるシーンも少なく、犀門と真宮の工作、英家で上り詰めるための準備がメインでしたが、十分に読み応えがありました。非BLとはいえあくまで腐女子として作品を楽しむ場合、多少のBL要素がないと萌えが半減してしまう私ですが、この作品はそういうシーンが少なくてもストーリーとそれぞれの人物の魅力でぐっと世界に引き込んでくれます。レトロな2時間ドラマのような空気、嫌いじゃない。丸木戸先生のキャラクター作りのセンスと、物語を緻密に構成していく技量が光るなぁと思いました。

 この巻では斯波がキーパーソンとなってきます。犀門に取引を持ちかけた彼には、一体どんな思惑があるのか。この作品の中では最も喰えない人物に見え、今後彼が何かしらの一大事を引き起こしそうな予感がしました。犀門、真宮、英家に囲まれた中で、彼がそれぞれにどんな感情を抱いているのか、とても気になります。そして、伊織というキャラクターも知れば知るほど本当に魅力的。彼はきっと落ちこぼれなんかじゃなくいくらでもαらしい素質は持っていて、でも自分の気持ちに嘘がつけないために、ここまで態度を拗らせているんですね。健全な彼の心が失われずに済むことを祈ります。3巻の発売が楽しみですね。

1

気になる関係…

今回は、Ωの抑制剤生成のために暗躍する犀門と斯波にドキドキでした。
斯波はお爺様の子なんですね…
黒目の闇が半端ないです…
そして、犀門にはただならぬ思いがありそうな?
まぁ、希望的観測ですけど。

伊織のことを思いやれるし、真宮はいい子ですね。
今後の学園編も楽しみです。
そして、伊織との関係はどうなっていくのでしょう?
新たな登場人物、リリィはクセ強すぎてどうしていいのか…
さすが非B Lなだけあって、女子の登場率高いですね。

次巻は、生徒会選挙編でしょうか?
まだまだ長く続きそうな今作ですが、続きを楽しみに待ちたいと思います。

1

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