• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作好きこそ恋の絶対

諏訪内真二(25歳),元白バイ隊の刑事
高城幹弥(29歳),正義感溢れるエリート検事

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

諏訪内真二は、白バイ隊から捜査課に人事異動され刑事となった25歳。配属されて最初の事件の担当検事は、先輩刑事たちから敵視されている高城幹弥だった。しかし事件を二人で調べるうち、真二は高城と親しくなりたいと思い休日を一緒に過ごすことに。やがて真二は、正義感溢れる高城に惹かれ始め…。新米刑事とエリート検事の恋は。

作品情報

作品名
好きこそ恋の絶対
著者
いおかいつき 
イラスト
奈良千春 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
シリーズ
好きこそ恋の絶対
発売日
ISBN
9784344806047
3.6

(27)

(4)

萌々

(13)

(8)

中立

(0)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
13
得点
96
評価数
27
平均
3.6 / 5
神率
14.8%

レビュー投稿数13

清々しいCP!

『絶対』シリーズ1作目です。

いおかさんでは唯一好きなシリーズなんです。
こちらの本編(真二×高城)もいいんですが、私はスピンオフ(高城の弟CP)がすごく好き。

いえ、もともと『年下攻』も『お仕事もの』も苦手だからスピンオフの方が個人的好みに合うのは確かですが、逆に言えばこちらの本編は『好みとは違う』のにそれでも好きだってことなんですよね。

ホントにこのシリーズは好きだし面白いと思っています。

ただ『お仕事もの』というほどじゃない気がします。あらすじに『事件』と出てくるのと、何より『刑事×検事』なので、私がそう思い込んでただけなんですが。

特に事件面は、それらしい雰囲気だけで所謂『謎解き』部分がほとんどないに等しいので、刑事×検事の『事件もの』を期待して読むと肩透かしかも。
イヤ、私はいっそその方がいいんだけど。

そういう意味では、決して『事件もの』『推理もの』じゃなく、まさに『ラブストーリー』なんですよ。

キャラクターは、本来は苦手な『年下攻』の中でも『女王様とワンコ』は好みなので真二は好きなんですよ。とても素直な気持ちのいいキャラクターです。

高城は、年上受苦手なので本来の好みではありませんが、それでもいいキャラクターだと思います。
何よりも、途中の『自転車と関西弁』のシーンで一気に高城の好感度上がりましたよ。←このシーンの高城のイラストがまた素晴らしい!イラスト含め、このシーンだけでも読んだ意味はあったというくらいです。

イヤもう、とにかくこの2人のCPはすごくイイ!どちらも(少なくとも年齢は)大人の男なのに、なんて可愛いラブなんだ。初々しいと言うかなんと言うか・・・Hは結構しっかりなんですが。

読む前にあらすじ等でわかっていた設定やキャラクターはどちらかと言わなくても苦手なので、ほとんど期待してなかったんですよね。
いおかさんあまり合わないし。←決してキライではない。ただ好みとズレるだけ。

でも、予想外によかったんです。気に入りました。

あえて言うなら、終始真二視点だから仕方ないんですが、高城の気持ちの動きが見え難くてラブ面がちょっとあっさりな気がして、そこがちょっと惜しかったかな。基本すごく面白かったから。

まあでも、事件もラブも深く突っ込みずぎない分あっさり読みやすいとは思います。シリーズとして続きもあるのでここで終わりじゃないし。

結局のところ、少々気になることがあっても面白かったからまあいいやってことなんですけどね。


ところで、イラストですが。

大変失礼ながら、私は奈良さんの絵柄はまったく好みではありませんが(別にキライなわけじゃないですよ)、とても上手い方だとは思っています。これこそ私が言うこと自体失礼かもしれませんが。

正直なところ、真二がいくら大型ワンコでもちょっと茫洋とし過ぎてるかな~という気はしたんですけどね。
高城はすごく素敵です。一目惚れもするだろ!って納得してしまうくらいカッコいい。

それでも、個人的好みとは無関係にさすがに人気のある方だなと感じるイラストでしたね。

3

ヘタレワンコとクールビューティー

いおかさんの初読み作品でした。
シリーズ第一作目。
一応、お仕事ものです。
ただ、攻めキャラのおかげか硬さはないです。
攻め視点なのも良いですね。


攻めはバイクが大好きで、白バイ乗りとして成績を上げていたら刑事課へ引っ張られてしまったという、ヘタレワンコ系・諏訪内。

受けはクールビューティー系の検事・高城。
捜査に口を挟むため、刑事たちには煙たがれる存在。


諏訪内は、刑事課移動後の初仕事で高城と出会います。
彼の立ち姿の美しさや事件へ取り組む真摯な姿勢に、いつの間にか惹かれていくというお話です。

攻め視点で進むので高城の気持ちはわかりづらいですが、その分、諏訪内がまさしくワンコで高城(飼い主)に「ワンワン(好き好きー)」と尻尾を振って駆け寄っていくさまが可愛いんですよね。
そして、カッとなると大阪弁な高城。
外見の美しさとのギャップが笑いを誘います。
シリーズものなので、今後このふたりがどうなるのか楽しみです。
奈良さんの挿絵も作品にマッチしていて、すごく良かったです。

3

あ~面白かった

いおかセンセ、大好きです。リロードシリーズからの大大ファンなので、このシリーズも似たようなものかな~と予想し読み始めたのですが。
m(_ _)m 早計でした、浅はかでした。
あ~面白い(๑≧౪≦)ノノ。
2人の気持ちがとてもまっすぐで気持ちいい。スカッと読めて、それでいて
ちゃんとエロいので満足して本を閉じることができる。「あ~面白かった」って。
刑事モノだから、事件も起こる。そのさじ加減が、モロ好みなのよね~。
おすすめです。さ、続き読もっと。

2

ナイスカップル!

実は奈良千春さんのイラスト買いです。
前はどちらかといえば苦手だった奈良さんのイラスト。
ですが、はまると他では物足りなくなるような・・・。
カラー口絵はもちろん、イタしているイラストは良すぎです!

刑事や検事が出てくると思うとハードなストーリーのイメージがあったのですが
これはかわいくて、きゅんきゅんきちゃいました。
なんていうか、ド・ストライクでした。

攻の天然な素直さも受のクールさもすっごく好み!
シリーズ物ということなのですぐにでも手に入れたいです。


1

大型ワンコ

絶対シリーズ1作目。

白バイ隊員から刑事課に移動になった新米デカの真二が、エリート検事の高城に夢中になっちゃうお話し。

真直ぐで感情のまま突き進んでいく真二が愛らしいです。
二人ともノンケなのに、戸惑うことなくあっさり恋人展開になるなど、思うところは多々あれど、深く考えずにさらっと楽しめる作品でした。

大型犬のような真二(まさにワンコ攻め)を前には、細かい部部は多めに見ようと思えてしまいます(笑)

高城も仕事モードとオフモードのギャップが激しくなかなかいいキャラです。
でも関西弁のキャラは高城より真二の方がイメージに合うかな。

1

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(小説)一覧を見る>>

PAGE TOP